『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

「歳は勝手に取る」

2023-12-07 07:48:37 | 箴言

誕生日のきのう。

多くの友人・知人・教え子の
皆様から、過分な
お祝いのメッセージを頂戴して、
有難く思わせて頂いた。

たまたま、
水曜のオフ日だったので、
朝から、冷蔵庫の整理をかねて、
晩餐の料理を楽しみながらしていた。

前日の鍋の残り物を
フードプロセッサーで
ペーストにしてから、
シノワゼ(濾す)したが、
これが、けっこうな手間だった。



十分に魚介の出汁がでた処に
トマトペースト、コニャック、
ブール(バター)、
クレーム(生クリーム)を加え、
エストラゴン、ポワヴルブラン
(白胡椒)で風味を付けた。

チンゲン菜の芯の若葉を添え
カミさんに供したら
「ビスクみたいだねい・・・」
と驚いていたが、
たしかに、
オマールも海老も入ってないのに
魚介出汁+エストラゴンが
“ビスク風”な仕上がりにしたみたいである。

ガツンと濃厚な味わいは
この一皿だけで
十分に満足できたものだった。

*

カミさんが
光っちゃん叔母ちゃんから
もらってきた自然薯は、
卵と出汁で
「ウフ・ロワイヤル」
(茶碗蒸し)風に仕立ててみた。

*

今年のケーキは、
近所にある
『フルーツピーク』のタルトを
カミさんが買って来てくれた。

ここは、値段が高いので
普段は近寄らないようにしてるが(笑)、
生涯に一度のハレの日なので、
奮発してくれたようだった(笑)。

ジェノワーズ(スポンジ生地)が
ほとんどなくて、
フルーツがメインで
ガツンと食べ応えがなかったせいか、
「お正月には、また、
ハピニュヤー・ケーキで
ローソクをリク坊に消させたいねい・・・」
と、去年から始めた
新たな家族儀式の話題になった。

去年の暮は、
総勢8人が集まって、
ワイワイいいながら
二歳児にローソクを消さそうとして、
なかなか消えてくれなくて
途中でオツユが飛び始めたので
リク坊ともども大爆笑になったっけ・・・。

なので、
今年も『三万石』の
バターケーキを注文せねばである(笑)。

こうして、
誕生日、クリスマス、年越し・・・に、
アントルメ(ホールケーキ)で
家族と寿げることの
平和の有難さと
家族一同の無事達者の幸せを
戦禍の国々に想いを馳せながらも
しみじみと感じている。

**

教え子の
ユリッペとハツミからは
毎年のように
好物の『高槻城』の
菓子詰め合わせが贈られてくる。

きのうも到着するや否や、
さっそく一年ぶりに
銘菓を味わわせてもらい、
心遣いの篤い
教え子のいる有難さをも
しみじみと感じさせられた。

 ギャンブラーは一瞬の楽しみ
  農夫は一年の楽しみ
   教師は一生の楽しみ


***

YouTubeを見てたら、
『竜王戦』を
「4-0」でストレート勝ちした為、
対局が行われなくなった
第六局目の予定会場の秋田市に
ソーちゃんが「祝賀会」で呼ばれた。

市全体で歓迎され、
『一日駅長』体験では
秋田新幹線に出発合図をしたり、
除雪車運転の体験をしたり・・・と、
「鉄オタ」の彼を満足させるような
好待遇であった。

希代の天才棋士にして
今「時の人」でもあり、
実質的な「人間国宝」でもあるので、
その歓迎ぶりは
むべなるかなであった。

なんだか、
「推し」のソーちゃんが
幸せそうな表情をしてるのを見て、
自分にとっても
いい誕プレになったなぁ・・・と、
思いもした。

***

朝刊には、
めでたく100歳を迎えられた
アイコ大先生の御尊顔と、
相変わらずのアイコ節に
ニンマリするようだった。

そう・・・。

100歳にしても
そうなんだから・・・。

歳ぃとることを
気にしても
しゃーないなー・・・と、
おおらかな気分にさせられた。

さすがに、
アイコ先生だなぁ・・・と、
ますますのご長寿を願った。

そしたら、
草葉の陰から
「ばあさん・・・。
化けるほど長生きして・・・」
という、
狐狸庵センセイの声が
漏れ聞こえてきた(笑)。











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