秋はさんま・さば・いわし・あじなどの背の青い魚が、あぶらが乗ってきて
おいしい時節になります。また値段が安いのも魅力です。
スーパーの魚売り場で、二枚におろした鯖が特売で出ていました。
380円の値札でしたが、切り身をしげしげ観察してしめ鯖にしようと思います。
魚コーナーのおじさんに、「しめ鯖」にできる?と聞くとOKのサインでした。
買ってきた鯖の骨付きをおろして、腹骨を漉き取ってとりあえずしめ鯖を作ります。
値段のわりに活きの良い鯖でしたので、久しぶりに鯖すしを作ることにしました。
いまの鯖は、あぶらの乗りがもうひとつですが、コテコテした脂ぎったのより、
さっぱりしたのが好みの向きには、丁度よいころあいと思いました。
塩鯖は、中央市場の馴染みの塩干物を扱う店で買うことに決めていすが、
先ごろ6ヶ月振りにのぞいたら、塩鯖はノルウェイ物しか置いていないと言います。
鮨屋さんも安いあぶらが乗ったノルウェイ物に変えていて、焼津産などの国内ものは、
コスト面からプロ相手でも売り足が鈍っていると聞きました。
中央市場で買っても、ノルウェイ産なら200円から300円台ですが
焼津など国内ものなら700円台なので、商売人にとってはコスト面から
国内産にこだわりきれないのでしょう。
京都・錦通りの塩干物の店で、これは・・・と思うような塩鯖は1尾3000円前後の
値段がついていて、素人のわたしには、手が出かねる値段でした。
こんな塩鯖で、鯖すしを作ってみたいとは思うものの、それだけの度胸がないのが残念です。
用意するもの
さば 1尾 昆布 4枚 米ともち米合せて2合 調味料・・・酢・塩・日本酒・さとう
用具 すし桶・巻き簾・毛抜き・布巾2枚(写真A)ほかにラップ・紙タオルなど
すし飯
米 2合 (もち米一握りを含んで・・・なければ米だけでけっこうです)
合わせ酢 酢 100cc さとう 75g 塩 8g
すしご飯を炊く要領で、ご飯が炊き上がったらすしおけに移し、合わせ酢を90℃くらいに温めて、
ご飯にむらなく振りかけ、しゃもじを寝かせて切るように良く混ぜる(酢は3分の1くらい残す)。
出来上がったら湿った布巾をかぶせておく(写真B)。
塩鯖を作る
さば 1尾分 3枚におろしたもの
塩 大さじ 2
さばは魚やさんで3枚にしてもらいます。
塩はべた塩・・両面にしっかり塩をして、
すのこに置き2~3時間冷蔵庫に入れます。
しめ鯖を作る
漬け酢・・・酢100ccと日本酒 20ccを合せる
塩さばの塩を水洗いして落として、漬け酢に漬ける。
1時間くらいしたら、厚手の紙タオルに酢を含ませて
さばを包み更にラップにくるんで冷蔵庫に一晩置く。
酢昆布を作る
昆布(20cm×10cm) 4枚
昆布は酢水(酢と水半々)にくぐらせて30分おく。
さばの下拵え
さばの血合いのところの小骨を、指先で探りながら
毛抜きで抜き取ります(全部で14~5本あります)。
しめさばの薄皮を剥く・・肩口から薄皮を引き上げ(写真C)
左手で剥き身を押さえながら、全体を丁寧に剥きます。
身が厚いところを、そぎ切りにして2枚にします(写真D)。
このとき、残った小骨をもう一度探って抜き取ります。
さば寿司を作る
巻き簾の上に湿した布巾を置き、さばを乗せる。
尾の身が薄いところに、すき取った身をおいて(写真E)、
その上にすし飯を棒状にまとめておく(写真F)。
布巾でくるんで、巻き簾で巻いて締めながら、
両端を押し込み、全体の形を調える。
巻き簾はずし、布巾の上から形を調えます(写真G)。
形を調えたら布巾をはずし、出来上がったさばすしを(写真H)
ラップでくるんで(写真I)、3~4時間置いたころが食べごろです。
もち米が入っていたら、翌日までは大丈夫です。
すし桶の始末
すし桶に残ったご飯粒は、湿った布巾を指先にくるんで、
