サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

台風10号

2016-08-31 | 『勝手に帯広通信』
台風10号の去ったあと、朝の散策コースにある川がことごとく増水。

午前5時45分頃の十勝川。
十勝川大橋のすぐ下を濁流が流れてる。

橋の東側、十勝川温泉方向を望む。

普段は防風林のあるところまで広大な河川敷が広がり、
この位置からは川なんか見えないのに
堤防ぎりぎりまで「川」になってしまった。
花火大会の観覧席だった場所がすっかり水没。

橋の西側、右手が音更町、左手が帯広市方向。

ここも普段は一面の河川敷。

普段の十勝川はこちら。

アングルが違うのでわかりにくいですが、
この写真の左に写っている防風林は
上の写真右端の防風林と同じもの。
このように、川の両岸には防風林が植えられ、
おいそれと人が近づけないようになっているので
これまで川の姿は橋の上からしか見えなかった。

一方、こちらは札内川にかかる札内橋。

いつもこの橋の下をくぐって歩いているのに
ウォーキングコースもパークゴルフ場も水没。

札内川は十勝川より狭いので流れも速く結構こわい。

右下に見える手すりにつかまって斜面をおりると
ウォーキングコースに出られたのだが…。

普段の札内川はこんなようす。

雨はやみ、ひとまずおさまりそうではあるけれど、
河川敷が元通りに使えるようになるまでは時間がかかりそう。
いつもは河川敷で集団でエサをついばんでいるカラスたちが
びしょ濡れになって茫然としていた。
水辺の鳥や動植物が心配。
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日々是収穫

2016-08-27 | ダーチャごっこ
台風一過も束の間、また雨続きの予報なので収穫を急ぐ。

初挑戦のじゃがいも「レッドムーン」。
天候不順で何本かはダメになってしまったけれど、
種イモの数よりは増えました(笑)。

巨大キュウリもまだいけそう。

今年はどこの家庭菜園でもキュウリが不作と聞き、
一時はあきらめかけていたものの、例年どおり巨大化。
1本で普通のキュウリ4本分くらいの食べであり。

さすがにスイカは微妙。

雨続きでほとんどあきらめ、放置しておいたところ
菜園からはみ出して草地にツルをのばし、
知らないうちに4個実がついていた。
1個でも食べられれば、よしとしましょう。

こちらもあきらめ組のゴーヤ。

気温が上がらず、まったくツルが伸びなかったゴーヤが
いつのまにかツルをのばして実をつけていた。
あまり期待をせずに見守ることに。

とにかく今年は異常気象でパッとしない菜園事情。

トマトは色づきが悪く、成長が遅い。
実が落ちてしまったものは加工用に拾い集める。
やっと生えてきたフェンネル、イタリアンパセリも収穫。

こちら、どうやらレタスの花。

イタリアのミックスレタスをまいた畑に出現。
日本で市販されているレタスの花は黄色だそうだが
イタリアものは、きれいな淡いラベンダー色。
そもそもこのレタスは去年まいて冬越ししたもの。
なんという生命力。今年もこのまま放置してみよう。

ピンクの花はトラノオ。

東京から連れてきて直植えしたところ、大繁殖。
よっぽど北海道の気候が気に入ったのか、
狭いプランターから解放されて、のびのびと育ちすぎ。
写真に写っているのはごく一部で、
これでもかなり抜いたのですが…。

初秋の菜園、緑も見おさめ。

奥はトマト、左はハーブと葉物、右は枝豆。
さすが北海道、豆類だけは順調に成長。
ただいまモロッコインゲン収穫中です。
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台風一過のクルミ拾い

2016-08-25 | 『勝手に帯広通信』
今年は珍しく北海道に台風が続々上陸。
台風一過の朝はカラリと晴れ、散策に出かけると…。

折れて飛ばされた木の枝に混じって
まだ熟していない木の実があちこちに落下。

オニグルミも地面にたたきつけられている。

クルミを拾っているおじいちゃんを見かけ、
挨拶がてら声をかけてみると、
「よかったら持っていきませんか」とおっしゃる。
なんでも、このままにしておくと車に踏みつぶされ、
道が汚くなってしまうのだそう。
そこで、しばしクルミ拾い。
拾っては歩き、拾っては歩き、
ほどよい屈伸運動になり、汗ばんでくる。

