サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

明治神宮

2009-12-31 | etc.
大晦日に行っても意味はないのだが、なぜか恒例の明治神宮散策。
初詣客を迎えるべく、着々と準備が進む早朝の光景がよいのである。

原宿方面から向かうと南神門が迎えてくれます。


深夜には人で埋め尽くされる明治神宮本殿。準備完了。
記念撮影するのは韓国の団体さん。無粋なビルが邪魔!


玉砂利の道沿いに、奉献された酒樽が並びます。


その向かいにはブルゴーニュから奉献されたワインの酒樽が!

いったいどなたがご賞味なさるのでしょう?あやかりたい!
ではよいお年を!

チェコ雑貨

2009-12-25 | お宝コレクション
チェコ料理を食べた翌々日、チェコ雑貨のクリスマスセールに遭遇。
前々から気になっていた近所の東欧雑貨屋さん「ノンカ」にて
思わず自分用プレゼントに買ってしまいました。
きらきらピアスと陰のある表情が東欧っぽい(?)テリアのブローチ。
各525円。店内にもお手頃価格のアクセや小物がいっぱい!
この日は買物帰りでしこたま袋をぶらさげてたので、
またゆっくり見にこようっと。
年内は12月29日まで営業だそうです。

チェコ料理『だあしゑんか』

2009-12-22 | ロシア料理とその仲間たち
大盛況だった10月の1日限定ロシアカフェの打ち上げを兼ねて
チェコ料理のお店「だあしゑんか」で忘年会。
チェコの絵本や東欧・ロシアの書籍、雑貨が並ぶ店内は、
どこを撮っても絵になります。そんな素敵な一隅に、光栄にも
「ロシアの正しい楽しみ方」も置いてくださってました。


まずはチェコの樽生ビール、エーデルピルスで乾杯!
カマンベールチーズのマリネとともに。

   
     
ポーランド風バルシチはゆで卵入り、ロシアのボルシチよりあっさり味。
ロシアふうトマトサラダ、ブランボラーク(じゃがいもの「パンケーキ)、
モラヴィア風ローストポーク、ビール煮込みのグラーシュとクネドリーキ
(もちもちのゆでパン!)。どれもビールによくあいます。


デザートはレーズン入りのバーボフカ。水玉のお皿が可愛い!
これで3000円コース。お得です。
デザートはもう一種。リンゴ入りです。

じつは…この数時間前にニコライ学院同期の忘年会があり、
刺身、茶碗むし、天ぷら、鍋、雑炊までの和食フルコースを
しっかり食べ、つがれるままに日本酒を飲みまくっていたので、
途中でギブアップするかと思っていたのに結局デザートまで到達。
朝から泳いでおいた成果か!? にしても食べすぎですね。
今度はもっとおなかをすかしてからお邪魔します!

  
「だあしゑんか」は四谷三丁目から徒歩1分。
トイレの表示のタイルまで可愛い!

秋の恵み

2009-12-21 | ダーチャごっこ
大層遅ればせながのギンナン報告。11月に数度、恒例のギンナン拾い。
でも今年はいつもと勝手が違った。
例年大量にギンナンが落ちてる場所にひとつも落ちていないのだ。
そういえば一時期、公園のこの一角に囲いが張り巡らされ、
長々と工事をしていたことがある。
どうやら東京五輪招致に向けての工事だったらしく、
かつての選手宿舎が保存されている周辺が見栄えよく整備され、
ついでにイチョウの枝も刈り込まれてしまったようなのである。
地元市民の楽しみを奪うとは、まったく余計なことを!

というわけで、今年は園内のギンナンの絶対量が減り、
それをめぐって知らぬまに争奪戦が繰り広げられていたらしく
小粒のおこぼれしか残っていなかった。とほほ。

ところでよく「ギンナンは処理が大変でしょう?」と聞かれるが、
慣れてしまえば簡単です。使い捨てビニール手袋をはめて、
ギンナンを入れたビニール袋の中に手をつっこんで
一個一個むにゅむにゅつぶし、種を取り出し、洗面器にポン。
臭いがきついのでここまでの作業はベランダで。
このあと台所の流しでザルにあけて一気にもみ洗い。
残っている皮がなくなるまで何度でもすすぎ、
きれいになったらお日様の下に並べて数日干す。
すると、このような状態になります。


さらに「ギンナンは殻をむくのが面倒でしょ」とも言われるが、
使い古しの封筒に20粒くらい入れて、電子レンジにかければ簡単。
ポンポンとはぜる音が立て続けに鳴り終わったころ、止めます。
だいたい50秒くらい。これで半分以上は殻と甘皮が自然にとれてます。
全部の殻が割れるまで電子レンジにかけてると石のように固くなるので、
早めに取り出したほうが無難。
殻が割れていないものも、この段階なら歯で割れます。

