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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

ソータの夏

2017-07-03 06:38:00 | ギター
公式戦の勝率10割で
「無敗」のまま29連勝を
連ねてきた天才ソータが、
とうとう黒星を喫した。

「投了」の瞬間は、
頭を下げたときに、
思わず、涙が出そうになった。

相手は以前にも敗北した
佐々木五段である。

14才対22才の闘いは
先輩が終始有利な戦況にあり、
その微差はとうとう最後まで
縮まなかった。



詰め将棋選手権三連覇の
ソータをもってしても、
終盤の逆転奇跡は起こせなかった。

それほどに、
将棋にとって序盤・中盤の
構成は重要なものだと
感じさせられた。

敗戦後は、
「連勝は、いつかは途切れるので・・・」
という淡々とした
コメントをしていたが、
この敗北を機に
さらなる高みに
ステップアップするような
気がする。

次の楽しみは、
最年少タイトル獲得であるが、
「忍者」こと屋敷九段の
18才6ケ月を更新することである。

7月19日に15才になるソータが、
3年半内にタイトル覇者になるのは
夢ではない。

将棋というゲームには
麻雀やポーカーのように
「運」の要素がなく、
アルゴリズム的な道順で
正解が必ずあるので、
瞬時にして何億通りも計算できる
コンピューターに人間が
負けるようになってしまった。

その時点で、
ゲームとしての魅力と
存在価値は消滅したように感じたが、
奇跡的な勝率と連勝で
漫画を超えたようなキャラが登場し、
人間どうしの対戦に
また面白味を感じるようになった。

天才・羽生が現われた時も
「羽生マジック」に魅了されたが、
その羽生に非公式戦ながら打ち勝った
天才・ソータの「藤井ブランド」にも
魅了されるものがある。

願わくば、
最強コンピューターをも撃破して、
プログラマーたちをギャフンと
言わせて欲しいし、
羽生の前人未到の「七冠」超えの
「八冠」をも達成してほしい。

まずは、
初タイトル奪取まで
期待して応援したい。

ガンバレッ!! ソータ!! ヾ(*。>◇<)ノ

↑ 「ニコ動」の応援コメ(笑)。

昨日は、
何回も念じてコメを送り、
モニター画面に向かって
拍手・ご祈念したが
破れてしまった・・・。

朝10時から
夜の10時まで、
共に闘った心境である。

そのせいで、
還暦オヤジの体調は
今朝はガタガタである(笑)。

_| ̄|○ ガックシ・・・





12時間にも及ぶ
長丁場の将棋対戦を
横目に視ながら、
先日、預かったギター部の
元マドンナ「ムクちゃん」の
ギターのメンテをした。

なにしろ、
35年もケースに
入れっぱなしだったというから、
ドラキュラならお棺を空けたとたんに、
灰になってモロモロになるところである(笑)。

いつもの手順で、
まずはドロドロになった指板や
色のくすんだフレットを
「ピカール」という
スグレモノのコンパウンドで
磨きにみがきあげる。

この過程だけで、
エアコンと扇風機をつけていても
汗がしたたり落ちる。

次に、サウンドホールに
手を突っ込んで、
中のホコリを掻き出すのだが、
35年物ともなると、
あった、あった、
ネコの毛玉みたいなもんが(笑)。

しかも所有者の
髪の毛つき(笑)。

女性なら誰しも・・・
(/o\)イヤン!
となるだろう。

表面板、側板、裏板、
ネックを順に
ポリッシュで
汚れを落としワックスがけする。

最後に新品の弦に張り替えて、
メンテ完了である。

自分のギターであれば、
ブリッジやナットを調整して
弦高の微調整もするのだが、
あまり弾かないようなので
デリケートな演奏家仕様は
必要なかった。




35年もお棺に眠っていた
ドラキュラもピッカピカの
新品のように甦り、
試し弾きしてみたら
往年の名器の音が
しっかり目覚めた。

70年代の銘木を
ふんだんに用いた
世界トップクラスの
「桜井ギター」なので、
現代ではヴィンテージ・ギター的な
価値があり、ヤフオクに出したら
高額落札も期待できるはずである。





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