サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

石垣野菜まつり

2015-01-29 | 食とレシピ
じゃじゃーん! 沖縄から石垣野菜がどっさり届きました。

昨春、帯広に遊びにきてくれた友人が旅先から送ってくれたもの。
新鮮な野菜が枯渇するこの時期にはありがたいビタミン補給!

早速、沖縄ナイト第1弾。
 
島ニガナのツナ入り白和え、ゴーヤチャンプルー、
アーサ汁と沖縄の炊き込みご飯じゅーしー。

島ニガナの白和えは、こちらの沖縄のお母さんのレシピを参考にして
初めてつくってみましたが、ツナ缶のオイルがつなぎになって
ニガナと豆腐がよく混じり合い、ほどよい苦みがあとをひく不思議なおいしさ。

白和えもゴーヤチャンプルーも、島豆腐のかわりに
十勝産大豆を使用した「重蔵頑固どうふ」というのを使ってみた。
しっかりとした固さがあるので、水抜きに時間がかからないし、
ほかの食材と混ぜたあと時間がたっても水分が出ない。
お値段ちょっと高めですが、島豆腐の代用にはぴったり!

以来、連日連夜、石垣野菜づくし。
 
サラダカラシナと水菜のサラダと惣菜、
島レタスとサラダカラシナのごまサラダ(右)。

こちらはうちでよくつくる水菜と大根のサラダ沖縄バージョン。

大根は冷蔵庫の残り物ですが、水菜とラディッシュは石垣産。
①水菜はざく切り、大根は千切りにして水にさらす。
②しゃきっとしてきたらよく水を切り、器に盛る。
③ツナ缶適量とラディッシュの輪切りを散らす。
④食べる直前にわさびドレッシングを振りかけてざっくりあえる。

わさびドレッシングは、植物油とお酢1対1をベースに
塩少々、醤油適量、レモン汁とねりわさびを加えたもの。
今回はツナ缶を使いましたが、いつもは干物(の食べ残し)を利用。
山盛りつくっても、むしゃむしゃ食べられちゃいます。

石垣島から北海道まで、3日がかりで届いてなお力強い石垣野菜たち。
久々の生野菜づくしに体が喜んでいるのがわかります。感謝!
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慣れそうで慣れない寒さ

2015-01-21 | 『勝手に帯広通信』
1月20日、朝7時半。

零下13度。もうあまり驚きません(笑)。
それより零下36度まで対応するこの温度計が恐ろしい。

ついでながら、その昔、東急ハンズで買った温度計シールを
携帯電話に貼りつけて長年愛用していたのですが、
こちらに引越してきた最初の冬に壊れました。
下の目盛が摂氏12度までしかないんだから当たり前!

膨らスズメならぬ膨らガラス。

エサを探しているのか、この時期珍しく車道をうろちょろ。

北海道の学校は夏休みが短く冬休みが長い。
今年は1月19日からようやく新学期が始まり
この寒いなか通学する子ら。でも全然寒そうじゃないなー。

たぶん下に重ね着してるんだろうけれど、コートも帽子もなし!

北海道だから寒いのは当たり前なのだが、旅行と住むとは大違い。
旅行なら万全の寒さ対策を施して、非日常の寒さを楽しむこともできるけど、
これが日常となると、えらいこっちゃの連続だ。

室内が暖かいので、油断して薄着のままゴミ出しに行こうものなら
いきなり零下の空気を吸い込んでエホエホとむせ返り、
呼吸困難に陥ってほうほうのていで逃げ帰るありさま。
冷気が気管支を直撃するなんて、誰も教えてくれなかったし、
地元の人に言っても軽くスルーされる。
お医者さんにも二度訴えたのに、完全無視でした(笑)。

朝に夕に新聞受けに新聞を取りに行くのも大げさじゃなく命がけ!
ダウンコートをはおり、冷え切った廊下とエレベーターを行き来し、
凍るように冷たい新聞を抱きかかえて来ねばならない。
なにせ室内外の温度差は20度以上。どうかすると30度近くなる。
外気で冷え切った人が室内に入ってくると、
氷の柱が歩いてくるような冷気を感じるほどだ。
この温度差に血管がついていけず、低血圧だったはずが
生まれて初めて健康診断で高血圧宣言を受けるはめに!
(もっともこの健診、受付が朝6時半からというのは問題ありでは??)

かといって室内で一日ぬくぬくとしていると、
今度は運動不足で血糖値が上昇!
外は雪とアイスバーンに覆われ、のろのろとしか歩けない。
寒いので長時間は歩けないし、そもそも行くところがない。
せいぜいスーパーの店内を、用もないのにくるくる歩いて回るのが
せめてものウォーキングがわり。

つくづく東京は、よく歩く街だったなー。
一度外出するだけでも、地下鉄の階段を下りたり上ったり、
ホームをつっきって乗り換えて、また歩いて階段上って。
ついでだからあっちのデパート、こっちのお店と渡り歩き、
買い物袋をいくつもぶら下げて、家の近くまで帰ってきたら
今度は地元のスーパーや酒屋に立ち寄って日常のお買い物…。

