サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

ハクセキレイ

2007-02-28 | 自然・動物

冬になるといつも公園にやってくるハクセキレイ。
上は男の子のハッちゃん。
ちょっとえばった感じで人の前をちょこまか歩きます。
下は女の子のレイちゃん。美形です。



鳥は全般にそうだけれど、この子たちは特に
つがいで姿を現す頻度が高い。
一羽見つけたら、近くには必ず色違いの相方がいて、
チチチチと鳴きながら高速で歩いているか、
もしくは流線型を描いて飛んでいる。

ハクセキレイは比較的明るい場所にいることが多いので
こうして写真を撮ることができるのだけど、
ツグミやコゲラは木の茂る暗い場所にいるし、
シジュウカラやジョウビタキは小さすぎて追いきれない。
ただでさえウォーキング中はそうそう立ち止まれないし、
かといって出直すともう彼らはいない。
今年は春が早いので、冬鳥が帰ってしまわないうちに
気合を入れてフィールド探検しなければ。
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ペテルブルク報告

2007-02-22 | ダーチャ本関連
ペテルブルクから一時帰国中のI さんを迎えて
出版社でもろもろの打ち合わせ。
ペテルブルク・ダーチャ協会のDVDを見せていただき、
現地報告を拝聴するが、ダーチャはもはや市民運動であり、
ロシアバブルとも連動して巨大勢力化しているらしい。
とりあえず5月に取材に行くことがほぼ決定。

さて、この日I さんがおみやげに持ってきてくださった
ロシアチョコレートがあまりにおいしくて感動!
チョコボールのなかに数種類のベリーがくるまれていて、
食べてみないとどのベリーにあたるかわからないのだけれど、
とにかくベリーがおいしくて止まらなくなる。
これは近年まれにみるヒット!
「持って帰れば?」と編集のOさんに言われたが、
家に着くなり一瞬で食べてしまいそうなのでやめておいた。
あーでもやっぱり、もらえばよかった……かも。
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「ある」ものはいらない

2007-02-17 | ロシアコラム
プロコ日記の行く末をめぐる出版社とのやりとりを、S先生に報告。
今ある素材だけでは弱い(=売れない)ので、例えば
大正期の日本の音楽事情がわかるような解説をつけては……
との出版社側からの提案をお伝えすると、たちまちご立腹。
「どうして!? そんなのほかの本に書いてあるでしょ!?
その本を読めばいいじゃない!」

うーん、そういうことじゃなくて~。
「欄外脚注の面白さで読ませる」という文化は、
どうやら日本特有のもののようで、説明しても理解されそうにない。

そういえば過日もS先生が、さかんに首をかしげていた。
知人のK先生がドストエフスキーの新訳を出す意味がわからない、
というのである。
「だってもう翻訳があるじゃない!なのになぜまた出すの!?」

それで思い出したことには、S先生の息子のP君は、
私がロシア語のテキストを日本語に訳してノートに書いていたら
「ロシア語はロシア語のまま理解するものであって
自分で翻訳する必要はない。図書館で本を借りてきて
プロの翻訳家が訳した文章を読めばいい」とのたまっていた。

つまり、先人の偉大なる仕事は「絶対」であり、
若輩者が同じようなことをする必要はない、という考え方である。
自分なりの表現やアレンジを施すことに面白さがあるのに、
彼らにとってそれはどうやら「ムダ」なことらしい。
これじゃいつまで語り合っても平行線だわ。
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ニコライ難民

2007-02-03 | ロシアコラム
「来日ロシア人研究会」の定例会に2度目の出席。
今回はニコライ難民同期のUさん、HさんをT先生に引き合わせることが
第一の目的だったが、3本の研究発表は存外どれも興味深く、
またその後の懇親会ではいろいろな方とお話できて
楽しくも中身の濃いひとときをすごす。

「ニコライ難民」とは、御茶ノ水のニコライ堂に
併設されていたロシア語学習のメッカ、ニコライ学院が
120年余の歴史にとどめをさして突如閉校された折、
行き場を失った最後の在校生のことを、誰からともなく
自嘲的に言い表すようになった名称である。
その一員であった我々が、10余年の時を経て、
当時の師であったT先生と再会を果たしたというわけ。

ニコライ学院はじつに自由な気風の語学学校で、
試験がないのをいいことに復習を怠りまくり、
それがゆえに未だに辞書が手放せないありさまなのだが、
20代から80代まで、年齢も職種もさまざまな生徒が集まり、
大学ではできない貴重な経験をさせていただいた。
なにせロシア語を学ぼうなどというやからは、
程度の差こそあれだいたいが変わり者であって、
それが世代を越えて一堂に会する場なのだから思い出は強烈である。
頑として会話を拒んで先生を困らせるおじさんあり、
授業中に突然回顧し始める元シベリア抑留兵あり、
音大を辞してロシア語に転じた指揮者志望の孤高の青年あり、
一人ひとりを語り出したらキリがないほどの個性派ぞろいだった。

往々にして、未来に燃えて野望を語っていた若僧ほど
とるに足らない挫折を味わうや早々に脱落していくのに対し、
年配者は人前で恥をかいたところで痛くもかゆくもなく、
細く長く学習を継続していたのが強く印象に残る。
これは、単にトシをとって図太くなっているからだけではなく、
仕事や人生において実績を積んでいればこその余裕と、
生涯学び続けたいという純粋な学習意欲が
そうさせるのだと確信させられた日々であった。

語学は独学で身につけることもできなくはないが、
学校に入ると、さまざまな人と知り合い刺激し合い、
学習以外の面で学ぶことが多く、またその人脈は
いつかどこかで何かを生み出すこともある。
その人脈を切らさないためにはお節介な世話人が必要なわけで、
社交家のUさんと事務方の私とがなんとなくその役を買ってでている。
そろそろ同窓会を開こうかな。
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ブロッコリー収穫

2007-02-02 | ダーチャごっこ
たいへんたいへん!
可愛いなんて言ってる場合じゃないです。
いくらブロッコリーも菜の花の一種だとはいえ、
これじゃ咲きすぎなのであわてて収穫。
どうやって食べようか!?
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