『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

温泉らーめん

2024-05-30 08:12:29 | 食べ物・飲み物

 

毎週水曜がオフ日なので、
今週のように
月火と木金が勤務の日は、
中日の骨休めには
ちょうどいい。

・・・てなわけで、
土湯温泉に出来たという
ラーメン店の情報を得て、
出向いてみた。

*

吾妻山は
すっかり雪兎が消えて、
麓は五月の新緑で
青々としてきた。

それでも、
一切経の一部には
まだ残雪が望めた。

*

『復興支援リサイタル』の
ファイナルで、ソプラノ歌手の
アベタミさんと『土湯賛歌』を
演奏した土湯温泉は
家から30分ほどの近郊にあり、
ちょくちょく出向いている。

*

宮城から転入してきた
という新店だが、
平日は閑静な温泉街で
はたしてやっていけるのか・・・と、
老爺心がないでもなかった。

さっそく、
いつもの試食セットを
頼んだ。

ラーメンは
中太縮れ麺で旨味もあり、
スープもほど良かったが、
チャーシューが「焼き豚」ではなく、
あまり旨味のない
ロールチキンだったのは
感心しなかった。

しかも、
それが4枚も入っていて
それによって値段が
880円にも吊り上げられてるのでは
と勘繰ると、あまり愉快ではなかった。

餃子は焼きムラがあり、
焦げ焦げのものと
半焼けのものとが入り交じり、
どういった火の加減だと、
こんなふうに仕上がるのか
むしろ疑問でさえあった。

こういった調理ムラは
厨師の腕前が
疑われても仕方なかろう。

会計時に、店主に
「また、よろしくお願いします」
と笑顔でお愛想を言われたが、
顔も見ず、返事もせず、
踵を返した。

これでは、
リピータブル・ヴァリューは
「ないない」である。



**

目の前に
足湯があったので、
しばし、浸かって
ボーッとタイムを過ごしてきた。

いつもなら、
15分ほどで、
上半身から汗が滴るのだが、
この日は涼し気だったので、
そうもならなかった。

手足とも湯につかったあと、
上下をまくり上げたまま
温泉街を歩いた。

*

三段滝の水音(みなおと)を耳に
その清涼感を愛で、
上り坂でフーフーいいながらも
路傍の雛菊が揺れるのに
目を細めた。

 



*

コケシの名所らしく
嵌め込み看板があったので、
撮って、あとで、リク坊の笑顔を
はめこんでみようと思った。

彼がいたら、
きっとやるだろうし、
きっと撮ると思う(笑)。



**

温泉街を一望できる
展望箇所では、
「集字」を行い、
書室での臨書の手本とした。



*

駐車所へ至る石段には
珍しく見る野良猫が
ひなたぼっこをしていたが、
さすがに近くまで登ると
サッと走って逃げていった。

ここの処、
毎日のように、
野良仔猫の動画を視ているせいか、
昭和の頃は、ふつうに見ていた
野良猫の姿に、妙な親近感を覚えた(笑)。

逃げなければ、
頭のひとつも
撫でてあげたのに・・・(笑)。

ニャンとも
つれない奴である(笑)。



***

帰宅後は、
カミさんの東京土産の
『舟和』の芋羊羹と
あんこ玉を1ケずつやりながら、
『剣客商売』を読んで
まったりと休養した。

 

 

 


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