サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

『14歳からのプラスチックと環境問題』増刷御礼

2020-10-27 | Plastic考
図解でわかるシリーズ第10弾
『14歳からのプラスチックと環境問題』
おかげさまで増刷りしました。

 太田出版刊

「14歳から」とあるので中高生向けと思われがちですが、
中高生でも読める大人向けの本、というスタンスでつくってます。

初刷り発行は2020年2月。編集作業をしてたのはまだコロナ前、
プラごみ削減する気満々でいたのに、なかなか減りません。
貫徹してるのは、ヨーグルトを買わずに手作りすること。
これだけでも、週に2個は出ていた容器ごみがなくなりました。
パンもなるだけ手作り。レジ袋はもちろんもらっていません。

なのに! 増えまくっているのが、新聞屋さんがご丁寧に
新聞を包んでくださる薄手のプラ袋です。
今年は雨が多かったうえ、「東京オリンピックの間だけでも」
と押し切られて2紙とっていた時期があるので倍たまる始末。
大雨ならともかく、ほんの小雨でもプラ袋入りで届くのは
日本流の気遣いとはいえ、ちょっとやりすぎな気がします。
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グルジア旅行④ワイナリーめぐり1

2020-10-24 | グルジア2019
11月6日、グルジア(ジョージア)旅行4日目

朝7時、大コーカサスに朝陽がのぼる。
鳥のさえずり、犬の声、そして最後にオンドリの声。
空気は冷たく、寒さが心地いい。


ゲストハウスの朝食。朝から嬉しい美食づくし。


さらに嬉しい猫づくし。朝陽を浴びて日向ぼっこ。

ゲストハウスをあとにして、ガイドのニノさんと共に専用車で出発。
ワイナリーに行く前に、テラヴィ市内のバザールに寄ってくれました。
わー、いい感じのバザールです。

バザールではチュルチヘラやクルミ、香辛料などなどを購入。
詳しくは、別記事テラヴィのバザールをご参照ください。

さて、車は一路、東のコンドリ村を目指します。

着いたのは「グヴァルジェラシヴィリス」のマラニ。
マラニとは、ワインの家、ワイナリーのこと。
陽気なご主人ギオルギさんが迎えてくれ、案内してくれました。


2014年にギオルギさんが始めた新しいワイナリーながら、
クヴェヴリという壺でワインを発酵させる伝統製法を踏襲。
代々伝わる80年前のクヴェヴリは、1970年代の地震でヒビが入り
中のワインがダメになってしまったそう。
今も一家のシンボルとして前庭に置かれています。


こぢんまりとした家族経営のマラニ。
写真中央に並ぶレンガの山の下に、壺が埋まってます。


クヴェヴリの掃除用具を見せてくれたギオルギさん。
もと警察官。ワインにはまったく興味がなかったものの、
犯罪者相手の仕事に疲れきっていた頃、テレビで偶然
ナチュラルワインの取材番組を見て、38歳の時、この道へ。
といっても、グルジアではみんな家でワインをつくっているので、
お父さんやおじいちゃんのワインづくりを見ていたそう。
ガイドのニノさんのお父さんもワインをつくっていたとのこと。


ワインを作ったあとのブドウの残り物から蒸留酒チャチャを精製。
あくまで自家用で、外には出していないそう。
もともとチャチャは、ワインの副産物として自家用につくられていたもの。
グラッパに似た味で、いまでは商品化もされてます。


タンクの中には、チャチャ用のブドウの残り物が入っているそうです。


マラニの外に出ると、大きな木にたくさんの壺が
オブジェのように飾られていました。


ギオルギさん宅の愛犬ハチ。人なつこくて可愛い!
この時はとても元気だったのですが、Facebookによると
最近怪我をしたらしく、その後の経過が気になります。


大コーカサスを一望するゲオルギさんのブドウ畑は2ヘクタール。
有機で育て、雑草は抜かずに切るだけ。
悪いブドウの実は残しておいて、干しブドウにするのだそう。


お待ちかねの試飲タイムは、母屋の裏手、屋外で。

赤のジュギアは、ギルギさんほか2人しか作り手がいない貴重な種、
アンバー系のコンドルリ(ツカツィテリ60%、ムツヴァネ40%)、
おなじみの赤のサピラヴィ、この3種を試飲して購入。
あわせて120ラり。4000円くらいでしょうか。お買い得!

