サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

ダーチャツアー2009予告

2009-03-24 | ダーチャ本関連
今年の夏も恒例ダーチャツアーを開催すべく、昨年末から仕込み中。
昨年は初の試みとして「月~金コース」だったのですが、
ダーチャはやっぱり土日でなくっちゃ!
といのも昨年はお留守のダーチャが多く、今ひとつの盛り上がり。
夏だからといってみんながダーチャに行きっぱなしなわけじゃなく、
特に男性陣は、平日は街に残ってることが多いみたいだ。

男手がないダーチャで何が一番困るかというと、
シャシリク(肉の串焼き)が食べられない!ってこと。
なぜかシャシリクは男しか焼いちゃいけないことになってるのだ。
屋外で炭火をおこし、長い串にぶっ刺して、豪快に焼くシャシリク!
これなくしてはダーチャに来たとはいえまいて。

これがシャシリク。味付けも男の仕事。
 
女所帯のダーチャでは、街からわざわざ
シャシリク番の男子を呼び寄せる。
写真右は犠牲になった親戚の子。

そしてそして、早朝、夜明けとともにダーチャ村に響き渡る
トンテンカンテンと釘うつ音や、ウィ~~ンと唸る電動工具。
ダーチャの手作り魂ここにあり!と朝っぱらから知らしめてくれる
これらドカダンなノイズも、男なくしては聞けないのだ。
なので行くなら絶対土日!

…というわけで、今年のダーチャツアーは
8月14日(金)~17日(月)の3泊4日を予定してます。
詳細が決まりしだいお知らせしますので、
ご興味のある方は今しばらくお待ちくださいませ。
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一斉発芽

2009-03-14 | etc.
春来たり!と書いたらば、時間差であちこちに蒔いたタネが
ほんとに一気に芽が出てきてしまった!
といっても土に蒔いたタネではなくて、仕込んでおいた仕事のお話。
じつに畑仕事はあらゆる仕事の基本形だ。
タネを蒔かない限り何事も始まらないし、水をやり肥料をやり
雨露や寒さから守るための努力を怠ったら実は結ばない。
ときにはさほど手をかけずとも、すくすくと育つ子もいるけれど、
多くの場合、計画どおりにはいかなくて、
何度タネを蒔いてもひとつも芽が出ないこともあるし、
たった一夜にして枯れ果ててしまうこともあるし、
群がる虫たちに横取りされてしまうこともあるし、
手塩にかけたわりには小さな実しかつかないこともある。
それでも失敗は教訓となり、再チャレンジへの奮起につながる。
ううむ、深い。畑は人生の縮図なり。

それにしても動く時はなぜ一気に動き出してしまうんだろう!?
仕込みウン年の複数のプロジェクトに加え、
「もう先はない」と言い渡されたはずの不定期刊行物や
金融危機でぽしゃったはずの仕事が次々復活し、
まだ先だと思っていた締め切りの数々もバッティング。
おまけにタイアップ(=ノーギャラ)の原稿やら
ボランティアの会報編集やらも同時期進行だし、
何からどう始めていいんだか、気が遠くなってきた。

よし。そんなときには 歌がある♪(『星だちは黙ってる』より)
訳詞の最終確認がてら、今日は歌いまくってやるのだ。
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春来たる

2009-03-11 | ダーチャごっこ
発芽しました!2月にまいたエンドウマメ。まだ赤ちゃん。

いつもは苗から育てているが、今年は苗が出回るのが待ちきれず
いつもよく行くデパートの屋上で国産の種を買ってきた。
皆すくすくと育っております(写真左)。発芽率100%?
  
秋まきの小松菜の一部を放っておいたら、ただいま菜の花が満開。
クリスマスローズも何年ぶりかで紫・白が咲きそろう。
そしてこちら、冬越しして色濃くなったイタリアのチコリ。

「ローザ・ディ・トレヴィーゾ2」なんていう洒落た名前の持ち主。
去年はただの紫の葉っぱになっちゃったが、
今年はそれらしく結球してくれるだろうか??
さあて、春来たり! 春まき計画をたてねば!
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ルシカ・ブックス

2009-03-05 | お宝コレクション
大掃除中に茶褐色に変色した昭和期の『防衛ホーム』を発掘す。防衛ホームとは自衛隊員が読む新聞。「世間を知らない彼らに文化の香り高い記事を!」などとなぜだかお鉢が回ってきて、ならば自衛隊の仮想敵ソ連(当時)の話をあえて書いたる!と息まいて書いたような記憶がある。なんと生意気な小娘だ。読み返してみたら、亡命ソ連人が中心になって製作したB級SF映画『リキッド・スカイ』とニューヨークのルシカ・ブックスの話が書かれてた。おお、懐かしい~!今でもあるんだろうか、この書店。

NYで本屋めぐりをした時、最後まで見つからなかったのがこのルシカ・ブックス。ソ連直輸入の芸術本を置いている、とガイドブックにあったので、ナウカや日ソ図書を思い浮かべて訪ねていったのだが、そこはただのオフィスビルの一室。ベルを鳴らすとオジサンが出てきて何用か!?といぶかしがる。それもそのはず、ここは在米ソ連人ご用達の注文制書店の事務所兼倉庫だったもよう。それでも「本が見たい」とゴリ押しで入れてもらったが、何のことはない、いかにも体制が認知しそうな無難な絵画集がほとんどだった。職員たちのロシア語のひそひそ話と突き刺さるような視線を背に、本を見ること数十分。何しろそれが「ソ連人」との初遭遇だったので、おおいに緊張したのを今も懐かしく思い出す。

そのときに買った本がこちら『ソビエトコスチュームの歴史』。
映画『アエリータ』(写真右)の衣裳解説も。
   

ついでにこちらは同じときにNYで入手した建築雑誌。
高層建築ブームにわく1920~30年代のもの。

これ実は買ったものにあらず。
メモによればチャイナタウンの第一大酒家で食事して
ワシントンスクエアのホテルに歩いて帰るまでの道中、
道端で拾ったものらしい。そういえば…
ゴミ集積所に束で置いてあったのを見つけて、
同行のデザイナーT子と手分けして漁った記憶が…。
夜のダウンタウンで何やってたんだか。
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