『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

王朝料理

2019-03-28 06:30:00 | 風景
上空で-6℃の寒気と
+20℃の暖気が衝突して、
ゆんべは前線下の
激しい雷雨に見舞われた。

先日は「春雪」、
昨晩は「春雷」。

「ひと雨ごとの暖かさ」
ともいうが、
ストーヴなしでも
二階の室内は20℃に達する日も
ぽちぽちと増えてきた。





きのうは、
今年度最後のソータの棋戦があった。

開始の午前10時から
終局の夜11時頃まで、
内容の濃い、そして、
薄氷を踏むような勝利劇だった。

最終盤は
解説者二人をもってしても、
どちらが勝ってるか判らない、
と言わしめるような
混戦となったが、
ソータがワンチャンスを生かして
「詰将棋4連覇チャンピオン」の
天才ぶりを如何なく発揮して
辛勝した。

まさに見ごたえのある
濃密な一戦だった。

これで今季は、
勝率8割4分9厘で
二年連続の第一位となった。

残念ながら、
歴代一位は逃し、
歴代三位に留まったが、
その記録もこの先必ずや
更新しそうである。

棋戦の昼休(ちゅうきゅう)に
散歩に出た。

近所の祠(ほこら)で
名誉孫であるソータの勝利祈願をした。

帰っては、
家のご神前でも
御祈念をした。

そして、
10時間の激闘で
勝利した。

彼も疲れたろうが、
わいも疲れたわい・・・(笑)。

今季も
ほんに数々の名勝負を
見せてくれ、
しかも全棋士中
最高位の成績で「平成」を終え、
新たな時代を迎える。

来季も
ソータと共に
在ろう(笑)。






BSの『土井善晴の美食探訪』を
毎週、録画して視ている。

先日、「清王朝料理」として、
西太后お気に入りのデザート
「三不粘(サン・プー・ツァン)」
なるものを初めて知った。

材料はシンプルで、
玉子・トウモロコシ粉・砂糖・油
のみである。

これをトロ火で
500回攪拌するというのである。

つまり、
カスタードの元型
のようなものである。

トウモロコシ粉を餅粉に変えて
さっそく試作してみた。

春休みなんで、
毎日、昼食は自炊である。

なので、
そのデザート作りの一貫である。

途中、300回あたりで
右腕がだるくなり、
左腕に交代した。

こりゃ、
いい運動にも
ギターのトレーニングにも
なりそうだ。

「三不粘(サン・プー・ツァン)」は、
歯に付かず、箸に付かず、皿に付かず、
という王朝料理らしき
レシピであるが、
味は材料から推して知るべしである。





リサイタルまで
3週間を切ったが、
部屋ん中は、いかにもシーズン中
といった按配で雑然とし始めた。

きのうも、
頒布用書籍3冊を製本し、
CDを30枚ばかり製作した。

リサイタル当日まで
春休みが続くので、
毎日、この調子で
充実しているといいのだが・・・。

心配は、
春先の三寒四温による
体調崩れである。

現在、花粉症のクスリを
呑みながら、なんとか、
目が痒い、洟が出る・・・
くらいですんでいる。

ダルさや憂鬱感が、
目下、診られないのが幸いである。

両指がキシキシと鳴って
慢性的に痛みがあるのは、
コンサート直前のギタリストでは
仕方がないので、
我慢するしかない・・・。

時折、
「ガンバレッ俺!!」
と自分にエールをかけて
鼓舞している。

こころが折れそうになったら、
「これで最後」
「2万2千人の慰霊をするのだ」
「みなさんに喜んでもらうのだ」
と言い聞かせてもいる。






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