サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

ベランダ菜園収穫第1号

2005-04-30 | ダーチャごっこ
初挑戦の小松菜、収穫期を迎える!

「葉ものは一気に出てくるので食べきれない!」
と、区民農園利用者のOさんにうかがっていたので
種まきの時期を少しズラしてプランター2つで育成。
でも、間引きついでにちょこちょこ採って食べてるうちに
いつのまにか後からまいたプランターその2も繁茂してしまい、
時期をズラした意味はあんまりなかったかも。

羽アリのような小さな虫が大量発生し、
葉の裏に白くて小さな繭みたいのがへばりついてたり、
まだら模様が入ってしまった葉っぱもあったり……。
難はあれども、かまへんかまへん、のダーチャ精神で
ここ1週間ほぼ毎日食べ続けております。
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ダーチャの食卓

2005-04-28 | ダーチャ便り
泊めていただいたモスクワ郊外のダーチャで
まっ先に目に飛び込んできたのがこの光景。

なんだろう、この可愛さ!色あいの素敵さ!
果物や野菜までもがインテリアの一部みたいで、
レースのカーテン越しにさしこむ光がまたきれい!

夢中でばしゃばしゃと写真を撮りまくってしまった。
これは2階にあがる階段の上から撮ったもの。

しかし今考えると、そうとうに失礼だ。
Oさんと二人、挨拶もそこそこに
放たれたカメラ小僧のように部屋に突進し、
感嘆の声(しかも意味不明の日本語)をあげながら
右から左から上から下からシャッターきりまくり。

それほど感動的だったということですが、
にしてもイリーナさん、ごめんなさい。
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プロコフィエフ日記5/2公開

2005-04-27 | プロコ日記裏話
プロコフィエフの日記、5月分まで仕込み完了。
いいかげん配信開始日を決めねばなりませぬ。

そこで……2005年5月2日公開決定!
ということにしておこう。締切りがないと動かないから。

なぜこの日かというと、87年前のその日、
プロコはシベリア横断のため、ぺテルブルクからモスクワへと
移動を開始したからである。
日記の翻訳は5月15日からスタートしますが、
そのちょっと前から始めておこうと思うしだい。

昨日、大家N先生からダーチャ本が届いた旨のメールあり。
プロコ本の件で、近々初顔合わせ実現か?
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ダーチャの空とクレマチス

2005-04-24 | ダーチャ便り
モスクワ郊外セルゲイさんのダーチャの庭。
一番空の色がいい時間帯に訪ねたので、
この家で撮った写真はみんな上がりがよかった。

ロシアで写真を撮るとき、空の色は重要!
とにかく空が広いので、空色が変わると景色全体の表情が
まったく変わってしまうのだ。

ロシアでUFOの目撃例が多いのは、
UFOが頻繁に飛来するからというよりも
視界全体に空が広がってるのと、
それをまたぼーっと見てる人が多いからじゃないでしょか。
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書店の棚の選び方

2005-04-22 | ダーチャ本関連
昨日、ロゴスキーNさんにサイン入り本5冊をお届け。
その場で店の前にチラシ30枚を置かせていただく。

このあと青山ブックセンターを偵察。
入ってすぐの新刊書のコーナー、「ヒョードル」の隣という
願ってもないポジションにダーチャ本2冊。
そして「スローライフ」の棚の前に平積み。
さらに「天然生活」系の雑誌のコーナーにも平積みだっ!

的を得た配置はさすが復活ABC。眼力のある書店である。
ただし「海外」「ロシア」のところにダーチャ本はない。
そもそもロシアの本なんかないのである。
逆に渋谷のBFでは「海外」の棚にしかなかったので、
できれば「暮らし」の棚の「ヒョードル」の隣にも置いてほしい
と伝えたところ、編集Oさん、早速書店に手をまわしてくれた。

