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ロシア沿海地方のコロナ状況

2020-06-09 | ロシアのコロナ情報
コロナ野放しのブラジルが感染者数世界第二位に浮上したことで、プーチンさんも、ほんのちょっと肩の荷がおりたのではないでしょうか。

ロシアの新型コロナウイルス感染者数は、相変わらず1日8000人以上増えていますが、地域によっては自粛解除が始まっています。本当なら6月に行くはずだったウラジオストクのある沿海地方の状況はといえば…。

6月8日
沿海地方:感染者数 2,442名(うち1,464名が回復,23名死亡)

1 沿海地方政府の措置
 沿海地方政府は,5月27日より現行の各種予防措置の解除第一段階の導入を発表しました。制限の部分解除はナホトカ市を除く,すべての自治体で開始されるとしています。
内容としては,
(1) 非食料品を扱う売り場面積が400平方メートルまでで道路に面した出口があり,客の最大数が4平方メートルあたりに1人であれば販売が許可され,
(2) 2名以内で,互いに5メートル以上の距離を保ちながらであれば屋外でスポーツを行うことが可能となるというものです。
なお,この際全ての衛生的予防措置,マスク着用義務は遵守する必要があるということです。

…以上が外務省メールの概要。

「4平方メートルあたりに1人」とは、やけに数字に細かく聞こえますが、4平方メートル=2m×2mの空間内に人間1人。要するに2メートル間隔をあけましょう、というのと同じこと。日本とは、空間のとらえ方が違うところが面白いですね。

モスクワでは、週3回、自宅から半径2キロ以内の散歩が許されるようになったそうですが、これも日本ではあまり聞かない表現。日本なら単に「2キロ以内」ではないでしょうか。直線距離ではなく、平面積で語るロシア。さすが広大な国に住む人の感覚は違いますね。
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