サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

ロシア旅行の醍醐味

2007-04-20 | ロシアコラム
*今年の「極東ハバロフスク・ダーチャ訪問ツアー」の日程が
8月24日(金)~27日(月)で決定しました。
詳しくは追ってご紹介しますのでご興味のある方はぜひご参加を!

さてその前に、5月5日~14日までロシア取材に行くため、
ここのところその準備に追われてる。
本来ならこの時期が一番楽しいのに、今回は不確定要素が多すぎて
得意のシミュレーションがままならず、妄想が空回りするばかり。
なにしろまだ泊まるホテルも決まってないし、
いつどこで誰と会えるのかも出たとこ勝負。
おまけにS先生が気をまわして、現地の日本語教師の方に
引き合わせようとしてくれちゃったりするものだから、
会うべき人がどんどん増えてきて、収拾がつかん!

最大の問題は「会うべき人」のすべてがロシア人ということだ。
なにせ彼らは自分の都合だけで動く人たちなので、
こちらがどんなにカンペキな予定を組んでいても
そのとおりになるはずがない。
だからといって行き当たりばったりで動くには
ロシアの街は空間的に広すぎて、
行き当たりもしないうちにばったり倒れる恐れがある。

ああ!分刻みで取材スケジュールが組める日本は
なんて仕事しやすく効率のいい国なんだろう!
と思う反面、次はサプライズかプロブレーマか!?
開けてみるまでわからないのがロシアの醍醐味で、
書き手としてはこんなにおいしいネタの宝庫はないのである。
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吹替え訳その後

2007-04-18 | ヴァルシェブニキ・ドヴァラ
吹替え訳が5曲たまった。
ただの訳詞はもっぱら日本語の土俵で勝負すればよいのだけれど
音の制約があると、双方の言語を行きつ戻りつしながら
「音」を確かめる作業が欠かせない。
なのでどうかすると一日中、音を流しながらモニターの前で
ロシア語と日本語で交互に歌い続けることになって、
はたから見たら相当妙な光景にちがいない。

まず原曲を完璧にマスターして歌いまくる!これが重要。
舌に語感を覚えさせ、意味は考えずに絵を思い浮かべる。
で、聞こえる「音」と見える「絵」だけで言葉を選ぶ。
ロシア語のキメサビで「○○ア~」と終わる節では
意味よりもとにかく「あ行」で終わる日本語をあてたいし、
そう思って頭をめぐらせると、その言葉はちゃんとある。
それとか可愛い響きの言葉、とくにタイトルになっているような
言葉は活かしたいのだけれど、そのままでは意味が通じない。
ここはおおいに悩むところ。
でも、思いおこせば「カチューシャ」だの「サラファン」だのの
正確な意味を知ってる日本人がどれだけいるんだろう??
ってことは知らなくても想像力をかきたてられる、頭にこびりつく、
そういう言葉は残せばいいということだ。

そんなこんなの作業が楽しくて、
どうせなら日本語吹替えでレコーディングを!
と話は盛り上がり、昨日スンガリー西口店にて打ち合わせ。
キーが高すぎて自分では歌えないので人に歌ってもらうのだが、
ここへきて「どの音にどの言葉をのせるか」は
訳者の頭のなかにしかない、ということが判明してしまった。
つまり訳詞カードを渡しただけじゃだめで、
「歌唱指導」が必要なのである。

ランチどきのスンガリーでいきなり歌いだした我々に
隣席のサラリーマンから白い目が向けられたのは言うまでもなく…。
仕事でもないのに何やってんだか。
Comments (2)
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種まきシーズン

2007-04-13 | ダーチャごっこ
収穫後のブロッコリーをそのままほっちらけておいたら
脇芽からまたまた菜の花が咲いた。
ブロッコリーの菜の花は、おひたしにするととっても美味。
たった3株のブロッコリーなのに、2度3度と楽しめて得した気分。