「『ヒョードル』がハバロの本だって知らなかったみたいですよ」
とOさん。え~!あんなに大々的にあちこちに平積みにしてるのに、
中身を読んでいないとは。

かたや大御所K書店では「ロシア・ヨーロッパ」の棚だったり
「編物」(!?)の棚だったり、支店によって
置かれている棚がまちまちだそう。
「ロシア」の棚だと普通の人は足を運ばないし、
「暮らし」の棚だとロシア本から遠ざかる。
訴求対象の広いテーマが裏目に出たか!?
最終的には、一番はける棚に落ち着くんだそうな。

そのK書店の最新データでは、購読者の男女比が逆転し、
女性が増えたもよう。なんとか率(忘れた)は4.9%。
10%こえないと増刷はかからないのだとか。
そして「旅行人」最新号発行。本の最初の告知が載る。
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ダーチャの庭で

2005-04-18 | ダーチャ便り
モスクワ郊外の高級ダーチャでご馳走になった
ロシア式チャイとベリーとりどり。

どこのダーチャでも、ベリーを盛ったお皿が
あたりまえのように食卓の上に置かれていて、
色鮮やかで可愛かった。

夏のビタミン源として、おやつがわりに
ベリーをむしゃむしゃもりもり食べるのがロシア流。
いいなー、このなにげない贅沢!
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ダーチャ本の営業活動

2005-04-16 | ダーチャ本関連
急にロゴスキーのN氏からお電話があり
「2時半ごろ店に行きますが、渋谷に出る用時はないの?」

つまり2時半に来い、ってことですね。で、渋谷に直行。
てっきりお店でお茶を飲みながらかと思いきや、
「ちょっと出ましょうか」とわざわざ別の店へ。
そういえば以前も同じ展開でしたなー。

ダーチャの本のお祝いに、とロシアの最新CDをいただく。
さらにPRしていただけそうな方々の連絡先を教えてくださる。
「Nからの紹介といえば断れませんよ」と力強いお言葉。
あとは恒例、ロシア旅物語の数々~。
また近いうちに会いましょう、とロシア式に固い握手を
交わし、マークシティで別れたのでありました。

帰路、ブックファーストを偵察。
地下1階の海外ものコーナーで、ダーチャ本を発見。
なんとロシア本と隣り合わせで両方とも平積みだっ!

ロシア本刊行当時、ここの書店での扱いは
あまり前向きではなかったように記憶しているが、
担当者が変わったのだろうか。よくわかっておられる。

ここで岡尾美代子さんの新刊本「ヒョードル」を購入。
「パン」で「ロシア」ときたら買わないわけにはいかんでしょ。
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プロコとシモツキの猫

2005-04-15 | プロコ日記裏話
夕方、共同訳者Sさんとプロコ日記の打ち合わせを兼ねて会う。
監修のN先生と私とのメールのやりとりをお見せしたところ、
「プロコ? シュト(何)??」と怪訝な顔。

ああ、そうでした。日本ではプロコフィエフのことを
「プロコ」って略すんですよ。
……と説明しながらおかしくなる。
ストラヴィンスキーやラフマニノフは略さないのに
チャイコとかプロコとか「コ」で止めたくなるのは
日本語の語感としておさまりがいいからなんだろうけど、
チャイ子? プロ子?……よくよく考えるとヘンだ。

引き続き問題なのは、小冊子作成のためのスポンサー探し。
その説得材料として、まずはブログをスタートさせる
ということで落ち着く。日本日記は5月15日スタート。
まだまだ先だと思っていたら、もうすぐだ!

Sさんとは連休明けに、下田の郷土博物館で開催されている
日露修好条約150周年記念展を見に行くことを約束。
下田散策の地図がわりに、以前「猫倶楽部」に掲載した
下田「猫マップ」のコピーをお渡しすると

「オオ!シモツキー・コーシュキ!シンパチーツヌイ!
(まあ、下田の猫ちゃん、可愛い~)」と大絶賛。

そういえば下田条約のこともシモツキー何とかっていったっけ。
シモダが形容詞になるとシモツキ……霜月?

おさまりのいい語感を求めるのは、万国共通ということですね。
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某書店での売れ行き情報

2005-04-15 | ダーチャ本関連
さっきからタイトルに1文字入れてエンターキー押すたびに
勝手に記事が投稿されてしまうのはなぜ??

