サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

コロナ下のダーチャ取材

2020-11-15 | ダーチャ本関連
2カ月ほど前、久しぶりにダーチャについて取材を受けました。
時節柄オンラインで。そしてタイムリーなことに
ダーチャは今、コロナからの避難先として注目を集めてもいます。
そんなことも含めて、お話した記事がようやく公開されました。


都市と自然を往来する二拠点生活
ロシアの郊外ハウス、ダーチャの創ることを楽しむライフスタイル
https://perfectday.jp/2020/11/dacha

掲載はアーバンナチュラリストのためのウエブメディア「Perfect Day」。
都市生活のなかで自然を感じとる、というコンセプトで、
農ある暮らしから、食、ファッション、アートまで
都会的な目線で切り取った素敵なサイトです。
刺激になる興味深い記事が多いので、ぜひご覧あれ。
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『vesta』特集つけもの文化

2018-01-23 | ダーチャ本関連
食文化誌『vesta』第109号
「特集つけもの文化」


日本や世界各地の漬物について、その文化的背景も含めて多角的に紹介。
手前味噌ながら、ダーチャで育まれるロシアの漬物について
一文を書かせていただきました。
知ってるようで知らない漬物の奥深さ、地方食の豊かさに
改めて気づかされる一冊です。

発行・味の素食の文化センター
販売・農山漁村文化協会

ここ北海道でも、漬物文化は健在です。
有名なのはニシン漬けですが、十勝は内陸部なので
農家さんや家庭菜園主がつくるのは、もっぱら野菜類の漬物。
昔のように樽に大量に漬けるわけではなく、
ポリ袋に小分けして、親類知人に配ったり
冷凍庫で保存したりしている方が多いもよう。
夏はいちどきに大量に野菜がとれる反面、
冬になると野菜がまったくなくなってしまうので
漬物づくりが盛んなのも頷けます。
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「世界の田園回帰」

2017-04-20 | ダーチャ本関連
シリーズ田園回帰 第8巻「世界の田園回帰」
11ヵ国の動向と日本の展望(農文協刊)



農文協さんの骨太企画「シリーズ田園回帰」の最終巻として
田園回帰をめぐる世界11ヵ国の動きを紹介した本書が刊行されました。
対象国はフランス、ドイツ、イタリア、英国、オーストリア、
スウェーデン、米国、カナダ、ロシア、キューバ、韓国。
ロシアの項で、ダーチャについて書かせていただきました。

ご興味おありの方は、こちらの詳細をご参照くださいませ。


裏表紙に使っていただいたのは、ハバロフスクのダーチャ収穫祭の写真。
泊めてくださったホストファミリーの皆さん、お元気でしょうか?
この写真とは別に、サンクトペテルブルクのダーチャの光景を
巻頭カラーページでご紹介しています。
5月の畑おこしのひとコマですが、こちらも懐かしい限り。
一緒に土を耕すお手伝いをさせていただいたのを思い出します。
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ダーチャセミナー終了

2016-03-03 | ダーチャ本関連
2月26日、沼田市のダーチャセミナー無事終了しました。

会場にて、ご当地ゆるキャラ、ぐんまくんと。

二地域居住の推進策としては「クラインガルテン」が知られるが、
同様の試みを「ダーチャ」の名で展開しようとしているのは
沼田市が初めてではないだろうか。
NHK大河ドラマ『真田丸』のもうひとつの舞台としても
関心が集まる沼田市。今後のダーチャ計画が楽しみです。

いただいた沼田のお土産。

ほんのり甘い味噌パンと
みるく饅頭、おいしく
いただきました。

時にセミナー前日、帯広出発時の気温は…。

零下17度。

一方、東京ではもう梅が開花。

とはいえまだうすら寒い。
北海道とは別次元の肌寒さ。

代々木公園のワカケホンセイインコ健在。

ここは、ねぐらではなく中継地。
今のねぐらはどこなんだろう。

ウォーキングの道すがら、懐かしいものを発見。

東京オリンピックといえば1964でしょ!
いまだにピンとこない2020。
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ダーチャセミナー開催

