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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

家元の遺品

2011-12-18 09:38:00 | 落語


家元の遺品である色紙類が
ヤフオクですべて落札された。

全30品ほどで
35万にもなったから、
死して後、家元の
栄光が輝いたようで
礼賛者としては誇らしい。

全部、手元に
置いておこうとも思ったが、
なんだか独り占めしているようで
狭量で粋じゃないので、
日本中の家元ファンの手元に供出した。

熱意と時間とお金をかけて
集めた色紙類で、
日本一のコレクターだと自負できるが、
20年もして、思わぬ
「家元預金」となってしまった。

まだ、手元には
置いておきたいものが
いくつか残してある。

さすがに、すべては
手放せないだろう。







三木助全集

2011-12-15 07:33:00 | 落語


『三木助全集』が
31.500円もするので
とうてい手が出なくて、
そのうち市立図書館で購入するだろう
と思っていたのだが、
なかなか入らないので
ヤフオクを検索したら
10.000円で出品されていた。

さっそく入札したら
競りが始まった。

コピーしたら
8.000円くらいで
再出品するので
15.000円くらいまでは
ガンバロウかと思う。

半分以上は手持ちの音源だが、
未聴の噺が数話あって、
落語ファンとしては
そのために出費するようなものである。




ダンシ ガ シンダ

2011-11-24 08:44:00 | 落語



21日に家元が亡くなられた。

享年75歳。

二十余年も昔、
京都の岡崎会館で、
初めてその高座を見て以来、
熱狂的なファンになり、
「談志教」の信者になった。

当然ながら、
CDは百数十枚あるし、
著書も数十冊持っている。

当時、「家元礼賛」という
サイトも立ち上げた。
http://www.jade.dti.ne.jp/~osamu/iemoto1.htm

帰福後は、『仙台ひとり会』に
毎年、出かけていたし、
うつ病で療養中にも、
家族に心配されながらも
宇都宮に這うようにして出かけた。

10年間くらいは、完全なオッカケで、
独演会に行くたびにサイン色紙を
もらってきたし、ロビーや駅でも
何度もお話をさせていただいた。

毒舌家で強面だったが
ファンにはとても優しく親切で
大切にしてくれた。

自宅に何度か贈り物をすると、
そのたびに礼状がきたし、
色紙も何枚も書いてくださった。



色紙の数と種類では、
おそらく日本一のコレクターだと
自負している。

いつか、家元が亡くなられたら
色紙の半分くらいは
愛好の士に供出しようと
思っていたが、昨晩、
訃報を知って愕然としながらも、
9点の色紙類をヤフオクに出品した。

談志ファンなら垂涎のものに違いない。
もっとも、本当に大切なもの、
直接、言葉をかけていただいて
書いていただいたものは
手放すわけにはいかない。

そういうものが十数枚はある。




3.11の原発事故後の
東電、政府のアタフタぶりを
見るにつけ、ほんとに
「人間、どうしようもないよ」
と思わずにはいられない。




これも家元らしく
逆説的で面白い。




いかにも
家元らしい名言だ。





これも、原発事故を
連想させるし、
嫌なことには手を染めない、
という人生訓にもなる。




晩年は、一時、
テレビの露出が多くなって、
談志が談志を演じているような
ハシャイでいる感があり、
ちょっと興覚めして
心が離れてしまっていた。

家元を真に愛するものは、
「談志に遭ったら、談志を殺せ」
となるのかもしれない。

それでも、立川談志は
金馬・文楽・志ん生・三木助・可楽・
円生・小さん・・・らに続いて
名人の系譜に入ることは間違いない。

しかも、落語を現代まで
生き残らせた功労者でもあり、
落語界に革命を起こし、
また、志の輔・談春・志らく・談笑らの
真っ当な弟子たちを育てた業績も大きい。

一年365日、浴室で落語を聴いているが、
しばらくは、また、
生前の家元の話を
聴いて過ごそうかと思う。


「落語の御託」
http://www.jade.dti.ne.jp/~osamu/rakugo.htm

喬太郎

2011-10-24 06:43:00 | 落語


アマゾンに注文していた
新譜が届いたので
さっそく寝しなに
枕元のデッキで聴いた。

相変わらずの喬太郎節が
耳に心地よく
繰り返し三度ほど
聴いた。

いつも楽しみにしている
未聴の新作は『喜劇駅前結社』の
一編だけだった。