ところが!世の中にはギンナンを歯で割れない人というのがいて、
見ているとどの歯をどの角度でギンナンに当てどう力を入れていいのか
という按配がまったくわからないようなのだ。
しかもその人は巨漢だったので、大いに笑えた。
そこで思い出すのが、昔読んだサイバネティクスの本。
人間は経験から体得した微妙なさじ加減でいとも簡単に物を操るが、
それとまったく同じことを機械にさせようと思ったらいかに大変か。
このさじ加減、「制御」の能力こそが機械と人間を隔てるものだという。
1個1個大きさも状態も違うギンナンを、目で見て指で触って
瞬時にして適所を悟って歯をあて、殻を割り甘皮を破り、
それでいて中味をつぶすことのない程度の圧力をかける。
この一連の作業をさらりと一秒でこなせる人間の精度の高さに
我知らず酔いしれながら、今日もギンナンをむくのであった。

ミンスクの台所

2009-12-13 | ロシア料理とその仲間たち
ベラルーシ料理のお店『ミンスクの台所』にてプロコ本打ち上げ会。
以前ここでダーチャ・セミナーを開いたことがあり、
打ち合わせでランチをいただいたことはあったのだが、
ディナーは初めてなので楽しみにして臨む。
S先生とそのご友人、出版社のSさん、イラストレーターのR子、
Uさんご夫妻の計7名で、まずはサービスのウォッカで乾杯。
普段あまりお酒を飲まないS先生も、ウォッカは一気!
「あなたも!」と促され、少なからぬウォッカを飲み干すや否や
「ほらっ、すぐに何か食べてっ!」とトマトのピクルスを差し出される。
せわしないこっちゃが、こうすると確かに酔わないのだ。

  
左)黒パンとウォッカ(クーポン持参でウォッカ1人1杯サービス!)
中)ニンニクをまぶしたサーロ(ラードの塩づけ)の黒パンのせ。
右)トマトの自家製マリネ。いずれもウォッカにぴったり。

メニューのセレクトはS先生におまかせ。
ロシア人のウェイトレスさんと相談しながらロシア式にオーダー。
前菜はキノコのマリネ、毛皮のコートを着たニシン、オリビエサラダ。


続いてボルシチのハーフ。ペリメニは各1人前。
 
このあたりですでに満腹に近づいていたが、
まだまだオーダーはとまらない。
 
左)スズキのオーブン焼き
右)ブリンチキ2種(焼きキャベツ入り&チキンとキノコ入り)
おともはグルジアワイン「フヴァンチカラ」。
スターリンのお気に入りだとかで、甘口で飲みやすい。
 ラベルにはピロスマニの絵が。 

シメはジャム添えチャイとともにデザート7種をまわし食べ!

左からアイスクリーム、小鳥のミルク、ベラルーシ風クッキー。

  
左)ワレニキ。餃子ふうに食べることもあるがこちらはデザート。
中)リンゴ味のケーキ、シャルロトカ。
右)ブリンチキ、デザート版。
極楽極楽~。あれ…1種足りない。
食べるのに夢中で第7のデザートを見損なった!

ロシア文化フェスティバル2009閉幕

2009-12-05 | ロシア系イベント
「ロシア文化フェスティバル2009」クロージングセレモニー&パーティが
去る11月30日、帝国ホテル富士の間で開催されました。
(写真は「富士の間」入口にてお出迎えのチェブ)
やや、チェブちゃんの控え室がっ!


午後7時、いちのへ友里さんの司会で式典スタート。
ロシア連邦大統領府長官セルゲイ・ナルイシキン氏、
外務大臣政務官、西村智奈美氏の代表挨拶に引き続き、
花束と民芸品の贈呈が……。

西村氏に贈られたのはマトリョーシカ、
ナルイシキン氏には巨大こけし(!)。

このあとロシア連邦外務省特別文化大使シュビトコイ氏、
新任の日ロ協会会長・鳩山邦夫氏がご挨拶。
そしてクロージング記念演奏が始まりました。

こ、これはお懐かしい、ボニー・ジャックスの皆さん!
往年のハーモニーが奏でる名曲「青いプラトーク」。

  
オペラ歌手・川副千尋さんによる「オネーギン」手紙の場、
ピアニスト・ミハイル・カンディンスキー氏によるラフマニノフ、
そしてロシアの国民的歌手エレーナ・オブラスツォーヴァさんは
アンコールで「酔っ払い」の歌を表情豊かに披露。

一転して合気会の皆さんによる演武。

帝国ホテル宴会場にて披露される合気道の技の数々。

そして乾杯のあとのお楽しみ!

 
バイキング発祥の地、帝国ホテルでバイキング。
オープニングの時に食べ損ねたお寿司をネタ切れ寸前に確保、
デザートもしっかりいただきました。
お帰りにはボリショイ・クッキーのおみやげつき。
そして午後9時、自然散会にて終了となりました。

ロシア文化フェスティバルは来年も行われます。
すでにプログラムも決まっているようなので
新情報が届きしだいお伝えいたします!