けっこう拾いました。

外の皮が黒くなったら、実を取り出すのだそう。
が、問題はそのあと。
普通のクルミと違ってオニグルミは小さいので
殻を割って中身を取り出すのが一苦労。
もともとエゾリスの御馳走なのだから、
結局エゾリスに返すことになるんだろうなぁ。
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一瞬の夏

2016-08-17 | 『勝手に帯広通信』
5月に30度超えの暑さに見舞われたきり、
ずっともやもやとした天気が続き、
8月になってちょっとは夏らしくなったかと思いきや…。

8月13日、勝毎花火大会

花火大会としては、北海道最大規模なのだそう。
十勝川河川敷の会場では、ノリノリのMCの進行で
光と音のスペクタクルショーが繰り広げられ、
そのようすは地元局でライブ中継される。
それを見てタイミングを見計らいながら、
廊下に出ては窓から花火を観賞。
風情や余韻を楽しむ江戸花火とは違い、
とにかく派手!

8月15日、平原まつりの盆踊り

盆踊りというのは、踊らにゃ損ソンとばかりに
皆が踊りの輪に加わって踊るものかと思ってました。
が、この盆踊りは「見る」盆踊り。
あらかじめ名乗りをあげた参加チームが、
平原通りを練り歩きながら、踊りを競い合う。
それも「北海盆唄」ただ1曲をノンストップで延々リピート!
歌も演奏もナマなので、全員体力勝負の耐久盆踊りである。

花火といい盆踊りといい、妙にショーアップされていて現代的。
伝統ある本州の夏祭りとは違う次元で
独自の進化を遂げているといった感あり。

そして「花火と盆踊りが終わったらもう秋」というのがこちらの相場。
学校の夏休みも8月18日で終了。
一度も扇風機を出すこともなく、
あっというまに夏が終わってしまった…。

ヒマワリは、こちらでは夏の終わりの花。
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サハリンへの道

2016-08-15 | サハリン2018
サハリン・稚内間のフェリー航路復活を知って以来、
真剣にサハリン行きを計画中。
何しろ復活したフェリーはロシア主導の船だけに
来年もあるとは限らない。
「ある時に買え」はロシアの鉄則である。

そこで準備を始めたはいいが、ここにきて思わぬ障壁が!
ちょっと前にパスポートが切れてしまったので、
更新しようとして初めて、ここはどこかを思い知る。
東京から戸籍抄本を取り寄せるのに1週間、
パスポートの交付にいたっては2週間もかかるという。
東京なら1週間で済むことが3週間も~。

(ちなみに。念のため調べてみたところ
パスポートの申請から交付までの所要日数は
どこもだいたい営業日6日。
沖縄でさえ営業日6~10日とあるのに
北海道は札幌以外は「約2週間後からとなります」と
えらくアバウトである。申請窓口で確認すると
「早めに届いていることもありますので、
お急ぎでしたらお電話ください」だと。
道民はこんな不便に甘んじているのね!)

さて、ロシアに行くにはさらにビザが要る。
これまでは自分で狸穴のロシア領事館で申請し、
ビザ代無料で済んでいたけれど、
今回は旅行会社にパスポートを書留で送り、
至急手配料金で代行してもらわねばならない。

そもそもフェリーは9月中旬までしか運航しないので、
ビザ申請から逆算するとギリギリのスケジュール。
こんなんでほんとに間に合うんだろうか??
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夏のぬかびら

2016-08-13 | 『勝手に帯広通信』
おはよう、クマさん、シカさん。

1年半ぶりの上士幌町糠平(ぬかびら)。
朝8時半なのにもう開いていた「ひがし大雪自然館」。

キタキツネもいます。


ナキウサギもいます。剥製ですが。


スキーで何度か来たことはあったものの
夏の糠平は初めて。


糠平湖、きれいです。


はや1週間前の8月5日、貴重な晴天日を逃してなるまじと
アウトドアの達人のお誘いで、初めての釣りにやってきた。
ところがこのところの雨で湖は増水、渓流へ移動することに。