気をとりなおして、もとい。
昨日のOさんの話では、ダーチャ本は4月9日(土)に発売され、
この数日間で全国のK書店で10冊売れたんだそう。
何も宣伝していないのに、この数字はいいほうなんだとか。

で、どんな人が買ってるかというと、7割が男性!
それも20代から50代まで年齢さまざま。
うーん、ターゲットは女性だったんですけど、ま、いいか。
お客さまはみな神様です。

やーしかし、初めて見たけどスゴイなー。
いつどこの店舗で何冊売れたかが、端末で見られるだけでなく
買った人の性別、世代まで円グラフで瞬時に示されるのだ。
レジを打つとき、購入者の情報も打ち込むんだそう。恐るべし。

でも、男女別はひと目でわかるとしても
「このヒト、何歳?」っていう判断は主観ですよね。
帰り道、たまたまK書店で本を買ったので、店員さんの
視線や手元を観察してみたが、よくわからなかった。
どの世代に分類されたんだろう?……って見えたままか。
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プロコフィエフと格闘す

2005-04-13 | プロコ日記裏話
プロコ日記はこれまで「異郷」という研究誌に掲載されていたのだが、
援助金の削減により、どうやらもう発行されないらしい。
それを知ったのは、ネット配信を思い立ったあとのことで、
同人誌発行者の偉い先生からも「ぜひネットで」と後押しされる。

とりあえず掲載済みの翻訳原稿はテキストデータになってるし、
先生のチェックも済んでいる。
ぺたぺた貼り付けていけば楽勝だっ!
と思っていたのだが……。

うーむ、読み返すと、まだアラがある。
新たな疑問点も生じてくる。
裏をとらねばならないことも少なからずある。

そもそも翻訳した日記のコピーは、いきなりシベリア鉄道の途上、
イルクーツクから始まっている。
「異郷」は来日ロシア人を対象とした研究誌である性格上、
あくまでもメインは日本滞在の項であったからだ。

しかし一般的な感覚としては、家を出るところから欲しい!
だってそうでしょうが。なぜ作曲家がロシアを捨てる決意をしたのか、
それが自らの言葉で書いてあるなら、読みたいと思うのが、
たとえプロコ・ファンでなくとも自然な感情ってものだ。

……と書いていたらOさんから電話が。
ダーチャ本の動きは上々。なぜか男が買っている、とのこと。
アマゾンの表紙写真はさしかえてもらえるそう。よかった。
明日はロシア旅行社に挨拶詣で。
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知らぬは著者だけ?

2005-04-12 | ダーチャ本関連
おかしいなー、そろそろ本が出てもいいころなのに連絡がない。
そう思って編集のOさんにメールしたのだが……お得意の沈黙。
何の気なしに、「ロシアに学ぶ週末術」を検索してみる。

……ややっ!なぜいくつも出てるんだ!
ええっ!?アマゾンでも楽天でも、もう「売ってる」じゃん!
なんで書いた本人が知らないんだよー。

し、しかし……。
楽天はいいんだけど、アマゾンの表紙写真、
みごとに帯写真をはがされて写ってる。
これじゃ書店で見ても同じ本だと気づかないではないか。
しかもこれがずーっとネット上に残るのか!?

長い帯は洒落てるかもしれんが、「帯はとるもの」
という認識があることも覚えておかねばなるまい。
ああ、またひとつお勉強。
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プロコ日記の行方

2005-04-11 | プロコ日記裏話
共同訳者のSさんのOKもらい、プロコフィエフの日記配信決定す。
が……。ロシア女性Sさんは、超アナログ派。

「それはいいアイデアだわ!素晴らしいわ、任せたわね!
それはそれとして……。小冊子にまとめて発行するのはどうかしら」

はっ……?

「印刷代はいくらかかるかしら。スポンサー見つけないとねぇ」

あ、あのぉ、ですからネットならタダなんです!

「でも私、インターネットはわからないからっ!
で、全部で何ページになるの?いくらになるの?」

は、はぁ……。日記だけなら20ページくらい??

