サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

ダーシャのいる家

2011-03-31 | モスクワ取材2010
真っ黒で何が何だかわからないですね、こりゃ。
プードルのダーシャ、お気に入りのマットにての図です。

「ロシアの大人の部屋」では24件のお宅を紹介していますが、
栄えある撮影取材第1号となったのが、このダーシャの住むアパート。
飼い主さんは、アーティストのクセニアさん。
カメラマンのイワンさんの大学の後輩にあたり、
まずは手近なところから…とサンプル写真が送られてきたのは
今から早、半年前のことです。

皆さんお忘れかもしれませんが、昨夏のモスクワは記録的猛暑と
山火事に発するスモッグに見舞われ、都市機能がストップ。
「街に出ることもできず、まるで戦時下のようです。
したがってロケハンに出ることもできません!」
と、現地コーディネーターさんから悲痛なメールが…。
予定では8月にロケハンし、9月には本取材と踏んでいたのに
すっかりスケジュールが狂ってしまったのです!
ようやくスモッグ騒動がやみ、突然送られてきたのが
クセニアさんのアパートの画像数十枚。
そのなかに、ダーシャを抱いたクセニアさんの写真がありました。
とても可愛がられているのが伝わってくる、いい写真でした。
(じつはカメラマンには、犬や猫のいるお宅では
必ずその写真もおさえてほしいと頼んでありました。
本書にペットの写真が多いのはそのためです。)
そのときからずっと会いたい会いたいと思っていたダーシャに
やっと会えたのは2ヵ月半後。実物のダーシャはとても良い子でした!

こちら実物のクセニアさんとカメラマンのイワンさん。

クセニアさんにはマスタークラスのページにもご登場いただき、
コラージュのつくり方を教えていただきました。
上の写真はその撮影風景ですが、このとき外の気温は5度くらい。
なのに半袖Tシャツ1枚!
ボンドを使って作業してるので、窓も開け放してます。
それくらいロシアの室内暖房は効きまくり!
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『ロシアの大人の部屋』本日発売

2011-03-25 | モスクワ取材2010
昨年のモスクワ取材の集大成、『ロシアの大人の部屋』が
ようやく本日発売となりました!

 辰巳出版刊、本体1600円+税

モスクワ大学の学生さんから95歳(!)のバーブシカまで
24のお部屋をイワン・ブリンスキーさんの写真で一挙ご紹介。
可愛い民芸品や雑貨にもフォーカスしました。

表紙はアレクサンドラさん宅のダーチャふうキッチン。
自分で赤くペイントした棚や年代物のサモワール、
東洋調の照明器具やイケアの家具、
そしてよく見ると、やや!猫ちゃんのゴハン皿が…。
書店で見かけたら、ぜひ猫のお皿を探してみてください!

震災の影響で紙が調達できずに発行延期になる本もあるなか、
予定どおりの販売にこぎつけた幸運に感謝するとともに、
ご協力・ご尽力いただいた皆様にあつく御礼申し上げます。
このような時期ではありますが、
ほっこりとかわいいロシアの部屋をご覧いただき、
少しでも温かな気持ちになっていただけたら幸いです。
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音楽財団のゆうべ

2011-03-06 | モスクワ取材2010
モスクワ到着日にカメラマンと取材日程の打ち合わせをしたときに、
「水曜と日曜は音楽財団のコンサート」という予定が組み込まれており、
取材対象者にでも引き合わせてくれるのか?とあまり深く考えず、
言われたとおり水曜の夕方、会場へ……。

アルバート通りの脇道にあるスクリャービン記念博物館。
別件で同行していたK君も一緒に、わー、すてきな建物~!
と入ってみれば、すでに会場にはお客さまがぎっしり。

皆さんクラシックコンサート仕様の薄着でおめかし、
なのにこちらは防寒仕様のモコモコの普段着。しまった!
やがてピアノコンサートが始まると、前口上に立ったのは
なんとカメラマンのイワンさんではないですか!
彼は音楽財団の理事長にしてコンサートの主催者だったのだ。
てことは、取材とは関係ない、お呼ばれ??

この日のコンサートは、アレクサンドル・マカエフさんという
レーニン似のピアニストの生誕50年記念イベント。
サロンのような心地よい雰囲気、しかも入場無料。
おめかしした可愛いバーブシカの社交の場となっておりました。

↑こちら見事な彫刻が施された帝政ロシア時代のピアノ。
 
アールヌーヴォーの家具や赤いピアノも。
ひとつひとつは素敵なのだが、これすべて会場のあちこちに
舞台裏の美術道具のように放置。なんともったいないことだ!
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コスモスホール

2011-03-05 | モスクワ取材2010
じつに20年以上ぶりに訪ねた魔界の城郭、コスモスホテル!
きれいにはなったものの、ワサワサとした胡散臭さは相変わらず。
ここに泊まったK君は、早速売春婦のお声がけを頂戴したそう。

用があるのはホテルではなく、ホテル1階にあるコスモスホール。
目指すはヴァルシェブニキ・ドヴァラのコンサートなのである。
音楽監督ヴィタリーさんと待ち合わせしてたので、
ホールのロビーでうろうろしていると、
係のおばさまが「誰を探してるの?」と声をかけてくれ、
一緒になって探してくれる親切さ。
ついでにホールの裏側探訪。

↓こちら舞台裏。↓ここは楽屋?
  

再会!お兄ちゃんになったヴラッドくん。


こちら新たなチビッコ軍団のひとり、子犬みたいなジーマくん。

まだ力配分がわかってなくて、
めいっぱい踊りすぎては、すぐ虚脱状態になるのが可愛かった~。

当夜のコンサートのもよう、並びにニジニノブゴロドでの
最新ヴァルシェブニキ・レポートはこちら!
http://kapitoshka.exblog.jp/
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ロシアの洗濯物干し

2011-03-02 | モスクワ取材2010
「ロシアではどこにどうやって洗濯物を干すんでしょう?」と
編集のKさんが主婦らしい疑問を発していたので、早速実践。

アパートホテルのバルコニー(というかサンルーム)から
折りたたみ式の洗濯物干しを引っ張り出し、部屋に広げてこのとおり。
集中暖房で室内は半袖一枚でも過ごせるくらいなので、一晩で乾く。
もっとバリンバリンになるかと思ったら、意外とほっこり。

この洗濯物干しは、だいたいどこの家庭にもあるもよう。
取材先の若い女の子の部屋にもありました。
下着類が百花繚乱だったので、さすがにその写真は公開できませんが!
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