『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

老舗の「串焼き」「白焼き」

2023-07-17 08:10:06 | 食べ物・飲み物

きのうも
34℃の熱暑だったが、
かねてから計画していた
行きつけの鰻屋で
「串焼き」と「白焼き」を
味わってこようと、炎暑の中を
十分にクーリング対策をして出かけた。

大正十年(1921年)創業だから
市内で唯一の
百年を越える老舗である。

 

 

店には
昭和の大スターで
喜劇俳優の「三木のり平」の
直筆色紙なぞも飾られている。

1999年に没しているが、
『桃屋』CMのアニメキャラとして
茶の間ではお馴染みであった。

1977年には
『男はつらいよ 寅次郎と殿様』にも
ちょい役で出ていて
コミカルに演じていた。

*

日曜の口開け時だったが、
早くも、三つのテーブルに
先客がいたので、
だいぶ待たされるのを覚悟してたが、
それほどでもなく、
「串焼き」が先付けのように
運ばれてきた。

白焼きの「ばら焼き」は
ウナギの香りが馥郁として
七味ミソをつけて味わった。

タレ焼きの「ひれ焼き」は
蒲焼の味だが、
ヒレ独特の食感が楽しめた。

これには山椒の葉を
合わせてみた。

**

ほどなくして
白焼き「定食」が供されたが、
「松竹梅」の「梅」だったので、
鰻はいちばん小さい半身で、
鰯の開き一匹分くらいだった(笑)。

これとて、
「焼き魚定食」の部類だが、
すこぶる高価な“定食”ではある。

辛目のつけダレで
鰻に直接「本山葵」をのっけて
香りの相乗効果を楽しみつつ、
白飯を掻っ込んだ。

合いの手には
定番の奈良漬け。

肝吸いも
上品な合いの手になってくれた。

前菜と定食で、
お昼の天婦羅コースくらいの
値段だったが、
この上には「松竹梅」の
「松」まであり、
「うまき」もいい値段だったので、
ぽちぽちと制覇していこうかと
思っている。

**

猛暑日の車での移動は
熱中症の予防に十分に気を付けているが、
きのうは店ではよかったものの、
帰ってきて、やれやれと
安心してネック・クーラーを外した途端に
クラリ・・・と、きて、
ヤバっ!!・・・と、また巻き直して、
両脇の下にもアイスパックを挟んだ。

室内も30℃を超えてたので、
冷房が効き始める前に
うっかり生命維持装置でもある
冷却装置を外せないものだ・・・と、
思い知らされた。

きのうのクラリを入れると、
この夏、早くも、プチ熱中症に
5回もなったことになる。

今日も今日とて、
35℃の猛暑日になるとのことで、
真っ昼間の2時からある
知人のギターコンサートは、
「行くよ」と言ってたが、
断念せざるを得ないか・・・と、
断腸の思いでもある。

毎年、1000人もの高齢者が
熱中症死してる、っていうから、
命の危険を冒してまで、
音楽鑑賞は有り得ないものねぇ・・・。

だいいち、その症状は激烈で、
苦しみがハンパないものね。

痺れ、吐き気、失神恐怖、不安感に
襲われるのは、パニック障害と
一緒である。

*

Amazonをチラ見したら、
新刊ラッシュで、
読み継いでるシリーズが
次々と出ていたので、
全部ポチッた。

近所の『ツタヤ』が改装閉店したので、
ブラウジングできなくなり、
再オープンの11月までは、
Amazon頼りである。

まとめて発注したので、
夏休み突入直後の
今週の金曜日には
いっぺんにドカッと
配送されそうである。

新刊書の楽しみは
その刷りたての
インクの匂いにもある(笑)。

・・・なので、昭和レトロ親爺は、
真ん中の頁をおもむろに開き、
鼻っ先をあててクンクン嗅ぐのを
新刊開封の儀式としている(笑)。

今年、全巻を揃えたばかりの
『深夜食堂』の安部 夜郎の
新シリーズも出て、
興味が引かれた。

漫画読みとしては、
入れ込んだ作家の作品は
すべて読み尽くしたい
という欲求がある。

**

マンガのついでに
なかなか市販品がない
「カッペリ・ソット・サーレ」
(塩漬けケッパー)の
イタリア産があったので、
これも注文した。

それと、パスタを茹でる時の岩塩も
トスカーナ産のものを注文した。

パスタ・オリオ(オリーヴ油)も
イタリア産なので、
本場の味を追求するには
本国産を使うのが
調理の「理」に適っている。

きょうは、
同じくイタリア産の
アッチューガ(アンチョビ・フィレ)を
注文しようかとも思っている。

猛暑日で、
どこにも出たくない時は、
冷房下の寝室で
Amazonショッピングを
楽しみとするのも一興かもしれない。

 

 

 

 


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