さて先週末は晴天につき、土をつくり種まきを敢行。
キュウリ、トマト、ミニニンジンの種をまく。
その30分後には、早くもスズメたちがやってきて
狙いすましたかのように土を掘り返し始める。
いったいどこで見張っていたのか!?
後日、スズメよけにネットを張る。

そういえば、ロシアのサイトを見ていたら、
「ダーチャに行っててテレビを見逃した!」という書き込み発見。
まだ寒そうなのに、ダーチャもそろそろ種まきシーズン?
ロシアサイトのチェックは日常的に欠かせないのだけれど、
漏れなくスパイウェアがついてくるのは困ったものだ。
Uツアーズの方も、毎日大量にひっかかるとおっしゃっていた。
当方も1週間で500個以上捕獲!ひゃー!!
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ロシア・ヴィザ申請

2007-04-11 | ロシアコラム
某日、自力ヴィザ申請のため十ウン年ぶりにロシア大使館領事部へ。
受付時間は9時半から12時半まで、たったの3時間勝負である。
銀行のように順番札をとって呼び出しを待つシステムに、
ようやくロシアも効率性を追求するようになったかと一瞬感心したが、
窓口の対応は相変わらずのソ連式であった。

男性職員が書類一式に目を通し、形だけの請求書をポイとよこす。
それを隣の窓口の女性職員に渡し、ヴィザ申請手数料を払う。
「いつできますか?」と尋ねれば、女性はプイと横を向いて完全シカト。
出た、懐かしの無愛想! つまりあなたはあくまで会計係であって、
書類のことは書類係に聞けってことですね!
おお、無言でモノを言う見事な目力!!
……って、こんなところで感激していてどうするのだ。
二人いるなら二人で書類と金銭受取りを同時にすればいいのに!

1週間後、ヴィザ受取りのため再度領事部へ。
GW前のせいか、なんと30人待ち!
ただでさえロシアペースなので待てども待てども順番は回ってこない。
そのうちに受付終了時間の12時半が迫りくる。
個人申請らしき男性と、旅行社の人との会話。
「12時半になるとどうなるんですか?」
「閉まりますね」
「え! 順番札とっててもですか!?」
「受取りはできますが、申請はだめです」(あーよかった)
「私申請なんですけど、どうすればいいんです?」
「あした来るんですね」
……と領事部に通いなれた人はにべもない。

そして12時半! 残された十名余が窓口ににじり寄る。
こういう時に限って窓口でつかえる要領の悪い人がいて、
皆、腹のなかで悪態をついているのが空気でわかる。
12時40分。ついに順番来たりてヴィザゲット!!
なおも続く窓口対応に、先の旅行社の人が言う。
「珍しいですねぇ。今日はまだ続けている!」
……それって感心することなのか??
日本ではそれが普通なんだってば!
かくしてロシアに関わる人は、世間からズレていくのだ。


尊敬する客様……。
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ロシアのスヴェニール

2007-04-08 | ロシアコラム
モスクワ帰りのS先生から恒例のお土産をいただく。
ロシアチョコの詰め合わせとバラのチョコ&キャンディ、ビスケット、
黒パン、ついでにパスハ(復活祭)のゆで卵2個。

ロシアのお菓子はファンチキ(包み紙)が可愛くて、
捨てられない紙の山がどんどんたまってく。
猫ちゃん柄は「イリス・キスキス」
スカーフの少女は「アリョンカ」
黄色いのは「赤ずきんちゃん」。
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赤ネギのポトフ

2007-04-05 | ダーチャごっこ
赤ネギにネギ坊主が生えてきてしまったので、
あわてて収穫したのがもう2週間前。
今さら鍋でもあるまいし……。というわけで、
ポトフにして、ここのところ毎朝食べている。



見た目は固くてハリがあるのに、調理すると
普通のネギより甘みがあってトロンとした感じ。
洋風仕立てにもよく合います。


こちら赤ネギの全貌。
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