*GHVARDZELASHVILIS(グヴァルジェラシヴィリス)
 Georgia, Telavi municipality, Kondoli Village

ギオルギさんのマラニをあとにしたのは、ちょうどお昼どき。
このあと農家さんでの昼食をはさんで、もう1軒マラニをめぐります。
つづきはまた!
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天候不順で秋作ピンチ

2020-10-17 | 体験農園日記
大根2種、間引き完了。


夏の猛暑が終わったと思ったら、梅雨のような雨続き。
なかなか畑作業をするタイミングが合わないうえ、
ノルマが多くて1日にひとつのことしかできませぬー。

3日 ルッコラとワサビ菜の畝づくり~種まき
   白菜に追肥、ブロッコリーとニンジンのネット外す
   サニーレタスの種まき追加、長ネギの土寄せ
4日 小松菜、水菜、ラディッシュの畝づくり~種まき
5日 ホウレン草とカブの畝づくり~種まき
6日 大根の間引きと農薬散布
7日 白菜に農薬散布、春菊の種まき追加

おっと、赤大根の間引きを忘れてる!
そうならないようにと作業工程の一覧表を作ったのに、
パソコンに入ったままで見てもいないじゃないか。
そうこうするうちに台風がやってきて、また作業中断。

作物の生育もいまひとつ。

こちら白菜。同じ日に苗を植えたのに、大小バラついてます。


春菊は種まきから1ヵ月近くたっても、発芽はまばら。
結局3回まき直したが、これでだめなら諦めるほかなし。

12日 雨が上がったので、発芽状況を偵察に。


ややっ、この足跡はなんだ!

ほかの利用者さんの区画で、まだ耕していない柔らかい土に
くっきりと残された4本指と爪痕。タヌキでしょうか。
別の場所では、2方向から同じ足跡がついており、
2匹いたことがうかがい知れます。

14日 雨がやんて土が乾いてきたので、ようやく赤大根の間引き。

白いのを抜いて、赤いのを残します。


手前が赤大根、マルチの穴から少しだけ見えるのが
生育の遅れているサニーレタス。はたしてこれ以上育つのか??


こちらは順調、右の3列はカブ、一番左はビーツ。
春作でカブが大量にとれて持て余してしまったので、
空いた場所に試しにビーツの種をまいたところ、無事発芽。
庭ではこう順調にはいかないので、さすが畑さまさま。
この冬はボルシチ三昧だー!
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グルジア旅行③トビリシからワインの里カヘティへ

2020-10-11 | グルジア2019
2019年11月4日
早朝、KMMホテル周辺の旧市街を散策。

朝陽に浮かび上がるメテヒ教会とゴルガサリ像。

カラスや水鳥たちが、ねぐらから続々と出勤してくるのを
橋の上から見ていたら、手がかじかむほど寒くなってくる。
1時間ほど歩き回ったのち、ホテルに戻り、お楽しみの朝食タイム。


食堂があるのは地階。バイキング形式で、どれもおいしそう。
飲み物はコーヒー、紅茶、オレンジジュース、牛乳など。


右からヨーグルト、サワークリーム、カテージチーズ。
いわゆるカスピ海ヨーグルトの本場だけあって、乳製品豊富。
右奥の牛乳は、感動的に甘かった!もちろん天然の甘味です。


チーズ数種、ハム、ソーセージ、スクランブルエッグ、
コリアンダーあえキノコ、ナッツ、フルーツ、パンなどなど。
今後に備えて控えめにチョイス。

朝食後は、ガイドさんとの待ち合わせ時間までフリータイム。
観光名所は後日ゆっくりめぐることにして、近隣を軽く散策。

  

この日は別の宿に泊まるので、ホテルのチェックアウトを済ませ、
13時にロビーでガイドのニノさんと待ち合わせ。
空港に迎えにきてくれた時と同じドライバーさんの車で
一路、ワインの里カヘティへと向かいます。



道中、グルジア美人ニノさんが、流暢な日本語で
グルジア文字の歴史やワインについてノンストップで解説。
ニノさんも日本のアニメを見て日本にハマった口だそう。

ワインの里カヘティはトビリシの東、車で1時間ほどの地。
カヘティ地方に入ると、沿道に「WINE ROUTE」の標識。
外国人観光客向けに、地域名も英字で表記されているので、
とてもわかりやすい。

途中、チュルチヘラ屋さんが並ぶ通りにさしかかると
急に車はストップ。ここで休憩するとのこと。


なんでしょう、ここ。


中に入ってみれば、パンだパンだー!


タンドール風の窯で伝統的なパンを焼いている最中。
ここの自家製パンは超おススメだそう。


自家製フレッシュチーズの量り売りも。


チュルチヘラも自家製。


自家製ワインも!もちろんいただきます。ボトル1本7ラリ。


パン2枚とフレッシュチーズを7ラリで購入。どれもおいしい!
チーズは食べきれないので、ニノさんにおすそ分け。
ドライバーさんは帰路、パンを大人買いしてました。

本日の宿、テラヴィのゲストハウス、ルシコに到着。

ゲストハウスについての詳しい記事はこちら


この日の宿泊は我々だけで、静か。そして寒い。


なんといってもバルコニーから望む大コーカサスが絶景。


一息ついたところで、テラヴィの町を散策。立派な城壁が見えてくる。


町なかに入ると、マイケル風の変なマネキンが。


トビリシもそうですが、テラヴィの建築物も必見。


意匠を施した木のバルコニーと石造りの合体がグルジア様式。


石の塀なのに、どこか温かみがあるのがグルジア風。


こちらのバルコニーも素敵ですねー。
大統領の指示により、18世紀の建物が復元されているのだそう。


猫もいっぱいいますよー。ということは、いい町である証拠。


開けた場所から、いきなり大コーカサスの雄姿が。
そろそろ夕暮れどき。歩いて帰ります。


ゲストハウスの夕食がまたおいしいこと!
「ここのハチャプリは特においしい!」とニノさん。


右はロールキャベツ風のドルマ、左は鶏肉のタバカ。
白ワインと共に、いただきます!
翌日のワイナリーめぐりに備えて、この日は早めに就寝。
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ロシアのコロナ第2波1日1万人突破

2020-10-05 | ロシアのコロナ情報


ううむ、やっぱりー。
じりじりと減少していたロシアの新型コロナ感染者数が
9月後半から盛り返し、ついに10月5日には1日1万人を突破。
数字は左から検査件数4800万件、累計感染者数1 225 889人、
新規感染者数10 888人、回復者数982 324人、死者数21 475人。

完全に第2波ですね。
9月から学校が再開されたことも一因となっているようですが、
ほかの国同様、長引くコロナ対策に疲れてきたせいもあるでしょう。
モスクワ市は、従業員の3割を在宅勤務に移行させるよう雇用者に要請。
持病のある65歳以上の就労者には、在宅勤務を推奨しています。

これでますますダーチャに避難する人が増えそうです。
今どきのダーチャでは、ネットもできるようですし、
暖房器具を持ちこめば、冬越しも可能。
ダーチャは夏だけのものと思われがちですが、
新年のパーティーを毎年ダーチャで開いている人や
ダーチャを拠点にスキーを楽しむ人もいますので、
今年は冬のダーチャが見直されるかも…。
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グルジア旅行②トビリシ旧市街

2020-10-04 | グルジア2019
2019年11月3日
グルジア(ジョージア)の首都トビリシ1日目。
空港にて、やや遅れて到着したドライバーのおじさんと合流。
米ドルを現地通貨ラリに両替して、いざ出発!


市内に向かう途中、小高い丘の上に近代的な建物あり。
ソ連時代に建てられた「儀式の宮殿」だそう。


トビリシでは、旧市街のKMMホテルに宿泊。
こぢんまりとした三ツ星ホテルで、立地もサービスも申し分なし。
詳しくは、こちらの記事「トビリシのKMMホテル」をご参照ください。


ホテル玄関前には真っ赤なザクロ!
いかにもグルジアな光景に歓喜するのも束の間、
それを上回る興奮が…。

トビリシ、あるいはグルジア全国そうなのか不明なれど、
行って初めて知ったことに、ここは犬猫天国ではないか!


ホテルに着くなり第1ニャンコ発見!
しかもスリスリと寄ってくる人なつこいタイプ。


周辺散策に出かけると、今度は第1ワンコ発見!


絵になる裏通りに寝そべる2匹のワンコ。
その奥でおじさんがのぞきこんでいるのは、パン屋さん。
焼きたてパンの香りが漂ってきます。


チュルチヘラやハチミツを売る小さな食料品店も。
まだ初日なので、買いたい気持ちをぐっと抑える。


ホテルのすぐ近く、石塀の奥には雑貨ギャラリーあり。


坂を下っていくと「ヨーロッパ広場」に出ました。
EUの旗がグルジア国旗と並んではためいています。
といってもEU加盟はまだですが、EUとは連合協定を結び、
ヨーロッパの一員であることを猛アピール。
ちなみに右奥に見える近未来的な建築物は、平和橋。


平和橋は後日渡ることにして、この日はメテヒ橋を渡って、
ムトゥクヴァリ川の対岸へ。
崖の上に建つメテヒ教会とトビリシの創始者ゴルガサリの騎馬像。


丸天井の建物が並ぶのは、由緒ある温泉浴場アバノツバニ。
かつてはシルクロードを旅する商人たちも利用し、
19世紀のロシアの詩人プーシキンはこう絶賛。
「生まれてこのかたトビリシに勝る豪華な浴場に出会ったことはない」
今も営業中なので、時間があれば入ってみたかったー。


イスラム風のこの建物、レストランかと思っていたら
こちらも浴場の一部で、改装されて個室利用ができるそう。


おっ、ここにもニャンコ。子猫がいっぱい遊んでました。


迷路のような旧市街の裏通りに小さな橋が架かり、
欄干に何やらいろいろぶら下がってます。


カギをかけて永遠の愛を誓う。どこも同じですね。


ゴルガサリ広場近くのテラスレストラン21で遅い昼食とワイン。
本国で飲むグルジアワインの美味なること。しかも安い!

  
おまけに猫づくしの旧市街。狂喜!
プーシキンのお言葉を借りれば、
生まれてこのかたトビリシに勝る猫天国に出会ったことはない。
これではSDカードがすぐなくなってしまいそう。


さすがに日本から18時間の移動と5時間の時差はきつく、
夕食のレストランを予約したのち、ホテルに戻って小休止。

さて、夜の部。


いきなり猫の姿。


猫のあとをついていきます。


また猫やん。リレーのように猫が現れる。


夜景もまた美しいトビリシ旧市街。左はメテヒ教会。

夕食は「オールド・メテヒ」というホテルに併設された
崖の上のレストランで、本場スルグニチーズやシャシリクを
グルジアワインとともに堪能。どれもこれもおいしい!

食事の詳細は、「グルジア(ジョージア)で食べる」をご参照ください。


ビールを頼んだら、こんな可愛いトビリシのイラスト入り。
しっかり猫もいます。トビリシの夜に乾杯!
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庭に来る虫たち

2020-10-03 | 武蔵野だより
この夏の庭のお客さま。そのほんの一部。



庭に仮植えしたカリフラワーの葉っぱを食べてた犯人発見。
わかりやすすぎ。オンブバッタに間違いないですね。
大きいほうがメス、小さいほうがオス。
オスはしょっちゅう見かけてましたが、メスは初めて。



こちらは、ゴーヤの葉の裏にぶら下がっていたセミの抜け殻。
ということは、うちの庭の下で幼虫時代を過ごし、
穴を掘って出てきたということ??
うちは越してきてちょうど2年なので、セミのほうが先輩ですね。



こちらはお客さまというより、ゴーヤのカーテンに住んでます。
最初に見かけた時は2㎝ほどだったのに、10㎝以上に成長。
そろそろゴーヤを片付けないとならないのですが、どうしたものか。

それにしても東京は虫が多いっ!
種類もですが数が多く、人間と同じく虫密度が高すぎます。
狭い庭にどれだけの虫が住まっているのやら。
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