【個人は社会の病理を背負っている】
と、かつて、
河合先生から習ったことがある。
それゆえ、
目の前のクライエントと
社会がどうリンクしているか、
そのどちらも並行して
分析を試みている。
数日前に、あるJCが
初めて創った「箱庭」と
その日の朝刊で
目に留まった記事が
こころに引っかかったので、
対比・熟慮してみた。
左側の「過去」領域では
肉食系の猛獣同士が
にらみ合っているが、
トラの親はライオンから
子どもを守っている。
右側の「未来」領域には
草食系の動物がおり、
いずれも中央を向いている。
右下(大地への郷愁の象意)には
馬のツガイ、キリン、牛、犬が、
右上(生への対決の象意)には
親子のゾウがいる。
真ん中の「水域」は
母親ゾウの力(フォース)で
出来たものだという。
全体には
光り輝く「おはじき」や
「ビー玉」が置かれている。
パッと見は、
動物とガラス玩具だけで
寂しい風景だが、
大まかに四分割されており、
曼荼羅を形成して
バランスを取っているようにも見える。
ポジティヴな母性性と父性性が、
いずれも子ども(可能性)を護り、
新たなフォースを世界に
生み出そうとしている。
親ゾウがその力でもたらした「水源」を
穏健な草食動物群(民衆・大衆?)が
注目し、見守っているかのようである。
過去領域における
肉食動物どうしの攻防は、
「力」(武力)と「金」(金融経済)で
相手を牛耳ることに腐心してきた
西洋・欧米文明のグローバリストや
DSを連想させられた。
日本において、
「力」と「金」で
勢力拡大を強引にしてきた
「新宗教」の教主たちが
今年になって、立て続けに死去した。
政権と癒着してきた
統一教会には、
解散命令が出されようとしている。
米DSの傀儡政権で
マネーロンダリング、
生物兵器開発、児童人身売買、
不法臓器売買、異民族虐殺と
悪辣の限りを尽くしてきた
ウクライナのネオナチ政権は
敗北し死に体同然である。
民間人虐殺を繰り広げる
イスラエルのシオニスト政権は、
これから、周辺国から
叩きのめされるのだろう。
ここにおいて、WWⅡ後、
80年余りも生き残ってきた
過去の「亡霊」である
ナチズムとシオニズムは
一巻の終わりとなるのだと思われる。
それは、同時に、
国内においては、
戦後、戦勝国・占領国の
米CIAとDSに支配されてきた
自民党政権の終焉をも
意味しているのだろう。
増税メガネ総理は、
狂気とも思われる振る舞いで、
日々、良識ある国民を失望させ、
呆れさせている。
それが、怒りに転嫁した時、
この国は、ようやく、
ヨチヨチ歩きの
独立独歩の歩みを
始めるのかもしれない。
箱庭から見て取れるのは、
それでも、多くの大衆・国民は
傍観に甘んじるかもしれず、
(右下の草食動物群)
あるいは、良識的に
静観に留まるかもしれない。
やはり、
ゾウに象徴される
巨人(タイタン)的な
カリスマ性やパワーを持った
傑物の登場により
変革がもたらされるのではないか・・・
とも想像できる。
野球の大谷、
将棋の藤井・・・クラスの
「超」傑物が
政界にも登場したら、
センチメンタルに感応し易い
日本人は「目覚め」て
動き出す予感がする。
ただ、聖書の箴言には、
こういう時こそ、
「偽預言者」が
数多出現するとも警告しているので、
その真贋は見極めなくてはならない。
カルト的で
その「真善美聖」が
疑わしい「新興宗教」群が、
そのトップたちの鬼籍へのシフトで、
教勢の失速・内紛などがあるようで、
これから、あらたに、
入会しようという若者は
ないように思われる。
ふたたび、箱庭に戻ると、
その全体は「植物」の緑もなく
砂漠然として荒涼感もあるが、
全体にちりばめらたガラス質が
あたかも秘められた宝石のように
若者の「希望」と「夢」を
象徴しているかのようにも
感じられた。
***
【老兵は去り行くのみ】
ではあるが、
これから、「真善美聖」の世界を
創らんとする若者たちを
見守り、支え、そして、
励ましていくのを
人生最後の仕事としたいと
願っている。
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