飯粒をこそげとるときれいに取れ、ご飯のムダが出ません(写真J)。
おいしい時節になります。また値段が安いのも魅力です。
スーパーの魚売り場で、二枚におろした鯖が特売で出ていました。
380円の値札でしたが、切り身をしげしげ観察してしめ鯖にしようと思います。
魚コーナーのおじさんに、「しめ鯖」にできる?と聞くとOKのサインでした。
買ってきた鯖の骨付きをおろして、腹骨を漉き取ってとりあえずしめ鯖を作ります。
値段のわりに活きの良い鯖でしたので、久しぶりに鯖すしを作ることにしました。
いまの鯖は、あぶらの乗りがもうひとつですが、コテコテした脂ぎったのより、
さっぱりしたのが好みの向きには、丁度よいころあいと思いました。
塩鯖は、中央市場の馴染みの塩干物を扱う店で買うことに決めていすが、
先ごろ6ヶ月振りにのぞいたら、塩鯖はノルウェイ物しか置いていないと言います。
鮨屋さんも安いあぶらが乗ったノルウェイ物に変えていて、焼津産などの国内ものは、
コスト面からプロ相手でも売り足が鈍っていると聞きました。
中央市場で買っても、ノルウェイ産なら200円から300円台ですが
焼津など国内ものなら700円台なので、商売人にとってはコスト面から
国内産にこだわりきれないのでしょう。
京都・錦通りの塩干物の店で、これは・・・と思うような塩鯖は1尾3000円前後の
値段がついていて、素人のわたしには、手が出かねる値段でした。
こんな塩鯖で、鯖すしを作ってみたいとは思うものの、それだけの度胸がないのが残念です。
用意するもの
さば 1尾 昆布 4枚 米ともち米合せて2合 調味料・・・酢・塩・日本酒・さとう
用具 すし桶・巻き簾・毛抜き・布巾2枚(写真A)ほかにラップ・紙タオルなど
すし飯
米 2合 (もち米一握りを含んで・・・なければ米だけでけっこうです)
合わせ酢 酢 100cc さとう 75g 塩 8g
すしご飯を炊く要領で、ご飯が炊き上がったらすしおけに移し、合わせ酢を90℃くらいに温めて、
ご飯にむらなく振りかけ、しゃもじを寝かせて切るように良く混ぜる(酢は3分の1くらい残す)。
出来上がったら湿った布巾をかぶせておく(写真B)。
塩鯖を作る
さば 1尾分 3枚におろしたもの
塩 大さじ 2
さばは魚やさんで3枚にしてもらいます。
塩はべた塩・・両面にしっかり塩をして、
すのこに置き2~3時間冷蔵庫に入れます。
しめ鯖を作る
漬け酢・・・酢100ccと日本酒 20ccを合せる
塩さばの塩を水洗いして落として、漬け酢に漬ける。
1時間くらいしたら、厚手の紙タオルに酢を含ませて
さばを包み更にラップにくるんで冷蔵庫に一晩置く。
酢昆布を作る
昆布(20cm×10cm) 4枚
昆布は酢水(酢と水半々)にくぐらせて30分おく。
さばの下拵え
さばの血合いのところの小骨を、指先で探りながら
毛抜きで抜き取ります(全部で14~5本あります)。
しめさばの薄皮を剥く・・肩口から薄皮を引き上げ(写真C)
左手で剥き身を押さえながら、全体を丁寧に剥きます。
身が厚いところを、そぎ切りにして2枚にします(写真D)。
このとき、残った小骨をもう一度探って抜き取ります。
さば寿司を作る
巻き簾の上に湿した布巾を置き、さばを乗せる。
尾の身が薄いところに、すき取った身をおいて(写真E)、
その上にすし飯を棒状にまとめておく(写真F)。
布巾でくるんで、巻き簾で巻いて締めながら、
両端を押し込み、全体の形を調える。
巻き簾はずし、布巾の上から形を調えます(写真G)。
形を調えたら布巾をはずし、出来上がったさばすしを(写真H)
ラップでくるんで(写真I)、3~4時間置いたころが食べごろです。
もち米が入っていたら、翌日までは大丈夫です。
すし桶の始末
すし桶に残ったご飯粒は、湿った布巾を指先にくるんで、
飯粒をこそげとるときれいに取れ、ご飯のムダが出ません(写真J)。