こんな無意識の運動量が、いきなりゼロになってしまったので
かなり意識的に体を動かさないとマズイことになりそうだ。
いつも通っている近所のプールは2~3月は閉まってしまうので
今週末は無料の「歩くスキー教室」に参加予定!
Comments (2)
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グルジアワイン

2015-01-20 | ロシアコラム
今年からグルジア改めジョージアに国名変更するのを受けて
グルジアワインも「ジョージアワイン」なる名称に変わるという。

それで思い出すのは、その昔モスクワにあったグルジアレストラン
「アラグヴィ」に友人と初めて入ったときのこと。
我々を外貨をたんまりもった外国人観光客だと思ったのか、
やけに愛想よく英語であれこれ勧めてくるウェイターが、
飲み物オーダーに至って口にした言葉が…
「ジョージアンワインはいかがですか?」

ジョージア?…ってアメリカの??
どうしてソ連なのにアメリカワインなの?
あ…。もしかして、グルジアの英語読み!?

かくしてテーブルに出されたのがグルジアワイン。
以来、その滋味に魅せられること四半世紀。
とりわけ赤のムクザニ、白のツィナンダリは
ほかに代わるものを知らないドライ系の銘酒である。


赤のムクザニ(右)と白のツィナンダリ。

アンチロシアのグルジア国民が、ロシア語表記を拒否して
国名を英語表記に変更したい気持ちはわからないではないが、
ことワインに関しては、グルジアワインと呼び続けたい。
世界最古の歴史をもつワインにはこの名のほうが似合うし、
なにより日本では、ジョージアといえば缶コーヒーですから!
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シカ肉の季節

2015-01-09 | 食とレシピ

シカ肉のステーキをグルジアワインとともに。

こちらに来て意外だったのが、シカ肉が市中に出回っていないこと。
「シカ肉を食べよう!」キャンペーンの文句はあちこちで見かけるのに、
シカ肉が売られているのは一度も見たことがない。
販売しているスーパーや専門店はあるそうだが、ごくわずか。
野生動物なので、衛生管理上の問題があるらしい。

ではどこでシカ肉を手に入れるのかといえば、
猟師さんから直接いただくのが一般的ルートのもよう。
東京にいたとき、親戚がドカンと塊で送ってくれたシカ肉も
知り合いの猟師さんから分けてもらったものだそうだが、
無念にもその方は一昨年ご逝去されてしまったのでツテはゼロ。
そこで猟師さんとお知り合いの方にお願いしておいたところ、
年末に晴れて念願のお肉を頂戴した。

新鮮でよいシカ肉なれば、肉の味を堪能できるステーキが一番!
塩胡椒してニンニクとハーブを散らしたオリーブオイルに漬け、
ラップして冷蔵庫で1~2日寝かせたのち加熱してミディアムレアに。
本当はブルーベリージャムかベストマッチなのだが、
今回は赤ワインのソースをからめて。

滋味はあっても臭みはなく
噛みごたえはあっても固くはなく
うーん、おいしいっ!

自然のなかでエゾシカと遭遇すると感動ものだが、
エゾシカによる食害は北海道の農林業に大打撃を与えており、
被害総額は63億円(平成24年)にもなるそうだ。
そのため10月から1月まで狩猟解禁となるのだが、
狩られたシカのうち食用にまわるのは13%程度だとか。
その命を無駄にしないためにも、もっと流通するようになるとよいのだけれど。

帯広動物園のエゾシカの檻の前にも…

本人(シカ)を前にして「食べよう!」の文字が。
この感覚はちょっとよくわかりません(笑)。
家畜を「経済動物」と客観的にとらえる土壌があるからなの??
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新春ばんえい競馬

2015-01-07 | 勝手にばん馬メモ
まったりと過ごしたお正月。
元日から連日ばんえい競馬が開催されているというので
3日の午後から競馬場へ。想像以上の人出にびっくり。


 
競馬場入口には、ばん馬にちなんだ神社も登場。
まずはラーメンで腹ごしらえ。

早速観戦。第8レース。第2障害、越えたー!

4番スマイルダンス、1番スナイパー、2番マタキタヨ。

「行け行けぇ!」「がんばれ~!」
若いお客さんが多かったせいか、いつもよりギャラリーの威勢がいい。

たてがみがとってもきれいなマタキタヨ(左)。

うんしょ、うんしょ。一生懸命踏み込むが追い上げならず。
残念ながら8位に終わり、またこいよ~とおやじギャグが飛ぶ。
結局、1着スマイルダンス、2着スナイパーと
人気の高い馬が手堅く圧勝。プロの予想は外れないなー。

馬券売り場にこんなものが。

お客様用鉛筆削り機。何度も来てるのに初めて気づいた。

外は氷点下。レースが始まるまで屋内で温まり、
開始の合図とともに屋外に移動する人々。

結局、第5レースから第10レース天馬賞まで楽しんで帰途につく。
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謹賀新年

2015-01-01 | etc.
新年あけましておめでとうございます。


寒い~寒いよぉ…。初めての冬を迎えたエゾリスの子。
手足を丸め、しっぽを膨らませてちぢこまってます。
あどけない瞳が可愛すぎ!

これがおとなになると…。

同じポーズでもなんかおっちゃんぽい。

帯広にて2度目のお正月。
今年もエゾリスから目が離せませんなー。
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