サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

ロシアのおみやげ

2013-10-20 | ロシアコラム


モスクワから東京に戻ったS先生から小包届く。
転居前に「黒パン送るわね!」と言われていたので
てっきり黒パンかと思ったらさにあらず。
「これから寒くなるから気をつけて」と
カザフスタンのフェルトのベストを送ってくださった。
色合いと刺繍が可愛いこと。 
着るとブカブカでちょっと重いので
ソファにかけておいたら、たちまち猫のクッションに(笑)。

そしていかにもロシアな色つけを施した木馬の置物も。
飾ってみたら、北の空気によく映える。
やっぱり北には北の色があるんだなぁ。
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『勝手に帯広通信』第3号 秋の味覚祭り

2013-10-20 | 『勝手に帯広通信』
10月16日初雪。雪宿りのカラス。

台風接近に備えていたのに、風はそよとも吹かず、
そうこうするうち雨からみぞれ、そして雪に。
例年より1ヵ月早い初雪だそう。
初暖房を入れるも、一気に部屋が暖まり、頭が痛くなる。
なんと強力な暖房設備だ!

翌日には雪も解け、秋晴れが続く。
19日(土)は楽しみにしていた市場の秋の味覚祭りへ。

帯広地方卸売市場
70番のバスで国道西20条の停留所から徒歩約10分

すでに市場前には露店が出て人だかり。

玉ネギ10㎏900円、野菜の詰め放題500円…。
ショッピングカートを持ってくるんだった!

お目当てのひとつはこちら。

かに汁、きのこ汁各100円。
秋の香りをいただく。

一般客が買物できるのは関連食品売場の棟。

水産物、肉、青果、お菓子、干物、練り物などなど。
ゆうパックコーナーもあるので郵送可。
でも送料をかけたら元がとれないので、
持てる範囲のものを念入りに物色。

買物終わりには2階の市場食堂ふじ膳へ。

日替わりメニューの本日の魚定食(750円)
秋の天丼、ししゃも、鮭、エビ、舞茸、ナス入り。
さくさくした揚げ具合が絶妙!

本日の収穫

清水町の白菜(100円)とバラにんにく1袋(400円)、
大樹町の新巻鮭(1500円)、原木しいたけ(300円)、
かまぼこ4種、ハチミツ2種、小麦粉、お菓子など。

かなりお買い得ですが、痛いのはバス代。
片道15分くらいなのに330円。しかも停留所2つ手前くらいで
250円から一気に80円アップってどういうこと!?
悔しいので帰りは250円圏内まで歩いてからバスに乗る。

「そろそろ車がほしくなったでしょ?」と言う人もいるけれど、
いえいえ。先日はこんなとこまで歩いてきました。

札内川の向こう岸、幕別町

ナウマン象の化石が発掘された町らしい。
帯広市内からガンガン歩くこと約1時間40分。
到着~!十勝幕別温泉「華のゆ」。

やけに見覚えがあると思ったら、以前来たことのある温泉ホテル。
ホテルの経営が変わって名前も変わっていたので、
ロビーに入るまで気づかなかった。


モール温泉の露天風呂、高温風呂、低温風呂、ジェットバス、
サウナ、ミストサウナなどなど、温泉を満喫したら、
休憩所やお食事どころ、ゲームセンター、オンドル部屋、
マッサージなどでひと休み。
ロッカーキー、タオル、専用部屋着とバッグをもらって、
何度でも出たり入ったりできるシステムなので
半日たっぷり楽しめて、これで900円は安い!

さすがに帰りは湯ざめしてしまうのでバスに乗ろうと思ったら、
なんと発車1時間前までに予約が必要なんだとか。
たまたま予約客を乗せてやってきたバスの運転手さんが
帰りに乗せてくれたからいいものの、知らないでいたら
来ないバスを延々待つところだった!
「停留所にそう書いてあるはずですよ」と運転手さんに言われ
停留所を隅々まで見てみたけれど…。


「デマンド運行」の告知文らしきもの(写真下部)が
無残にも破り去られてた。これじゃわからぬ~!

あとで知ったことには十勝バスの日帰り温泉パックなら
温泉&オンドル&往復のバス代込みで1000円と超お得。
次回はこれだっ!(ただし帰りのバスの予約を忘れずに)

さて別の日はご近所の銭湯「ローマノ福の湯」へ。

何がローマなのかはよくわからないですが(笑)。
帯広では普通の銭湯もモール温泉。
料金420円でのんびり素朴な庶民の湯につかるも一興。
地元では家庭風呂は使わず、銭湯通いする人もいて、
広いお風呂で好きなだけお湯を使ってホカホカになって帰るんだそう。
確かに最近、浴室はけっこう寒いし、お湯をためてもすぐぬるくなる。
どうなるんだ、冬!