2016-01-26 | ダーチャ本関連
ダーチャセミナーのおしらせです。

群馬県沼田市移住相談会
『二地域居住のススメ』

~都会と田舎、オイシイトコだけとればいい!?~


2016年2月26日(金) 18:30~20:30
会場:東京交通会館6階 ふるさと回帰支援センター
    (JR・地下鉄有楽町駅から徒歩1分)

首都圏から90分、山々に囲まれ
自然豊かな群馬県沼田市では、
『沼田ダーチャ計画』推進中。
ハードルの高い「移住」ではなく
「二地域居住」を呼びかけています。

その先駆的例として、ロシアの「ダーチャ」について
講師として1時間程お話させていただくことになりました。
ダーチャの講演は久々なので緊張しそうですが、
これまで取材したモスクワ、サンクトペテルブルク、
ハバロフスクなどの未公開写真をまじえて、
ダーチャ暮らしの魅力や秘訣をご紹介したいと思っています。

*本セミナーは終了いたしました。
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日本型ダーチャなるか?

2015-12-29 | ダーチャ本関連
久々にロシアのダーチャについて書きました。
ご興味のある方は以下からお読みくださいませ。

農文協「食と農の応援団」メッセージ

ここにもとりあげた「NPOダーチャサポート」は、
日本でのダーチャ普及を目的として立ち上がった組織。
今までも「日本型ダーチャ」の試みはあちこちでなされていたものの、
いずれも個別の活動、もしくは理論レベルでとどまっていた。

それというのも、ロシアのダーチャ村のような
「コミュニティとしてのダーチャ」は、
土地を確保しにくい日本では限りなく不可能に近いから。
そこで、NPOダーチャサポートでは
同じ志をもつ人をつなぐ「ネットワーク・ダーチャ」を提唱。
これなら、自分のこだわりのある場所に個々にダーチャをもちつつ、
連携して情報を共有し、学び合うことができる。
いわば「個」を基本としたバーチャルなダーチャ村だ。
今の日本には、このスタイルが一番しっくりくるように思う。
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ハバロフスク・ダーチャツアー2014

2014-07-02 | ダーチャ本関連
今年も神奈川県ユーラシア協会のハバロフスク・ダーチャツアーが開催されます!

「第16回大河アムール ハバロフスク市民交流の旅」
2014年8月12日~17日 5泊6日 238,000円
成田発、ウラジオストク泊、シベリア鉄道でハバロフスクへ。
ハバロフスクではホテル1泊後、ダーチャで過ごします。
ダーチャ協会訪問、子どもサマーキャンプ交流会など
このツアーならではのプログラムも。

問い合わせは、NPO神奈川県日本ユーラシア協会まで
E-Mail:eurask2@hotmail.co.jp

*過去4回参加しましたが、旅行会社主催の「旅行」ではなく、
長年ハバロフスクとの積極的交流を図ってきたNPOにしかできない
「本当のロシアを知る旅」が楽しめると思います。
ロシア未体験、ダーチャ未体験の方はもちろん、
リピーターにもおすすめです。
ダーチャでの手料理とロシア風サウナ「バーニャ」を
ぜひご体験あれ!
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西日本新聞

2013-03-27 | ダーチャ本関連
週末に西日本新聞から掲載紙が届く。
少し前にダーチャについての取材を受けて、
3月20日付紙面の「お茶の間学」という欄でご紹介いただいたもの。
ダーチャの概要をコンパクトにまとめてくださった。



地方紙はなかなか読む機会がないので、とても新鮮。
西日本新聞は今回初めてじっくり拝読したが、
原発・再生エネルギー関連記事、TPP問題、農業への取組みなど
いま向き合うべき問題を積極的にとりあげており、
発信側の意志を感じる紙面構成。

面白いのは、2面ぶち抜きで韓国関連の広告が入っていること。
この4月から半年間、韓国初の国際庭園博覧会が開かれるとかで、
韓国観光公社とツアー会社のカラー広告がびっしり!
福岡から釜山まで、空路1時間ほどなんだとか。
「ちょっとそこまで」っていうお隣感覚?
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『ダーチャですごす緑の週末』本日発売

2013-02-14 | ダーチャ本関連
青山ブックセンター本店(表参道)にてパネル展開催中!

