『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

『アモック』・・・と、知る。

2022-12-22 08:26:23 | 社会問題

今日で長かった2学期勤務も終了で、
明日が「終業式」である。

今朝は時間調整で
いつもより1時間早く
勤務せねばならず、
Tちゃん先生の教会にも
「お礼」参りをしたいので、
さらに30分早く出ねばである。

これから、ベント作りして
いつもより1.5時間も早くの
出勤になる。

早朝の5時頃に
ゴミ出しに行ったら、
小雨がパラついていた。

今日だけは日中は
10℃を超えるというが、
明日からは大寒波になるらしい。

*

 

オフ日のきのう、
中国から3週間もかかって、
やっとケーキ創り用の
「回転台」が届いたので、
さっそく、既製品のスポンジケーキと
出来合いのホイップで、
台の使い具合を試してみた。

そしたら、YouTubeなどで見る
プロ用のステンレス製の
大型台とは異なり、
5号スポンジと同じ大きさなので
廻すのに苦労した。

あらかじめ大きな皿にセットして
やるべきだった。

既製品のスポンジは
2ケの大きさが不揃いで、
しかもホイップは固すぎて
パレットナイフでスッスッと
巧く伸びてくれなかった。

なので、またまた、
「小学生の工作」みたいな
貧相なものになった・・・(笑)。

“パティシエごっこ”としては、
まだまだ、改善の余地がありそうだ(笑)。

ちなみに、
スポンジは1ケ460円と割高で、
ホイップも250円だったので、
(460×2+250)×1.08=1.263円と
これまた割高になった。

スポンジを自分で焼いて
ホイップも自分で泡立てれば、
小麦粉・卵・ホイップ用クリームで
せいぜい300円内には収まる。

*

フミが「ふるさと納税」の
見返り品として、
ソーセージの詰め合わせを
送ってくれた。

5種類で30本あるので、
年末年始に三兄弟・三世帯が
帰省した際の、
いい酒肴になりそうだ(笑)。

*

『100分de名著』の
中井 久夫編を見て、
いい勉強になった。

かねがね、
東南アジアで起こる
「文化的病」の、
突然発狂し無差別殺人を起こし
村人に殺されるという
「拡大自殺」について
臨床や教育で、しばしば、
取り上げる事があったが、
それが『アモック』と
呼称されていることを知った。

これに似た社会事件が
日本でもたびたび起こっており、
大阪でのメンタルクリニックに
火をつけて多数を殺害し、
自らもその場で自殺した事件なぞが
思い起こされる。

古くは、『八墓村』の
モチーフにもなった
実際に起こった事件もそうだし、
ナチス・ドイツに共鳴して
集団ヒステリーのようになった
ドイツ国民もそれに似ている。

 

JC/JKのクライエントが
しばしば訴える
「他人にどう見られているか」
という強迫的観念も
文化依存型であるという。

これが高じて病理性を帯びてくると、
「対人恐怖症」や「社会不安障害」
という「こころの病」になる。

また、「痩せてる=美しい」という
先進国特有の美的価値観に捉われると、
摂食障害「拒食症・過食症」になる。

世界共通に現れる
「普遍症候群」に対して
「文化依存症候群」という論を
提出したのは中井の卓見だが、
さらに、そこから、
「個人症候群」という概念をも
考え出したのは、驚きである。

 

エレンベルガー(エランベルジュ)は
ユングやフロイトらの
パトグラフィー(病跡学)的研究から
「創造の病」という概念を述べたが、
中井の「個人症候群」は
それに通ずるものがある。

中井は、
憑依患者の経過観察から、
病前の内向性から外向性に変わり
葛藤から自由な人格になった、
という臨床体験を語っている。

これは、
ユングの博士論文である
『いわゆるオカルト現象の心理と病理』
にも、同様の記述がある。

中井は、
ユングや河合先生などの
「個人の神話/物語」を尊重する
という分析心理学的な
臨床アプローチと同様に、
「より個人的な方向に
寄り添う形でしか回復し得ない」
と表現している。

*

来年、5/27の
福大OBOGコンサートの
「私的」チラシを作ってみた。

この年末年始と冬休みは
親類縁者や友人知人と会うので、
告知しようと思っている。

 

 

 

 


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