『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

モスる

2018-11-26 07:56:00 | ガーデニング
買出し散歩の出で立ちが
たまたま緑のセーターに
緑のズックだった。

そしたら、
すぐに道端のコケに
目が行くので、
(この緑のモフモフ感が
好きなんだなぁ・・・)
と独りごちた。

庭石や
灯篭まわりも
少しずつ茶庭らしく
京の風情が出てきた。

コケの生息地を探索するのを
「ロケハン」に倣って
「コケハン」と称し、
ハンティング(採集)するのも
「コケハン」と言ってたが、
最近では更に略して
「モスる」と言っている。

なんだか、
「モスバに行く」みたいな
動詞だが・・・
短くて気に入っている。

「どーれ。
暇やし、ひとまわり、
モスってくっか・・・」(笑)





ハーブや野菜作りと共に
本格的にガーデニングに
のめり込もうと思って、
関連番組やサイトを見る機会が増えた。

散歩途中で
ヘビイチゴが可憐な実を
つけていたが、
その名前がワルイのが
なんとも気の毒に思えた。

ウィキに拠れば、
ヘビが食べるから、
ヘビがいそうな所に生育するから、
これを食べに来る小動物をヘビが狙うから、
など諸説がある。

毒があるという俗説から
ドクイチゴとも呼ばれるが、
実際は無毒で、味はよくないらしい。

学名は「Potentilla hebiichigo」
だそうなので、
冠の「ポテンティッラ」と
今後は呼ぶことにしよっと。




近所なので、
一日一回は
我が家の図書館代わりに
ツタヤ詣でをしているが、
散歩リュックを背負ったまま
久しぶりにエクセルで
「50円割引券」を使って
エスプレッソを喫してきた。

純粋に散歩だけだと
三日と続かないので、
あっちこっち彷徨しながら
小川のゴミみたいに
方々に引っ掛かりながら
流れて行くのが
性に合っているようだ。

かつては
郊外のド田舎だった我が家辺りも
今ではミナフク・エリア(南福島)として
外食産業が13軒もある
繁華街になった。

とりあえず
ない店はないほど、
なんでもある。

散歩のたびごとに
近所の氏神様には拝礼して
ひとつお願い事をしていく。

きのうは、
カミさんが風邪で寝込んでたので、
「早く治りますように・・・」
とお願いしてきた。




「やまや」も
散歩コースに入っているので、
来月の誕プレの
ラスト・アイテムとして
蒐集していた最後の
フォーティファイド・ワインの
「マルサラ 2012」(ドルチェ)を
買って帰った。

これで、
シェリー、ポルト、マデラ、
マルサラ、マラガの
ディジェスティフ(食後酒)用
デザート・ワインをコンプリートした。

酒精強化酒なので
エイジングできるから
ゆっくり成長を見るのも面白い。

シチリア産6年物のマルサラは、
なんと軽いことか・・・。
とても18%の度数とは
信じがたかった。

ヤフオクで
400円で落札したマラガよりも
遥かにライト・テイストなので、
やはりあっちの方が
ノンヴンテージながら
古いことが明らかだった。

エチケット(ラベル)には、
オーク樽で30ケ月以上熟成させたとある。
2年以上の熟成品を
「スペリオーレ」
とするようだ。

とはいえ、
さすがにテイスティングでは
樽香までは聞けなかったが、
アフターフレーバーには
シェリーのようなフロール感があった。

他にも、
ナッツ香やレーズン香、
仄かなスパイス香、
バニラ香なぞも聞き取れた。

「香り」は香道では
「聞香」(もんこう/ぶんこう)
といって古来、
「聞く」という 。

マルサラは、
ティラミスにエスプレッソと共に
使用されるので、
近々創ってみたい。



在京中の30歳の頃は、
「世界三大貴腐ワイン」を
テイスティングしたことがあった。

シャトー・ディケム(フランス)、
トカイ・アスー・エッセンシア(ハンガリー)、
トロッケン・ベーレン・アウスレーゼ(ドイツ)の
三品である。

その歴史的な
ヨーロピアン・テイストは
まさしく「飲む宝石」であり、
「高貴な甘露」とはこの事也、
と感動したのを覚えている。

蜂蜜レモン+焼酎では
この味は出ないなぁ・・・と、
馬鹿げたことも思ったっけ(笑)。








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