サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

サハリン土産のチョコレート

2018-10-31 | サハリン2018

サハリンのスーパーでチョコレートやチョコ菓子を購入。
ロシアに行くと、いつもチョコをバカ買いしてしまうのですが、
包み紙が捨てられなくてゴミの山(人から見れば)が増える一方なので、
ここはぐっとこらえて少数にとどめました。
サハリン限定チョコは一番左の板チョコだけ。
サハリン島の地図をあしらったシンプルなデザインです。

こちらは鳥のミルク風チョコ菓子「鳥のお菓子」(!?)。

「鳥のミルク」を名乗る正統派よりお値段安めの95ルーブル。
でもそれなりに甘くておいしいので、お土産の大量買いにはいいかも。

こちら老舗コルクノフのベリー入りチョコ。

159ルーブル(300円弱)といいお値段ですが、
ベリーの風味と甘み、上品なパッケージが二重丸。

しかもチョコ本体をくるむ包装にこんな工夫が!

銀紙ではなく、チョコがくっつきにくいプラ包装。
矢印のところをめくって開け、食べ残したら
専用シールを開口部に貼ってとめるのだそう。
赤いところをつまんで引っ張ると、シールが簡単にはがれます。
シールを使うまでもなく、全部食べちゃいましたが(笑)。

サハリンチョコは、さらにお高い168ルーブル。

質実剛健のビターチョコ。簡単には割れない堅さ。
食べ応えがあって少しずつしか食べられないので、逆にリーズナブル。

このチョコに限らず、スーパーの商品はバーコードのタグつき。

普通は包装の上に貼られているものですが、なぜか中にある。

しかもチョコ本体にノリで貼りついていた~。

はがしてもノリの跡が…。
さすがロシア、と妙に安心したりして。
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オブレピーハの化粧品

2018-10-26 | サハリン2018


サハリンはユジノサハリンスクのホームセンターにて
オブレピーハ製品はないかと探したところ、ありましたありました!
左からハンドクリーム、顔用ナイトクリーム、石鹸、シャンプー。

オブレピーハはダーチャの庭によく植えられているベリーで、
ビタミン豊富で薬効に優れた植物として知られています。
日本でも生果や加工品が手に入ることは入るのですが、
いまひとつ知名度が低いのは、「サジー(中国名)」、
「シーバックソーン(英名)」「シーベリー」などと
違う名で呼ばれていて耳にとまりにくいせいかもしれません。
おまけにロシアでこの実を知った人は、間違いなく「オブレピ―ハ」と
ロシア名で呼びますから、ますます混乱するのも当然です。

まずはハンドクリームを使ってみましたが、
適度にクリーム感があって、甘い香り。
気になる効果のほどはいかがなりや?
しばらく使ってみてご報告します!
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襟裳岬から日高へ

2018-10-18 | 『勝手に帯広通信』

なになになに??と集まってきた未来の競走馬たち。

北海道最後の旅は、これまで自力では行けなかった日高。
サラブレッドの牧場をぜひとも見ておきたかったのですが、
JRはとっくに廃線となり、見どころをめぐるには車が必須の地域、
半ばあきらめていたところ、サハリン旅行をご一緒した
Sさんが車を出してくださることになり、急遽計画が浮上。

ところが…その矢先に北海道ブラックアウト!
  
停電と断水であたふたと駆けずり回った1日半。
おかげで満天の星を初めて見ることができ、
いかに街灯りや車のライトが強烈だったかを思い知ることに。

それはいいのですが…目指す日高には被災地も含まれており、
いくらなんでもこの時期に訪ねるのは不適切と思われ、
予定を一週間延ばして決行することにしました。

帯広から一路南下、途中、宇宙ロケットで知られる大樹町の
十勝海岸旭浜に残る戦争遺跡トーチカ群を見学。

終戦間近、米軍の上陸を阻止するために造られたそう。
これが海岸沿いに点々と並び、異様な光景。



トーチカは敵の攻撃に備えて造られる防御陣地。
日本語では「特火点」「火点」と訳されるそうですが、
ロシア語の「アグ二ェヴァヤ・トーチカ」の直訳でしょうか。
ちなみにトーチカだけでは「点」の意味。


海岸に打ち上げられたロシアのペットボトル。
ひょっとして北方領土から??

さらに南下して襟裳岬へ。

飛行機の上からしか見たことがなかった岬を
ようやく間近で見ることができました。風が強い!


「襟裳岬」の歌碑。同名の歌がふたつあるのですね。

ここから海岸沿いに日高に向かいます。

ふと見上げれば、航空自衛隊襟裳分屯基地のレーダーが。

ようやく日高に入ります。

展望台ならぬ「観農台」から見下ろすのどかな光景。


広大なサラブレッド牧場があちこちに。


サラブレッド銀座の名のとおり、馬だらけ。

そしてかねてから行きたかったアイヌの聖地、二風谷へ。

平取(びらとり)町の二風谷アイヌ文化博物館。


とても近代的で整然とした展示。
ただし照明が暗くて字が見えなーい!
いつもそうなのか、それとも停電後の節電か。


クマの毛皮バッグに惹かれます。

 
屋外展示場ではアイヌ工芸の実演を見学。

裏手を流れる沙流川。周辺には、いい気が流れていました。

この左手の先にアイヌ民族の反対を押し切って建造された
二風谷ダムがあり、穏やかな光景を分断しています。

ダム反対運動の旗頭ともなった萱野茂氏の資料館も必見。
  
素朴な展示ですが、かえってリアルな生活感が伝わってきます。


展示室の片隅に置かれていたシカの角の椅子がかっこいい。


左が若き日の萱野氏。後ろはハイジャックされる以前の「よど号」。

資料館入口正面にはこんな看板がありました。

確かに本州からここまで来ようと思ったら10万かかるかも(笑)。
北海道旅行、もっと安くならないものでしょうか!?

近くの「びらとり温泉ゆから」にて遅めの昼食。

びらとり和牛のモモステーキ丼。柔らかくておいしかった!

帰りは日勝峠経由で帯広へ。

ここまで郊外に来ても、なかなか星が見えないもの。
車が来ない畑の奥まで入って、ようやく星が見えましたが、
停電のときの見事な星空には及ばず。
Sさん、長時間ドライブありがとうございました!
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ありがとう帯広!

2018-10-02 | 『勝手に帯広通信』

丸5年間を過ごした帯広を、あとにする日がついにやってきた…。

北海道ブラックアウト騒動と引っ越し準備が重なり、
疾風怒濤の1ヵ月。更新する暇もなかったので
突然ではありますが、9月26日、古巣の武蔵野に戻ってきました。


毎日見ていた広い広い空と絵画のような雲。


会うたびに笑かしてくれたエゾリス君たち。


何度も乗せてくれたダイナ君を始めとする馬さんたち。

東京では決してできない経験とゆったりと流れる時間、
そしてご縁のあったすべての人々に感謝します。

これから拠点は東京に移りますが、
サハリンのことや北海道最後の旅のことなどなど、
書き残したことが多々あるので
落ち着いたら少しずつ書いていきたいと思っています。

本当に本当にありがとう、とかち帯広!
Comments (2)
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