男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

いわし三題

2008年09月29日 | 魚介類
鰯、さんま、鯖、鯵など背の青い魚がおいしい季節になりました。
どれも大衆魚の代表格の魚たちです。
昨日、歯科医院にメンテナンスに行った帰りに、向かいのスーパー「 I 」を、
掘り出し物がないかのぞいてみました。

店員の「いわしが安いよ!」との声につられて見たら、形の良い
きれいな「まいわし」が1パック「99円」でした。

10パックくらい買いたかったのですが、前日さんまを5尾買って
揚げ煮を作ったところなので、ここは自重して3パックにしました。

写真でお分かりのように、俗に言う「手手噛むいわし」であります。
活きが良い証拠に、うろこを取るのに手こずり、腸もきれいで小さく、
しっかりしていて、臭いも気になりません。

こんな鰯は、どんな料理に作っても間違いなくおいしいので、ここは
シンプルに、塩たっぷりの塩焼きにします。
あとはちょっと手がかかる酢締めに、残りはもう少し手がかかる
マリネを作ることにしました。

それにしても、不漁で高値・・と言われた鰯が、3パックで300円でした。
30尾あったので1尾10円という信じがたい値段でした(全量1キロありました)。
それも「品物は良いが値段も高い」と定評のお店だったのでびっくりでした。
鰯が豊漁になったのでしょうか。また前日のさんまも1尾58円でこれも安い値段でした。

さんまもいわしも鯖も鯵も、みんな天然もの、しかも近海ものが多いので
今をときめく「メラミン」「メタミドホス」とは無縁の食材・・安心して食べられますね。
青魚は健康によろしいそうで、しかも値段が安く、値上がり商品の多い昨今、
優れものの食材だと思います。こんな魚を子供たちにしっかり食べさせたいのですが、
今の子供たちは、なぜか魚を敬遠しがちです。

そう言えば、今回のレシピ「いわし三題」もお子様向きとは言えませんね。
こどもさん向きのレシピにも挑戦して、世のお母さんたちの手伝いを
したいものと思いました。

塩焼きと酢締めは2人前・・マリネは保存用なので多い目です。
今回レシピは、随分おおざっぱです。いわしの開き方も、加減酢の量も書いてありませんが、味見をしながら
作って見て欲しいと思います。安い食材なので思い切って挑戦してみて下さい。どれもおいしいですよ。


塩焼き
材 料 いわし 6尾 塩 適宜
作り方
いわしを塩水で洗い、ペーパーで拭き、塩を振る。
(塩は厚目にしっかり振る・・・その方がおいしい。)
30分置いてグリルで焼いてできあがり。レモンを添えてどうぞ。
(腸は出しません・・活きがよければ腹はそのままでOKです。)

いわしの酢締め

材料
いわし 6尾
きゅうり 1/3本 ・ みょうが 2こ
塩 大さじ 1
酢 大さじ 2
加減酢 酢・酒・白醤油
(夫々大さじ1程度・好みの味にする)
作り方
いわしを三枚におろす(手開きするとかんたんです)。
10%の塩水で洗って、強めの塩を振って1時間おく。
身が締まったら、酢洗いして塩を落とし、酢に漬ける。
漬ける時間は30分くらい、長く漬けると締まりすぎて、おいしくなくなる。
酢締めしたいわしを、ペーパーで拭き、半分に切る。
きゅうりとみょうがを薄切りして、いわしと盛り合わせ、加減酢をそえる。

いわしのマリネ
材料
いわし 24尾
塩 一掴み
にんじん 1/3本
玉ねぎ 1/3こ
にんにく 1かけ
エシャロット 1こ
レモン    1こ
ワインビネガー     大さじ4
白ワイン   大さじ4
ローリエ     6枚
ローズマリー     3本
クレイジーソルト     小さじ1
作り方
いわしを開いて10%の塩水で良く洗い、ざるにあけて軽く塩を振っておく。
にんじん・玉ねぎ・にんにく・エシャロット・レモンは薄切りにする。
塩をしたいわしは1時間おいた後、酢洗いする。
タッパーに薄切りしたにんじんなどを敷き詰め、その上にいわしを並べ、
にんじんなどの薄切りをのせ、ローリエ・ローズマリーを適宜挟み込む。
その上にクレイジーソルトを、少量振り込む。
これを、全部がなくなるまで繰り返して、ワインビネガーと白ワインで作る
漬け汁を注いで、ラップをかけてふたをして、冷蔵庫に一晩おく。

翌日、いわしと野菜などをざるにあけ、味見をして塩を加えるなど調え、
タッパーに、並べて軽い重石をして、半日おいてでき上がりです。
オリーブオイルに漬け込んでおくと、冷蔵庫で1ヶ月は大丈夫です。

 
コメント
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