『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

彼岸花

2018-09-25 04:25:00 | 風景
普段は
信仰心なぞまったくない
数学教師のカミさんだが、
どういうわけか、
墓参りだけは
きっちりしないと気がすまない
たちのようである。

なので、
いつも、せっつかれて
春秋の彼岸とお盆には
連れていかれる。

自分は
フルタイム宗教なので、
パートタイム宗教の人たちを
どこかで面白がっているが、
逆に、盆も彼岸もこだわらず、
ホトケほっとけの方で、
自分の葬式も墓参も別に
してもらいたいとも思っていない。




でも、
長年、抹香臭い京都に
棲んでいたせいか、
墓地や寺巡りは
キライではない。

一休や利休の墓参りにも
出かけたことがある。

長らく茶を嗜んでいるので、
古びた灯篭なぞにも
魅かれるものがある。

在京中は、
カミさんと二人で
離宮以外は末寺、塔頭まで
ほぼ行き尽くして
探訪記録もマメに
幾冊も作っていた。

帰郷してからは、
郷里の景観のなかに
時折、京都の風情を
感じたりする処を
見つける時がある。

信夫山でも、
墓地のススキや灯篭、
眼下に流れる川筋には
どこか嵯峨野っぽさを
感じないでもなかった。




社務所の花壇一面に
彼岸花が絨毯のように
密集して咲いていた。

小川の畔に
ぽそりと紅を置いたように
侘しく咲いてるのには
風情を感じるが、
花壇一面に植えられたものは、
なんだかなー・・・である。

(•ω•`; )






カミさんが
牛バラ肉パックを買ってきたので、
半分ほどもらって、
セルクルという型に敷き詰めて
70℃で50分ほどオーヴンで
低温調理してみた。

ウェッジウッドに
型から外して
庭のハーブを飾り、
卵黄・にんにく・オリーヴオイルの
黄色いソースと
あまった白身の薄焼きを添えてみた。

肉には
タイムやバジルを効かせたので、
いくらかフレンチっぽい
惣菜になった。

あまり肉好きじゃないカミさんは
一切れチョイと
摘んだっきりだった(笑)。




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