『ダーチャですごす緑の週末~ロシアに学ぶ農ある暮らし』
(WAVE出版)2013年2月14日発売予定

2005年に刊行した『ロシアに学ぶ週末術』の改訂版ですが、
モスクワ近郊のダーチャ取材記事はそのままに、
その後訪れたウラジオストク、ハバロフスク、サンクトペテルブルクの
ダーチャのお話や、現地で教わったダーチャ料理レシピなどを加筆。
データも最新情報を付加し、写真も一部刷新しました。

まだ「ダーチャ」をご存知ない方、
ロシアの宝物ダーチャのある暮らしに触れてみてください。
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『ダーチャ』改訂版発売予定

2013-01-29 | ダーチャ本関連
突然降ってわいたように、ダーチャの本の改訂版が出ることに。
お話があったのは昨年3月頃なのだが、その後動きがなく、
こちらも別件でバタバタしていたのでうかうかしていたら、
あっというまにゲラが出て、カバー見本ができ、
チラシもできあがって、さあたいへん!

実は今年もう一冊ロシア関係の本を出す予定があり、
そちらの入稿もじりじりと迫ってきた。
おまけにPUNKファンジン展が思いのほか盛況で、
取材は入るし、復刻コピー版は納品のたび完売して
「増刷」(という名のコピー作業)に追われる日々。
そうだ、確定申告もとっとと済ませてしまわねば!

こんな状況でのゲラチェック、少々不安も残るが、
いずれにしても発売決定したもよう。
改題『ダーチャですごす緑の週末』(WAVE出版)。
一部書き下ろし、最新情報付加。どうぞよろしく。

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ガンディーのダーチャ的思想

2011-09-11 | ダーチャ本関連
インド独立の父マハトマ・ガンディーは
村のあり方について的を得たことを多々述べている。
いわく、村の若者はあらゆる技を身につけるべし。
自給自足こそ、正しい暮らしのあり方。
畑を耕す者に、筋トレはいらない。
働かざる者、食うべからず、などなど。

ガンディーはトルストイの思想に傾倒し、
文通する仲だったそう。
トルストイを介してガンディーが知った
ロシア発の思想、ブレッド・レイバー。
すなわち、パンのために働くという考え方。
金儲けのためではなく、
食べるため、生きるために働くということ。
そんな当たり前のことができなくなっているのは、
ひとえに「欲」があるからだ。
欲を捨てよ。物を捨てよ。
余計なものはじゃんじゃん捨てて身軽になろう!

ガンディーという人が、そんなこと言ってたなんて
知りませんでした。

「ガンディー 魂の言葉」(太田出版)
本日発売です。

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ダーチャツアー2009予告

2009-03-24 | ダーチャ本関連
今年の夏も恒例ダーチャツアーを開催すべく、昨年末から仕込み中。
昨年は初の試みとして「月~金コース」だったのですが、
ダーチャはやっぱり土日でなくっちゃ!
といのも昨年はお留守のダーチャが多く、今ひとつの盛り上がり。
夏だからといってみんながダーチャに行きっぱなしなわけじゃなく、
特に男性陣は、平日は街に残ってることが多いみたいだ。

男手がないダーチャで何が一番困るかというと、
シャシリク(肉の串焼き)が食べられない!ってこと。
なぜかシャシリクは男しか焼いちゃいけないことになってるのだ。
屋外で炭火をおこし、長い串にぶっ刺して、豪快に焼くシャシリク!
これなくしてはダーチャに来たとはいえまいて。

これがシャシリク。味付けも男の仕事。
 
女所帯のダーチャでは、街からわざわざ
シャシリク番の男子を呼び寄せる。
写真右は犠牲になった親戚の子。

そしてそして、早朝、夜明けとともにダーチャ村に響き渡る
トンテンカンテンと釘うつ音や、ウィ~~ンと唸る電動工具。
ダーチャの手作り魂ここにあり!と朝っぱらから知らしめてくれる
これらドカダンなノイズも、男なくしては聞けないのだ。
なので行くなら絶対土日!