その道中…。

この小屋のたたずまい、妙にロシアだ~。


パイプのねじれ方もいい味出してます。
このあたり見たことのない種類のトンボ多し。

着きました。最初のポイント。

糠平にいくつかある旧国鉄士幌線アーチ橋のひとつ、
「糠平川橋梁」。温泉街から歩いてすぐ。


場所を変えながら急流で釣りをする人々。

ホーマックで購入した
エサ用の「ぶどう虫」。

「蜂蜜養殖」と書いてあるけど
なんでしょう??
知らない世界はマニアック。

釣れたのはイワナ。

けっこう次々かかるのだが、小さいのや
食べられないウグイはすぐリリース。


ここにもいた、コエゾゼミ。
なぜか同行者のシャツにへばりついていた。

6匹ほど釣れたところで
近くのキャンプ場へ移動。貸切状態。


 
釣れた魚と持参したジンギスカンを空の下で焼く。
北海道民が愛してやまない「ジンパ」こと
ジンギスカンパーティー、実はこれが初体験。
久々の青空、まばゆい緑、これぞ北海道の夏!
……にしても誰もいないのがもったいない。
トイレも水場もゴミ捨て場も完備してるのに。

午後の部は温泉。

初訪問の中村屋さん。
リニューアルして好評なのだそう。


早速お風呂へ。ひとり500円。


ここも貸切状態。熱めのお湯が気持ちいい。


脱衣所に書き物机。雰囲気のあるお宿です。


こちら露天風呂への階段。


露天風呂は男女混浴の時間帯だったので
入りませんでしたが、かなり熱いとのこと。

ロビーには、こんなものが…。

下に敷いてあるのはストーブ台。
昔は北海道のどこの家にもあったそう。
タイルがレトロで可愛い。


こちらはフロント脇、お豆の量り売りコーナー。
こんなふうに宿のあちこちに昭和レトロな調度品。


ここにもタイル。

宿の入口にはこんな子が…。

看板犬のあずきちゃん。おっきくて可愛い。
ニューファンドランドの女の子だそう。
こちらに子犬時代のお写真も出ています。

中村屋さんのちょうどお向かいに
何度か来たことのあるおみやげ屋さんがあり、
お気に入りの木彫りのクマコレクションに会いに行く。

なぜか充実のソ連製木彫りコーナー。


大量のクマさんがずらりと棚に並んでいるのだが、
いつ訪ねてもほこりひとつかぶっていないし、
ディスプレイも微妙に変えてある。
なんとなく居心地がよく博物館を訪ねるような気分で
何度でも見に行ってしまうのである。

糠平温泉をあとにし、しばらく進み…

十勝養蜂園でソフトクリーム休憩。
ちょうど蜂蜜が切れていたので蜂蜜も購入。



このまま帰るはずでしたが、こんなものが…。

ちょうどこの日は上士幌町航空公園なる広大な芝生で
北海道バルーンフェスティバル開催中。
上士幌は熱気球が盛んな地なので、ちょっと見ていくことに。


木陰から突如現れた帯広畜産大学チームのバルーン。


その後、次々バルーンが飛んできた。
地上のターゲットに向かって砂袋を投げ、
距離を競う競技なのだとか。
スタート地点が決まっているわけではなく
その日の風向きを読んで、各チーム
ここぞと思う場所からスタートするとのことでした。


最後の立ち拠り所はパン屋さん「トカトカ」。
十勝産小麦を使ったパンをお土産に。



今回はアウトドアの達人が車を出してくれたので
あちこち寄り道のおまけつき。
うーん、やっぱり車は融通がきいて便利。
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収穫

2016-08-05 | ダーチャごっこ
8月に入ってようやく日が差し、菜園の収穫。


異常な長雨のため、一時は絶望視された夏野菜たちも、
夏の日差しを浴びるなり目に見えて成長。
ズッキーニやトマトは例年どおり巨大化し、
トマトのアイコもぼちぼち色づいてきた。
でもどことなく勢いがない。

予報ではまた明日から雨まじりの天気。
順調に生育・収穫できているのは、今のところ
レタス(越冬!)、小松菜、大根、カブくらい。
バジル、イタリアンパセリは大幅に発芽が遅れてる。
最も成績がよいのはコリアンダー(パクチー)。
こぼれ種でどんどん増え、とっくに開花。
とても消費しきれないので、このまま放置し
コリアンダーシードを採取するしかなさそう。

8月。なのにアジサイ。


8月。なのにコスモス。


8月といえばヒマワリでしょー!
が、まだどこにも咲いてない。
いまだに違和感のある北の大地の花暦。
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