教会の春季霊祭のバザーで
松華堂弁当の器を500円で買ってきた。
よくよく見ると
ウレタンで
あまりいいものでもなく
蓋にはゴテコデと趣味のよくない
絵が描いてあって
ちょっとガッカリした。
それでも、一人でウチ・ランチを
食べることがよくあるので、
これからはこれに
ちょちょいと盛って
気分的にでも楽しみたい。
霊祭のお下がりに
オハギを二つもらって帰ったら
家にも四つほど母親がもらってきて、
二日続けて、朝昼晩と
六つも食べた。
子どもたちもカミさんも
粒餡は好きじゃないので、
トーチャン一人で食べてしまった。
そのあと、きっちり胸焼けして
逆流性食道炎の薬を呑むはめになった。
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『道落もの』
リキュール
幼少の折、ボロ借家にもかかわらず、我が家にはサイドボードがあって、なにやら怪しいリキュール類があった。いっちょまえにカクテル・シエーカーやミキシンググラスもあったので、親父が遊びで作っていたのかもしれない。
バイオレット・フィズだのチェリー・マラスキーノだのがあり、子どもの頃は、そのきれいな色を眺めながら、時々キャップをあけて匂いをかぎ、クラクラッとくるのを楽しんでいた。
中年になってから、『レモンハート』から知識を得て、ずいぶんとリキュールを楽しむようになった。
貴族の門外不出のレシピで作られたドランブュイは何度も買った。
シャルトリューズ゛はヴェールとジョーヌを揃えた。
ルジェのクレーム・ド・カシスは今でも常備してあり、白ワインで割るとキールになり、シャンパンで割るとキール・ロワイヤルという最高のアペリティフになる。タツミヤのバーでは、赤ワインで割ったものをファピエンヌと命名していたが、はたしてワールドワイドなカクテル名なのか怪しい。
果実系では、ルジェのフランボーワーズも秀逸で、ピーチツリーをシャンパンで割ったベリーニも高貴な味がする。
ラッカとか、クラウンベリー、ミルティーユ、ミラベル、とかもテイスティングしてみた。
ラッカは田崎さんが優勝したときのソムリエコンクールのブラインド・テストに出題されていたが、TVで見たら誰も答えられなかった。案外、プロでもリキュールのことは知らないんだ、と驚いた。
杏では、杏露酒(シンルウチュウ)が抜群である。永晶源のシリーズでは、青リンゴ、サンザシ、ブルーベリー、ライチとすべて揃えたことがある。どれも秀逸な和製リキュールである。
アニス系では、ペルノーやリカールがメロン風味がして、お気に入りのひとつである。メタクサやウゾーというギリシアのものは水に入れると白濁する。
柑橘系では、カンパリもそうだが、やはりグランマニエとコアントローが定番である。サントリーの製菓用オレンジリキュールも安価なので愛用している。
コーヒーリキュールもいろいろと試してはみたが、やはり、カルーアにとどめをさす。
チョコレート系では、モーツァルトにブラック、ホワイト、マイルドと3種ある。
他にも、マロンリキュール、アイリッシュミスト、サザンカムフォート、アヴォカート、デュボネ、ジェット27・・・と、リキュールではいろいろと楽しんだ。
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