『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

リスク・マネジメント

2023-06-16 08:01:56 | カタストロフィー

梅雨に入り
低温・低気圧のせいで、
坐骨神経痛が
いつにも増して疼いている。

おまけに、
三度も発生した
背中の同じ部位に
アテローマ(粉瘤)のような
盛り上がった炎症が起こった。

これはかなり痛くて、
表面をカミさんに穿刺してもらい
排膿しようかとも
思っているが、
果たしてやってくれるか・・・。

*

パスタのマイブームで、
夕食に三食分つくっては、
一食分を翌日のベントにしている。

出来立ては、
熱々で香り豊かな
ブルーチーズのパスタも
一晩おくと、ふやけて増量し(笑)、
なんだか別物になる。

*

ここ数週間に発生した
震度5クラスの地震のエリアを
マッピングしてみると、
「東南海」地域が
空白ゾーンになっているのが
一目瞭然で判る。

なので、
プレートの「歪みエネルギー」は、
今まさに、この領域で
解放されるのではないか、
というのはシロート眼にも判り、
専門家も警告を発している。

3.11と同程度の
M9で震度7クラスが起こると、
フクシマ原発を襲ったような
15m級の津波が押し寄せる。

大阪・名古屋・東京の
三都市は、いずれも
太平洋岸に面した平野部で、
しかも、多くの河川が流入している。

海抜0mの臨海エリアは
言うに及ばず、
平野部で15㎞ほど浸水し、
河川があれば30㎞は遡上する。

また、
一見、四国に阻まれて
津波の被害はなさそうに思われる
瀬戸内海にまで、
波の「回折」という回り込みと
二つの波が出会って生じる
「合成」高波が起こるだろう。

伊勢湾や東京湾にも
当然、波は回折して
その隅々までやってくる。

水流実験では、
30㎝ほどの波であっても、
人は足を奪われる。

50㎝を超えると
車は浮いてしまって走行不能になり、
やがて、ドアは水圧で開かなくなる。

電気系統もダウンすると
パワーウィンドウも開かなくなるので、
脱出には、窓ガラス破砕用の
ハンマーが要る。

 

線状降水帯の発生で
短期集中のゲリラ豪雨に見舞われ、
冠水地域で水没して
亡くなるドライバーが
毎年のようにいる。

車用の脱出用ハンマーというのが
ちゃんとあるが、
それを普段から装備している
ドライバーは少なかろう。

3.11の津波被害で
知人を亡くした身としては、
突然に発生する自然災害に
リスク・マネジメントを怠る事は
死に直結する・・・という、
教訓を学習した。

三陸部にある
「津波てんでんこ」
(津波の時は各自勝手に非難せよ)
という先人の教訓は、
その地元である
大川小学校でさえ活かされず、
84人もの児童・職員が犠牲になった。

5類に格下げになったとはいえ、
コロナ感染症は
未だに収束をみていない現状で、
3.11の時のように、キチキチの
「三密」の避難所生活が強いられたら、
パンデミックの再燃も懸念される。

地震に津波にパンデミックでは
「三重苦」になるだろう。

それに、
インフラも破壊されるので、
断水・停電・ネット不通・・・も
同時に起こり得るのである。

京大の名誉教授である
地震学博士は、
東南海地震は、富士山爆発と
関東域の直下型地震も
誘発する蓋然性が高い、
という論説を発表している。

「東日本大震災」は
2.2万人の犠牲者だったが、
「西日本大震災」は
その7倍あまりの
15万人の犠牲者が出るという
試算がされている。

阪神大震災を経験した世代には、
古い建物や家屋が倒壊して
火災が随所で発生したのも
覚えているだろう。

震度7では、
ビルディングも倒れ、
高速の高架橋も横倒しになった。

3.11では、
東北新幹線と東北自動車道は、
半年もの間、補修の為に
不通となった。

そして、原発事故の処理は
12年経った今でも、
汚染水処理もままならぬ状態で、
5万人以上が
県から流出したままである。

東南海・関東直下型で
懸念される原発は、
「東海第二」「浜岡」
「伊方」「上関」がある。

津波対策は万全としても、
震度7の激震で
電源喪失や格納庫破損、
バルブ類破損などが起こらないとは
誰も断定はできまい。

*

シェークスピアの『ハムレット』には
「不幸は一人ではやってこない。
群れをなしてやってくる」
という科白がある。

日本にも古くから
【泣き面に蜂】
【踏んだり蹴ったり】
という格言がある。

3.11で被災者が
最も打ちのめされたのは、
超巨大地震・
超巨大津波・
超規模原発事故・
という、あれもこれもが、
いっぺんに起こった
「複合災害」だったことである。

津波や放射能汚染で
故郷を追われ
異郷の避難所や仮設住宅で
不自由な暮らしを強いられて
そのストレスで病死、衰弱死、
はたまた、自死に及んだ人々は
数千人と少なくない。

今、近々に、
同規模の被災が起これば、
間違いなく、
「コロナ感染」再燃という
リスク・ファクターは加わるだろう。

 

 

 

 


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