『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

ハロワ受難

2019-04-27 07:23:00 | ノンジャンル
世間は今日から
史上初の「十連休」である。

先週、京都から再来福して
リサイタルに来てくれた
教え子のイマダケちゃん夫婦は、
今、カンボジアでバカンス中だから
羨ましい限りである。

先日のセミナーで
Tちゃん先生から、
福島刑務所で週一日4時間勤務の
「処遇カウンセラー」の募集がある、
と聞いたので、
週休5日の身には
ダブルワークにいいと
のこのこハロワに出かけてみた。

生まれて初めての
ハロワである。

平日の午前中だったが、
駐車場がいっぱいで、
遠くの第二駐車場まで
行かされた。





まず、
ハロワ登録カードというのを
得なくてはならず、
その為の記入書類がある。

ペン字稽古を始めてから、
手書きが苦にならなくなったのは
いいことだなぁ・・・と、感じつつ
一字一字ていねいに記入した。

そしたら、
しばし待たされて
個別ブースに呼ばれ、
係員と対面式で求人手続きに入る。

こっちは生まれて初めてなので、
記入書類には不備があるのは当然なのだが、
どーも係員のオバハンのサジェスチョンが
いちいち役人口調の冷淡さで
親切心が感じられず
いささかイラッときた。

そして、
事業所に問い合わせるが、
何か訊きたいことはないかと
尋ねられたので、
「学歴」に「心理学隣接諸科学」と
「資格」に「臨床心理士」とあるので、
「学校教育学」と「公認心理師」でも可能か
確認してもらいたい旨を伝えた。

そしたら、
目の前の電話機で
様変わりしたトーンの高い声で
猫撫で声のように話しするのを聞いて、
キモチ悪かった。

しかも、
相手の言うことに
「そうですよね。そうでしょうね」
と、何やらへつらっている。

そして、
「私も勉強不足なんですが、
「おおやけ」に「みとめる」と書く
「公認」心理師というんです」

「はい。やっぱり、ダメですか・・・。
はい。わかりました」
と、アッサリむこうの言い分を呑んで、
「この条件では無理とのことです」
と、聞いて唖然とした。

ハロワのオバハンが
認識不足なのは仕方ないとして、
司法関係の求人側が
処遇カウンセラーの公募をしといて、
「公認心理師」を知らんとは、
「呆れ烏の背中ちゃんぎり」で
屁も出ない、というやつである(笑)。

いちおう、
オバハン相手に、
臨床心理士は民間資格で、
公認心理師は去年できたばかりの
国家資格で、司法面にも通用する
汎用資格であること、
「教育学」は「心理学隣接領域」であることを
腹立ち紛れに説明したが、
ハトが豆鉄砲くらったように
眼テンになりながら・・・
「ああいうとこ、お役所的なんで、
融通性が利かないんです。
上司の言うとおりに従うしかないんです。
お疲れさまでした」
だって・・・(笑)。

チュドーン! (/_;)/  

脳内に、
≪ 0.5×0.5=0.25 ≫
≪ バカ×バカ=大バカ ≫
という
アインシュタインの公式が
浮かんだので、
「撤収! 撤収ぅ~ッ! 」
と、現場監督命が出た。

これが、ハロワか~ッ!
これが、シルバー人材活用か~ッ!
・・・と、
あまりの無知蒙昧、不親切ぶりに
驚きと怒りを禁じえなかった。

一寸の虫にも五分の魂で、
オバハンめがけて
「認識不足も甚だしい!
 無駄足だった!」
と、せいいっぱい毒づいて
席を立った。

バカ~ッ!ε=ε=ε=ヾ(*。>◇<)ノ オマエラ、ミンナ、シンジャエ~ッ !

・・・と、小雨んなか
泣き怒りながら
出てきた(笑)。

懇意にしてる
宗教家のTちゃん先生からの
情報だったので、
何かのご神縁を感じて
行動したのだが・・・。

このハロワ事件は
どんな意味があるのだろうか、
今も考えつづけている。

もっと、
世間を識れ、
ということかなん・・・。

・・・にしても、
思い出すだに
腹ぁ立つ(笑)。

この、
痴れ者めが━━ヽ( `皿´ )ノ━━━!! 

やっぱ、
連休中はおうちで
ジッとしてれば
よかったのかなん・・・。






Tちゃん先生ご姉妹を
茶室にお迎えしたので、
節句飾りと自作短歌の
「詩書画」色紙を掛けた。

京都在住中、
教職にあって
失意の出来事で現した作品
と記憶しているが、
どんな出来事だったかは
思い出せない。

 何ひとつ
  身にはまどわで春風の 
   何処を吹けども
    我れはわれなり

京の茶室「竹輝庵」でも
掛けていた書である。

        




雨上がりに
散歩に出た。

近所の空き地の道端に
アスパラが生えていて、
二本手折って持ち帰り
軽くガスで炙ってから
赤穂の塩でやってみた。

採って五分もしないので、
新鮮このうえなく、
『白鶴』の純米大吟醸の旨さが
際立った。

フキノトウのように
わざわざ山に行かずとも、
道端で野菜が採れるって
いいなぁ・・・と、
小さな幸せを感じた。

我が庭のアスパラも
痩せっぽっちながら、
二本ほど伸びていた。

そのうち、
喰ってやろう。


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