*今週の十勝めし

「きゅうり」という魚、初めて食べた。
塩焼きでいただくと、シシャモ風であっさり淡白上品な味。
古くからある魚屋さんで3尾300円、
奥の大根のはさみ漬けも同じ魚屋さんで購入。

翌日は同じ魚屋さんで厚岸市のカキを入手。
これがとろりとミルキーでうまいっ!
(写真は後日アップ予定。)
転居1ヶ月。いつまでも観光客のように
特産品ばかり食べまくっていていいのだろうか!?
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『勝手に帯広通信』 第2号 ばん馬まつり

2013-10-10 | 『勝手に帯広通信』

JR帯広駅夕景。そろそろ木々が色づく季節。
ロシアと同じく、紅葉ではなく「黄葉」になるらしい。

さて、10月6日(日)は帯広競馬場のばん馬まつりへ。
露天やフリマ、ステージでのパフォーマンスなど
お楽しみ盛りだくさんで、人・人・人の大賑わい。
とりあえず、ビールとともに腹ごしらえ。
 
露天には東京の北海道物産展ではまず見かけないメニュー多し。
写真左は野菜・パンつきチーズフォンデュと「豚棒」。
右は景品でもらったジャージー牛乳。

午後からは、通常のばんえいレースも開催。
まずはパドックで馬体チェック。

さすが開拓時代の労役を担ったばん馬の末裔。
とにかくおっきい!体重1トン前後。足は太くてがっちり。

 屋内でオッズを確認して馬券購入。
ここまでは一般の競馬と同じだが…。ばんえいは障害レース。
約600㎏のおもりを載せたソリを引き、2つの障害を越える。 

これがレースの山場、高さ1.7mの第2障害。
この手前での駆け引きも見どころのひとつ。

うわっし!のぼったぜい!3頭そろい踏み。

あとは下って走るだけ~!…と思ったら大間違い。
ここからの大番狂わせもあり得るのが、ばんえい競馬。

ゴール前は走らない。っていうか重くて走れない。

うんしょ、うんしょ、うんしょ…。
首を振りながら一生懸命歩くけなげさよ。
ここでぴたりと止まってしまうこともあれば
あとから来た馬にスタスタ抜かれることもあり。
しかもゴールは鼻先ではなくソリの後尾が通過したときなので
最後の最後まで結果がわからない。
ギャラリーは馬と並行してぞろぞろ移動し、なんともほのぼの。

そして本日のメインイベントは「人間ばん馬」!

男5人組が女性騎手と150㎏のおもりをのせたソリをひく。
もちろん、いつもやっているわけではなく
ばん馬まつり恒例の目玉イベントだそう。
おもしろすぎるのでぜひ続けていただきたいもの。

おまけ。ばん馬の広報担当、ミルキーちゃん。


ミルキーちゃんは帯広市特別住民票をもっている。

もう1頭、黒馬のリッキーちゃんもいるのだけれど、
夕刻だったので写真がまっ黒に。またの機会にご紹介します。

うって変わって、こちらは老舗の北海道ホテル。

アイヌの伝統美をとりいれた外観。


ここに何をしにきたのかというと、温泉に入りにきたのだ。

手ぶらで行ける日帰り入浴1000円。
露天風呂、サウナ、ジェットバスあり。
十勝の温泉は茶褐色でとろりとしたモール温泉。
なかでもここのお湯は濃くて強い。

ホテルを訪ねたもうひとつの目的はパンを買うこと!
…だったのに、ほとんど売り切れ。
以前は夕方でも普通に買えたのに、
今は有名になって朝来ないとだめらしい。
温泉は15時から。二兎は追えないってことかぁ。

かろうじて買い求めたパン。
左の枝豆とチーズ入りがおすすめ。

先週はもう1軒、日帰り温泉へ。
こちら「オベリベリ温泉・水光園」。

露天風呂、ジェットバス、電気風呂、遠赤サウナ、
漢方蒸し風呂などが420円で楽しめる庶民の湯。
こちらはタオル持参。常連さんはマイバスセットを
ぶらさげてやってくる。もちろん車で…。

市内にはこうした日帰り温泉がいくつもあるほか、
普通の銭湯も温泉なのだとか。
とりあえずは徒歩圏内の温泉制覇をめざす!

*今週の十勝めし
 
北海道ホテルの「バ―ド・ウォッチ・カフェ」にて。
十勝といえば小麦粉。パスタともっちりピザ。
そして十勝産豚肉のトマトソースあえ(左端)。
帯広はとかく豚丼だけが突出して有名だが、
こちらの豚肉は総じておいしい。


さんまの季節到来。ピカピカの北海道産1尾58円。
家庭菜園の大根をいただいたので、大根づくしメニュー(家人作)。
お米は地元米ゆめぴりか。味噌も道産米と道産大豆製。

引っ越し前後は外食続きで散財してしまったけれど、
ようやく調理環境が整ってきたので、極力自炊。
意外にもスーパーの食品は東京のほうが安かったりして、
いかに東京は競争が激しいかを思い知る。
その分こちらの人は、チラシをくまなくチェックして
安売りめがけて車で大量買いするのだそう。
「必要なものを毎日そのつど買う人なんかいないよ。
わーっはっはっは」とのこと。
これが地方の常識?なんだろうなー。
Comments (4)
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