サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

ミンスクの台所で人生の先輩を偲ぶ

2021-12-17 | ロシア料理とその仲間たち
過日、2年ぶりに神谷町のベラルーシ料理の店「ミンスクの台所」へ。



神谷町に移転してからランチをいただくのは初めて。
4種のなかからロールキャベツのランチセットを注文。
サラダとスープ、パンまたはライスつきでたったの1000円!
どれもやさしい味で、ボリュームたっぷりなのに重くない。
しっかり完食してしまいました。



この日の会食は、もともとは『猫のユーユー クプリーン短編選』の
翻訳出版をお祝いすべく、昨年計画していたもの。
それがコロナで延び延びになり、ようやく実現したしだい。

でも、写真のグラスにつがれたウィスキーは、乾杯のためではなく、
本当ならこの席にいらっしゃるはずだった人生の大先輩、
植田和男さんを偲んで献杯するためのもの。
翻訳に多大なるご協力をいただきながら、出版を待つことなく
昨年4月、90年の生涯を終えられた植田さんの思い出を語りながら
共訳者のサブリナ先生と群像社の島田氏と、しみじみといただく。
生前お元気だった頃、植田さんご夫妻が北海道旅行のお土産として
サブリナ先生に買ってこられたウィスキーだそう。
お店の計らいで、特別に持ち込みOKに。



締めにラムレーズンのアイスクリーム。
プラス、サブリナ先生からブリヌイのデザートを
おすそ分けいただいて、お腹ぱんぱんですー。

気づけば3時間。久々の外食とおしゃべりを楽しみました。
「ミンスクの台所」には、最近すっかり手に入りにくくなった
TAMADAのグルジア(ジョージア)ワインが揃っていたので
次回は夜、ワインを飲みに行きたいもの!
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