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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

手直し

2018-03-15 07:49:00 | ギター
玄関の室礼(しつらい)を
桃の節句の「雛飾り」から
ようやく模様替えした。

お雛様の片付けが遅れると
嫁入りが遅れるというが、
うちは三人息子なので
その懸念はない。

もっとも
平成元年生まれの長男は
アラサーにもなるのに
とんと嫁取りの様子もない。

親父は27で結婚したというのに。




アキの中学時代の
美術作品が保管してあったので、
色紙に表具してみた。

絵も落款も稚拙このうえないが、
邪気や外連(けれん)味がないのがいい。

庭にはまだ
何の花もないので、
レンギョウの新芽と
ホトケノ座の花芽と
山茶花の若葉とを活けた。

花入は
京都洛西の
竹林公園で買った
煤竹二重切である。

もう、
三十年ほど経て
いい具合に侘び感がでてきた。

酒器にしていた
信楽の小壺は
3.11で落下して
粉々になったものを
ボンドで修復した。

無意識で取り合わせた
道具組みだが、
3.11で傷ついた心にも
やがて芽が出て花が咲く、
といった復興テーマ曲の
『花は咲く』みたいになった。

それは、今回の
復興支援リサイタルの
オープニング曲でもある。




昨日は、
フルート&ギター・デュオ
『ピアミルダ』の練習日だった。

リサイタルのプログラムから
『亡き王女のパバーヌ』
『涙のパバーヌ』
『リベルタンゴ』
『コンドルは飛んでいく』
の合わせを行なった。

いずれも、
コンサートや発表会で
公演済みの曲だが、
まだまだ磨きをかけられる
余地がある。

『リベル』では
かねてよりW先生から
“気持ちがワルイ”という箇所を
また指摘されて、
練習後に譜面を検討してみた。

そしたら、
やはり理に合わない
編曲になっていて、
バス(低音部)を統一したら
スッキリと整合性が得られた。

それにしても
わずかな音の濁りやテンポの狂いを
見逃さないW先生の耳のよさには
いつも感心するばかりである。

自分は
ギターは小3頃から
独学で初めて、
小6から習い始めたが、
教室でも音感教育やソルフェージュを
やっていないので、
絶対音感も絶対テンポ感も
身についていない。

それゆえ、
後付の演奏技術の向上や
音楽理論の習得で
なんとかやってきたが、
やはりアンサンブルになると
基礎が身についていないボロが出てしまう。

やはりそれは
「趣味のアマチュア音楽」
というレベルなのである。





ソータの
先日の師匠戦が
いまだに週刊誌などの
話題になっている。

小1の時に、
現師匠にその才能を見出され、
手塩にかけて育まれ、
古今希なる
伝説の棋士となりつつある。

先日の「恩返し」対局では、
深々と長い礼を
師匠にしたシーンも
人々を感銘させた。

***

今日は10時から
ソータの順位戦の最終戦がある。

ここまで全勝で来ているので
もうC級1組への昇級は確実なのだが、
相手は前回に敗北を喫している
三枚堂六段である。

しかも彼は
かの30連勝を阻んだ
佐々木勇気の朋友である。

これは、
Sotian(ソータ派)としては、
見逃せない一戦である。

ソータも今や
佐々木・三枚堂と同じく
六段に追いついた。

しかも、
今年度の四冠王となり
朝日杯では優勝、
今年中には
七段昇段の呼び声も高い。

現在の14連勝中の内容は
佐藤名人や羽生七冠ら
幾多の高段者を破ってのもので、
四段時の29連勝に匹敵する
ものである。

三枚堂は「桂の貴公子」と
称されているが、
ソータも「桂の魔術師」と
呼びたいような使い手である。

「三桂あって詰まぬ事なし」
の格言どおり、
盤上でソータの桂たちが働きだしたら、
勝負はあった、
と言われるほどである。

今日の一戦では、
雪辱を果たして
連勝記録を15に伸ばすものと
確信している。

対局は10時開始で、
勝敗が決するのは
夜の10時過ぎになるだろう。







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