「そうだわ!インタビュー記事も一緒に載せましょう。
もう原稿はあるんだし。5ページくらいかしら。
ってことは全部で25ページね」

なら24ページですね。

「25ページよ。あ、解説も入るから30ページにしましょ」

いや、印刷物は少なくとも4の倍数でないと……。
28ページか32ページですね。
で、何部刷るんですか?

「500くらいかしら」

ご、ごひゃく?(それみんな手で配るんかい)

「どのみち翻訳料はタダなんだから(←全員ボランティア)
印刷代しかかからないでしょ」

いや、でもデザインとかどーするんですか?

「それはあなたがお得意じゃないの!」

げげっ!いつからそんなことに!

っつーか、印刷物はお金かかるからネット案をご提示したのに
なんでこーゆーことになるの!?
ま、紙媒体をつくることはやぶさかではない。
が、そうなったら本文棒打ちの素人芸はお見せできない。
読みやすいレイアウトにしたいし、写真も入れたいし~。

……いかん。いか~ん!

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プロコフィエフの日記

2005-04-10 | プロコ日記裏話
うっかり忘れるところだった! そもそもブログを始めてみたのは
ここ1年ほど訳し続けていた「プロコフィエフの日記」の一部を
ネットで公開できないかと思い立ったためであった。

プロコは革命直後の1918年、渡米の途中で来日。
訳したのはこの日本滞在約2ヵ月分だけですが、
いや~、面白いんだか面白くないんだか。

なにせ日記を出版したご遺族が
「わかりにくい文章でしょう。訳すの大変でしょう~」
というほどロシア語がヘン。共同訳者のロシア女性も
「あーー!こんなロシア語はありませーん!」
と手を焼くほどのしろものなのだ。

しかし彼が日本で何をし、何を考え、感じたか……。
それを伝える唯一の資料であるこの日記を
読んでみたいプロコ・ファンがきっといるはず!

というわけで、日記ならブログが最適!と試したところ
gooのカレンダーは、20世紀対応であることが判明!
(ちなみにエキサイトは21世紀表示のみ。
ほかのブログはどうなんでしょう?)
つまり1918年のカレンダーと連動させた「過去日記」を
プロコが書いたかのごとく作成できるってことよ~!

ところが……すっかり舞い上がって準備万端整えたのに
版権元の遺族と直接交渉できる共同訳者は、
ロシアに帰ったまま戻ってこない。
で、練習がてら別のブログ(つまりコレ)で遊んでるうちに、
こっちがメインになってしまったというわけですばい。

そこに朗報!ついに昨日、共同訳者帰国(じゃなくて再来日)!
いよいよ明日お会いして話をつめる予定である。
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いつ出るんだ単行本

2005-04-08 | ダーチャ本関連
見本が出てから1週間。
そろそろ取材協力者に配る分も刷り上っていいころだ。
そしたら挨拶まわりで忙しくなるハズである。

しかしもう何百回も通しで読み直したので
目が拒絶して読むことができない。
新たなマチガエを発見したらいやだし……。

いいかげん床に散らばったダーチャ資料の山を片付け、
中断していた「Oさんモスクワへ行く」の続きを書かねば!
ううむ、こっちのほうがリキが入りそうだ。
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ダーチャごっこ

2005-04-07 | ダーチャごっこ
ささやかダーチャ、ベランダにて進行中~。
ツルをのばしているのは練馬産のエンドウ豆。
ここ数年、練馬に住む友人から毎春譲りうけている苗を
今年もまた植えてみました。

あとは種まきしたガーデンレタスと小松菜。これがしくじった!
レタスの種はアメリカ産、小松菜はオーストラリア産やないか。
「勝手にアメリカ製品ボイコット運動」を展開していたのに
原産地を確認し忘れるとはなんたる不覚。
小松菜なんて小松川地方が生んだ江戸っ子野菜のはずなのに。

ってことは、国産野菜だと思って食べてても
種は輸入物ってこともあるわけですね。
またひとつ勉強になりましたわい。
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