BSで
渥美清の『泣いてたまるか』の
放映がはじまった。
昭和41年(1966)の作品だが、
当時、9歳(小3)だったので、
「そーらが、泣いたら
アーメになーるー♪」
という主題曲を
ちゃんと覚えている。
『男はつらいよ』で
寅さんのイメージが強い渥美が、
毎回、別の役柄で登場するから
なんだか不思議な感じが
しないでもない。
ただ、
この頃のギャグは
いたって稚拙で、
お寒い場面の連続で
辟易する。
昭和40年代の
風俗、社会描写を
ノスタルジックに懐古するつもりで
映像を眺めている。
それでも、
当時、全盛の女優、
左幸子や広瀬みさらの美しさは
一見に値する。
もしかすると、
全シリーズ終了後に、
テレビ版『男はつらいよ』も
放映されるかもしれないが、
同様に、内容は
あまり期待が持てない気がする。
菅原文太「追悼」で放映された
代表作の『仁義なき戦い』は
一度、観たことがある。
戦後、広島で
暴力団が成り上がっていく様が
よく理解できる第一作である。
この後、
続編から完結編まで数本あるが
全部は観ていないので、
この機会に観てみようかな、
という気になった。
「八九三(やくざ)」の語源は、
花札賭博で合計20が
無得点のクズ手になることから、
人間の屑、どうしようもない者、
という意味に転化したようだ。
「シカト」や「ヤバイ」という言葉も、
元々ヤクザ用語である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます