サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

過去最高アクセス数

2006-09-29 | プロコ日記裏話
どーしたんだ! 何があったんだプロコフィエフ日本滞在日記
9月26日のアクセス数が、過去最高になっている。
リアルタイム連載中の最高アクセス数のなんと2倍!

どなたかがリンクを張ってくださったのだろうか?
にしても、やっぱプロコはすごいな。

ここのところロシアのちびっこ軍団Волшебники Двора
どっぷりつかっていたが、ロシアに一時帰国していたS先生が
昨日戻り、来週からプロコの小説翻訳を再開予定。

ハバロフスクで初めて「通訳」もどきを体験し、
帰ってきたらВД熱に巻き込まれて勝手にロシア語講座を開設し、
これから一気にВД&プロコの翻訳作業。
いい感じでロシア語モードが続いてる!
やっぱり語学には動機が大事だ。
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ツアー事後交流会

2006-09-24 | ダーチャツアー2006
神奈川県日本ユーラシア協会さんにて
ハバロフスクの旅の報告を兼ねた交流会。

ダーチャ訪問グループは3名参加で、写真を見せ合う。
ほかの方が撮った写真を見ると、目のつけどころが違ったり、
忘れていたことを思い出したりして、旅再発見。
団体の面白さは、こんなところにもあったのですね。

さて、別のツアー団の再高齢参加者は、なんと93歳のおばあちゃま。
大正デモクラシー(!)の息吹を受けてロシア文学に親しんだのが、
そもそものロシアへの興味のきっかけとか。
す、すばらしい~!
持続する好奇心と行動力、見習わねば。
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ダーチャツアーの心得

2006-09-19 | ダーチャツアー2006
今年のダーチャ訪問ツアーは無事終了しましたが、
今後の参考までに、反省点、留意点など……。

●ロシア語要員の必要性

今回は3軒のダーチャに分かれて宿泊したのですが、
うち1軒はロシア語がわかる参加者がいなかったため、
ホストファミリーとコミュニケーションがとれず、苦労する場面が。
幸いだんだん打ち解けて、交流が深まったようですが、
やはり1軒に一人はロシア語が多少でもわかる人にいてほしいもの。
しかもあとから、別のダーチャにはロシア語勉強中の方が
複数名いらしたことが判明したので、今後は事前に
ロシア語レベル確認のうえで、部屋割りを考えたほうがよさそうだ。

●植物検疫について

ダーチャに行くと畑の作物をおみやげにもらうことあり。
だがこれ、いっさい日本には持ち込み(=輸入)できない。

☆詳しくは植物検疫所HP参照。
☆ロシア渡航の際の諸注意はこちら

でもムゲに厚意を断れないので、こんなときはどうするか?
現地にいる間に消費してしまうのが一番ですが、
一例を示してくださったのが、ツアー参加者の某氏。
その場はいただいておいて、別れたあとに
現地のガイドさんや運転手さんにお譲りして分けてもらう…。
これだと、ホストファミリーの気持ちを傷つけなくてすむし、
お世話になったガイドさんたちへのお礼がわりにもなる。

最初からきっぱり断る際は、生態系保全のため
「ロシアから日本」だけでなく「日本からロシア」へも
植物は持ち込めないというイーブンな関係であることを説明すれば、
先方の厚意を損ねずに納得していただけるかと思う。
が、ここでもやはり問題はロシア語なので、
何か例文を作成しておいたほうがよいかも。

*なお、植物検疫の対象となるものには、野菜・果物のほか
種や苗、切花、ドライフラワー、香辛料、薬用植物なども含まれるそう。
(余談だが、沖縄から本土への植物移動にも規制ありとのこと。)

●体験プログラムについて

作物の収穫、料理や保存食づくりの手伝い、釣り…などなど、
事前に想定されるプログラムは組まれていたものの、
3ヵ所に分かれて滞在していたため、それぞれのダーチャで
なりゆきに任せて過ごす格好に。
そのため、滞在したダーチャによって体験内容が異なり、
物足りなかった方もいらしたかも。

団体の場合、自由時間を文字どおり自由に過ごせる方と
そうでない方が混在するのが常であるし、ましてや
ダーチャの敷地内でできることは限られてしまう。
団体ツアーという形で継続するなら、ダーチャ間で不公平感が
ないよう、なんらかの配慮が必要と思われます。

●どこまで「お客さん」?

一般に日本人は日本人同士で固まってしまう傾向があるので
ダーチャがペンション化してしまわないかと不安でしたが、
今回の参加者のみなさんは、旅慣れた方が多く、
ホストファミリーと積極的に交流をもとうとしていたので一安心。

ただ、食卓のスペースの関係もあるのだけれど、
ロシアのみなさんと一緒に食事をとれなかったのが残念。
ホストファミリー=つくる人
ツアー参加者=食べる人
になってしまう場面が多々あったので、
食卓を囲んでの交流を楽しむためにも
日本側人数があまり多すぎないほうがよいかも。

●持って行くべきだったもの!

☆懐中電灯

参加者のお一人が懐中電灯を持参されており、
これが、屋外の「ぽっとんトイレ通い」に大いに役立った。
ドアを閉めれば真っ暗だし、夜は明かりなしではたどりつけない。
そのうえダーチャ村全体が夜をまたいで停電!という事態が発生。
もちろんホストファミリーが懐中電灯やロウソクを
用意してくれたが、各自で持っていたほうが何かと心強い。

☆蚊取り線香、首タオルなど蚊よけグッズは万全に

アムール河近くのダーチャ地帯は、聞きしにまさる蚊の多さ!
今年はとくに大発生しているとの事前情報があったおかげで、
携帯蚊取りを各自持参するなどしたが、とても追いつかず。
屋外にいるときだけでなく、就寝時にも対策が必要なので、
滞在したお宅にあった蚊取り線香を相当数消費させてしまった。
各自多めに用意しておけばよかったと思うことしきり。

とくに、むきだしの首や素足は集中攻撃を受けるので要注意!
蚊よけ薬を塗っても万全とはいえないので、
蚊が多い時間帯は、ハイネックのシャツやタオルで首を隠し、
暑くても靴下を着用したほうがよさそうです。

以上……といったところでしょうか。

ところで今回またしても聞き忘れてしまったのが、
ダーチャ村のゴミ処理と排水について。
ツアー参加者も当然ながらゴミを出し、水を流すことになるので、
その行方を知っておくことは行動の指針となるでしょう。
これについてはまたいつか。
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シンクロ女王ロシア

2006-09-18 | ロシアコラム
シンクロナイズド・スイミング・ワールドカップ終わる。
ロシア圧勝!すばらしい演技でした。

思えばあの一糸乱れぬ同調性やアクロバティックな技も、
かつてはマスゲームを得意とする“不気味ソ連”のイメージを
助長するばかりでしたが、今ようやく何の偏見もなしに
純粋に評価されるようになったのは喜ばしいことである。

しかしあのアバウトなロシア人になぜあんなことができるのか?
同じようにアバウトなラテン系が時に微笑ましく乱れるのに対し、
ロシアの安定感といったらハンパじゃない。
「(ロシアは)練習量が違う」とのコメントがあったけれど、
本当にそうなのだと思う。

ロシアは「基本の国」である。
あらゆる分野において基本をおろそかにすることがない。
同じことを何百、何千、何万回と反復してカラダにたたきこむ。
それがどうも、この人たちにはさほど苦ではないらしいのだ。

もちろん練習は苦しいだろうが、達成のためには反復あるのみ、
ということを、ロシア人は幼少のころから学んでる。
絵本は暗記するまで読み倒すし、
「語学はスポーツだ」と言って同じ単語を何度となく書き出す。
単調でつまらないことも、ひたすら繰り返すことによって
身についた瞬間、「楽しいこと」に変わるということを
頭ではなくカラダで知っているのだ。
そしてこのカラダがまた、気が遠くなるほどの反復行為に
耐えうるほど頑丈とくる。
そして反復に耐えた肉体にはとてつもない精神力が宿るのだ。

オリンピックだったか、何年か前の試合の直前に、
ロシアのシンクロ・デュエットの選手たちが
タトゥーの“Нас не догонят”を余裕で歌っていたんだそう。
「私たちには追いつけない♪」
どーよ、この自信。
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ヴォロネジのヴィタリーさん

2006-09-15 | ヴァルシェブニキ・ドヴァラ
このところこの話題ばかりで恐縮ですが……(笑)。
ロシア・ヴォロネジの子供芸能スタジオВолшебники Двора
「ヴァルシェブニキ・ドヴァラ」の生え抜きメンバーによる
『Звёзды молчат』(星は黙ってる)が事のほかいい。

メロディアスで哀愁たっぷり、ノスタルジックな曲調は、
お子ちゃま歌謡の域を超えた典型的ロシア・ポップス。
新味はないかもしれないし、世界的に通用するわけでもないけれど、
ローカルな大衆の普遍的情感に深く訴えるものがある点においては、
昭和歌謡ポップスに通じるところ大なのだ。
この曲、たぶん日本人好み!
夏の終わりの物悲しさが染みいる名曲です。

この子たちはほかにも、エスニック調のポップスや
ひたすら陽気なキッズ・ミュージックなどなどを器用にこなし、
かといって少年少女芸能団にありがちなフリークスっぽさもなく、
ロシアにしては珍しく、適度に洗練されてもいる。

いったい誰がプロデュースしてるのか??
と、そのことばかりが気がかりな日々であったが、
ついにその人、Виталий Осошник 氏にたどりつく。
ヴィタリーさんは、写真で見るとまだ若い!
見たところは40前。なのにこの道15年とか。
ペレストロイカからソ連崩壊、新生ロシア誕生への転換期、
混乱の渦に飲み込まれていったオトナたちを尻目に
新しい価値観を素早く身につけて浮上した新世代人たちがいたが、
彼もそのひとりであるのだろうか?

日本でいえば戦後の混乱期にもあたるあの時代、
ヴィタリーさんはいかにしてスタジオを立ち上げていったのか?
スリリングな物語がありそうだ。
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夏野菜、終盤へ

2006-09-11 | ダーチャごっこ
さびしい季節がやってきた。
トマトとキュウリはほぼ終わり、プランターを次々撤収。
排水口から生えてきたメロンの葉っぱは、
哀れ、おびただしい数のアブラムシの餌食となり、
涙をのんで引っこ抜いてしまいました。

いま現在、勢いの衰えないのはゴーヤだけ。
葉っぱの日よけも見事に完成し、
支柱がわりの枝のしなりを利用して、勝手に棚をつくってる。

そういえば、近所の商店街でも今年は電柱にゴーヤを這わせ、
あっちもこっちもゴーヤだらけ。
育てやすいゴーヤは、いまや各地で大ブーム!?
でも需要が多くなると輸入タネが増えるのだとしたら、
ちょっと考えものではないだろうか。

さて! 秋野菜のプランをたてねば!
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沖縄・島野菜のタネ

2006-09-10 | ダーチャごっこ
沖縄で来年のゴーヤのタネを買おうと思って、
おみやげ物屋さんをハシゴしてみた。

あるある、ゴーヤやカラシ菜などなどの島野菜のタネ!
買おうと思って、ふと原産地を見ると……。
「ベトナム」。なんで? じゃあこっちは?
「タイ」。は? こっちはどーよ。
「オーストラリア」

……どーしたんだ!
これじゃ沖縄まで来て買う意味がないじゃないの。
去年までは「沖縄」と誇らしく印字されたタネが、
ごくふつーの場所で売られてたのに!

やっとのことで沖縄産のものを見つけてレジへ行けば、
んん? やけに高い。一袋630円!?
去年は350円だったのに、
いったい島野菜のタネに何が起こっているんだ!
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Vlad Krutskikh & Street Magic

2006-09-08 | ヴァルシェブニキ・ドヴァラ
ロシアのジャニーズJr.「ヴァルシェブニキ・ドヴァラ」熱が
おさまるどころかますますヒートアップするKくん。
寝ても覚めてもヴラッドくん~!と
とうとうミクシィにコミュをつくり、続々とトピをたてまくり~。
ずっとほっちらけてあったミクシィだが、
久々に書き込みしてたら、あっというまに半日終わってしまった。
マズイ……。

おまけに、Kくんオススメの曲『ナホトカ・モスクワ』のサビが
頭から離れなくなってしまい、パマギーチェ(助けて!)状態である。

これがまた、シベリア鉄道に乗った感動を
ピコピコ音にのせて屈託なく歌う、お子ちゃまポップス。
でもコドモ向けの歌だけあって、語呂がよくてわかりやすく
ロシア語の勉強にはちょうどよいかも!

ちなみに、スタジオ名でもありグループ名でもある
Волшебники Двора「ヴァルシェブニキ・ドヴァラ」は、
英訳では「ストリート・マジック」になっていて、
Kくんのコミュもとりあえず英名で発足。
「ヴラッドくんと学ぶ超初級ロシア語講座」も開設予定なので、
ミクシィに入ってる人は探してみてね!
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ロシアのジャニーズJr

2006-09-05 | ヴァルシェブニキ・ドヴァラ
沖縄に行ってる間に友人Kくんが大変なことになっていて、
メールにリンクがじゃんじゃか送られてた。
ロシアの超美少年を発見したので見て見て~!と大騒ぎなので
早速リンク先を見てみれば……。

なんじゃこりゃ~! あどけない顔の少年アイドルが
少年少女バックダンサーとともに歌い踊るの図は、
ジュニアを従えた子犬時代のタッキーかい!

その子の名はヴラッド・クルツキフくん(10歳)。
ロシア西部ヴォロネジに拠点をおくコドモ芸能スタジオ
Волшебники Двораヴァルシェブニキ・ドヴァラ」所属なんだとか。
このスタジオは100人くらいの少年少女と15人の指導者を抱え、
いろんな子の組み合わせで楽曲を発表し、
数々の賞を総なめにしてるらしい。
で、ある程度の年齢になると〝卒業〟するらしく、
現在のところ、人気ナンバーワンの地位に君臨するのが
ヴラッドくん、てわけである。
で、この子のほかにジェニスくん、セーヴァくん、イワンコくん
とタイプ違いのソリストが活躍し、ときに合体してグループを組む。
……って、まんまジャニーズJrじゃん!

もっとも、Jとの決定的な違いは、少女もいること。
それとこれは、コドモたちによるコドモたちのための音楽であり、
日本のようにオバサンの少年嗜好やオジサンのロリコン願望を
満たすものでは決してない。このあたり、ロシアは健全ですからね。

もともとこの「ヴァルシェブニキ・ドヴァラ」は、
4人の少年と4人の少女によって1989年に結成され、
その後メンバーが変遷、てなことが公式サイトには書かれてる。
そういう書き方だと、まるで自発的に子らが集まったかのようだが、
そんなはずはないでしょー。
ヴォロネジJrを束ねる影の仕掛け人は誰なんだっ!?
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ロシア文化セミナー

2006-09-04 | ダーチャ本関連
沖縄から帰ってきたら、ロシア旅行社さんから
来年実施予定の「ロシア文化セミナー」のチラシが届いてた。

全4回のセミナーのうち、ダーチャの回は、
2007年1月23日(火)12:30~14:30。

渋谷ロゴスキーでランチをいただき、長老N氏のお話をうかがい、
そのあと写真をまじえてミニ講演を行うことになるみたいである。
パストラルでの講演では、〝ダーチャから日本が学べること〟を
主眼においたが、今回はズバリ「ロシア文化セミナー」なので
心おきなく脱線しながらロシア話を貫けそうだ。
といっても、平日の真昼間に人が集まるんだろうか??

まだまだ先のことですが、ご興味のある方は、
ロシア旅行社HPの「イベント情報」をご参照くださいまし!
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ダーチニキからメールあり

2006-09-01 | ダーチャ便り
ダーチャの旅は「うるるん」に似ている。
泊めていただいて、手料理を食べたり、畑仕事を手伝ったり。
で、家族同然に打ち解けたころ、別れのときがやってくる。

「また来てね!忘れないでね!じゃあね!じゃあね!」
バスに乗り込んだ私たちに、大きく何度も手を振るカーチャさん。
さようなら~! いつもながら感極まる瞬間――。

だけど……。今は現代。そしてダーチャ住民とて都市生活者。
バスの発車直前にカーチャさんがくれた紙きれには、
走り書きの住所とともにメルアドが書かれてた。
帰国後、お礼メールを送ると30分後にお返事が……。

「こんにちは!メールありがとう。嬉しいです!
私たちの街やダーチャで過ごしたことを忘れないでね。
また遊びにきてください。ごきげんよう!」

うーんと……。
速攻連絡がとれるのはいいんだけど、便利すぎるのもどーよ?
読めない手書き文字の住所を判読して、エアメールを送り、
いつ届くともしれない返事を待ってた頃が懐かしい!
Comments (2)
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