『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

歴史的瞬間

2017-06-27 05:55:00 | 趣味
昨日は、午後から
ニコニコ動画に登録して、
歴史的な一番である
藤井聡太の生対局を
観戦した。



なんと、
観戦者が52万人という
カウンター表示となり
その感心の高さが
伺えた。

午前10時開始で
ほぼ夜10時頃に終局したので
およそ12時間の対戦であった。




将棋会館の棋譜解説と、
ニコ動の谷川解説の
両方を見たり、聞いたりしながら、
我が家の将棋盤上でも
実際に駒を動かして
リアルな感覚を楽しんだ。

勝利後のインタヴューでは
中3でありながら、
「感慨深いものがある」
と大人びた感想を
訥々と洩らしていた。

連勝記録を抜かれた
神谷広志八段のコメントが
すぐにネットに掲載された。

「個人的に少々寂しいのですが
凡人がほぼ運だけで作った記録を
天才が実力で抜いたというのは
将棋界にとってとてもいいことだと思います。
藤井さんがこれからの数十年で
どんな世界を見せてくれるのか
ファンの皆様とともに
寿命の限り見続けていきたいです」
というのも
立派である。

近年、
プロ棋士が
ソフトに負けるようになり、
その存在意義が問われそうな
危機感を感じていたとも聞く。

また、
対局中に席を外し
ソフトを見たのではという
三浦九段不正疑惑事件では、
告発した渡辺竜王の不誠実な対応や
将棋連盟の会長・理事の辞任という
スキャンダラスなものだった。

それだけに、
ピュアな「天才ソータ」の出現は
棋界にとっては、
まさしく救いの神の登場である。

願わくば、
彼が最強ソフトを打ち破って
人間の頭脳が上まっていることを
示してほしいものである。

7/2の竜王戦も楽しみだし、
天才・羽生との公式戦初手合わせも
見逃せない。

そして、
醜態を見せて
棋界を汚した渡辺竜王を
コテンパンにやっつけて
ヒーローになってもらいたい。




テレビやPC画面でなく、
目の前に棋譜があると
よりリアル感があって、
「歴史的一局」の投了図は
まさしく「天才ソータ」の
作品のようでもある。



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