…というわけで、今年のダーチャツアーは
8月14日(金)~17日(月)の3泊4日を予定してます。
詳細が決まりしだいお知らせしますので、
ご興味のある方は今しばらくお待ちくださいませ。
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子供サマーキャンプ

2008-03-27 | ダーチャ本関連
ダーチャツアーの打ち合わせで東京タワーの麓、赤羽橋へ。
今回のツアーには、オケアン・サマーキャンプ訪問が組まれてる。
もともとはピオネールのキャンプだが、現在では一般の子供たちが
親もとを離れて夏を過ごす場となっているもよう。
どんな子供たちが、どんな過ごし方をしてるのか?
そしてどんな大人たちが、そんな導き方をしてるのか?
ロシアの健全を知るには子供文化に触れるのが一番。
観光旅行ではまず立ち入れない場所なので、
このツアーはオススメです!……と、軽く宣伝。

さて、ツアー募集のスケジュールを話し合い、
今年も5月にダーチャセミナーのようなものを実施することに。
新しい写真と情報を用意しなければ。
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ダーチャツアー報告会

2007-09-25 | ダーチャ本関連
ロシアのダーチャのことを少々書かせていただいた
季刊『住む。』(泰文館発行)秋号が届く。
特集は「農」ある暮らし。
皆さん美しく住まっておられるなぁ。
おむすびが無性に食べたくなった。

さて昨日は、ダーチャ訪問ツアーの旅行報告会のため横浜へ。
ほかの人の撮った写真を見ると、忘れていたことを思い出したり
同じ場面でも切り取り方が違っていたりするので、
思い出が再構築されて面白い。
会終了後は、ロシアレストラン「アムール」にて二次会。
ダーチャツアーは自主的催行も含めるとこれで3回目になるが、
いつも気持ちのいい方が集まり、帰国後は自然な流れで
お疲れさま会が開かれるような雰囲気ができあがっている。
願わくばこのつながりをタテに紡いでいけたらよいのだけれど。
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ダーチャセミナーの日

2007-03-24 | ダーチャ本関連
「ミンスクの台所」でのダーチャセミナー無事終了。
当初はモスクワのダーチャを中心にとりあげるつもりが、
第一部で極東紹介があったので、即興でウラジオの写真もご紹介。
質問も活発に飛び交い、レストランのマネージャー、ヴィクトリアさん
から「ダーチャ嫌い!」発言も飛び出して話題も広がる。
お越しいただいたみなさま、ありがとうございました!

さてこのあとUツアーズさんに場所を移して、旅程の相談。
ペテルブルクへの乗り継ぎ便を変更していただく。
今回はピーチェルのダーチャ初訪問の予定である。

ロシア・リピーターならともかく、ロシア初めての人に
ダーチャ訪問ツアーをお勧めしても、一般的な反応は
「なんでわざわざロシアくんだりまで畑を見に行くのよ!?
それより世界遺産を見たいわ!」

ごもっともである。その点、この帝政ロシアの首都郊外には、
皇帝のダーチャともいうべき離宮や貴族や作家たちのダーチャもある。
「帝政時代から現代にかけてのダーチャの変遷をたどる」
というテーマなら、おばさまたちも納得の名所旧跡をも網羅した
ダーチャツアーができるのでは? と前々から思っていたのだが、
「ペテルブルクのダーチャなんてサイテーよっ!!」
という毒舌S先生のお言葉にさえぎられ、断念しかけていたのである。

それが、「言ってみるもの」で、ペテルブルク園芸家協会への
取材を申し込んでみたところ、現地駐在のI さんが
とんとんと話を進めてくださり、視察が実現する運びとなったしだい。
先方は早くも「ウォッカは何本用意しておけばいいのか!?」
と盛り上がっているもよう。
ウォッカはいいから、冷えたビールを頼みます!!
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