サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

ロシア食べまくり総決算2

2007-12-25 | ダーチャツアー2007
夏のハバロフスク・ダーチャツアーで食べたもの。
3泊4日、全日程食事代込み。

1日目・8月24日(金)
新潟発ハバロフスク行きダリアビア航空の機内食

*サンドイッチとなぜかカニカマ(右手前)。
ダリアビアはアルコール飲み放題なので白ワインを所望。

夜食/ホテル「ハバロフスク」のカフェにて

*今年は日本便の到着が例年より遅く、ホテルに着いたのは深夜。
ホテルで軽食を用意している、と聞いてはいたが、
軽食どころかちゃんとしたお食事でした。
とりあえずビール(別料金)で乾杯。
しっかりデザートにロールケーキとチャイも。

2日目・8月25日(土)
朝食/ホテル「ハバロフスク」のカフェにて

*朝から肉の揚げ物はちょっとつらい。が食べてしまった。

会食/ハバロフスク・ダーチャ協会にて

*サマゴン(自家製酒)の飲み比べをしながら、
ダーチャ産の野菜を使った料理を試食。

昼食/リュドミラさんのダーチャにて

*ウクライナふう餃子、ヴァレニキ。

*魚のスープ、ウハー。

夕食/リュドミラさんのダーチャにて

*シベリアふう餃子、ペリメニほか。

*クッキーとスイカのデザート。

3日目・8月26日(日)
朝食/リュドミラさんのダーチャにて

*とれたて野菜のサラダとソバの実のカーシャ(おかゆ)。

昼食/イーゴリさんのダーチャにて
  
*ツアーの通訳ガイド、ゴーシャ(イーゴリ)さん一家のダーチャで
秘伝のたれにつけて焼いた鶏肉のシャシリクやポテト、サラダ
などなどをいただく。食器がカラフル!

夕食/リュドミラさんのダーチャにて
  
*左からサラダ、骨つき鶏肉とポテト、豚肉のシャシリク。

*みんなでつくったピロシキ。遠くに見えるは巨大ピーマンの肉詰め。

4日目・8月27日(月)
朝食/リュドミラさんのダーチャにて
 
*マッシュドポテト、チーズ、サラミなど。

昼食/ハバロフスク市内のレストラン
 
 
*人まかせだったので、店名も覚えていない始末。
1の皿・サラダ、2の皿・ボルシチ、3の皿・キエフふうカツレツと
マッシュドポテト、4の皿・アイスクリーム添えブリヌイ。

ハバロフスク発新潟行きダリアビア航空の機内食
 
*飛行時間わずか1時間だが、このあと東京行き新幹線に
2時間乗ってなきゃならないので、しっかり食べる。
飲み放題なので白ワインとビールを並べてご満悦。
新幹線のなかで、またぞろビールで最後の乾杯。お疲れ様!
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非常口

2007-11-28 | ダーチャツアー2007
「ハバロフスク・ホテル」は19世紀の建物を改装したとかで、
懐かしのジェジュールナヤ(鍵の係)が、3・4階に待機。
雰囲気はあるのだけれど、エレベーターがないので、
そこまで階段でのぼっていかねばならない。
すると、階段脇の壁にデカデカと…。



階段をのぼりきると…。


は?どうせーっちゅうの??
これは確かに「非常口」の人。
しかし「のぼり」と「くだり」の足どりが微妙に異なり、
のぼりはダッシュでくだりはゆっくり足を踏み外さないように~
などとついつい絵の人物を真似たくなるばかりで、
肝心の非常口がどこにあるのかわからずじまいであった。
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ベストわん

2007-11-10 | ダーチャツアー2007
ハバロフスク旅行の「ベストわん」はこのコ!
ダーチャの収穫祭に来ていた(というか連れてこられてた)
たくさんの犬たちのなかで、ただ一匹の人見知り。

ほかの犬たちは祭りの高揚感にあてられてはしゃぎ回り、
ロシア男たちによる地響きせんばかりの綱引き大会のときなど、
声援する村人と一緒になって吠えまくっていたのに、
このコだけは、終始飼い主さん父子の足元に隠れてた。
しかもその、ひょろりとした30代ぐらいの父と
10歳ぐらいの息子というのが、ロシア映画に出てきそうな
訳アリ風情の近寄りがたさを醸し出している親子で、
とてもじゃないが「可愛いサバチカですね」なんて
声をかけられる雰囲気じゃなかった。
なので飼い主さんから離れてテーブルの下にいたところを失礼!
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ダーチャツアーの反省

2007-10-23 | ダーチャツアー2007
万全のシミュレーションをして臨んだつもりでしたが、
やはりパーフェクトとはいかないのが旅の常。
毎度ながら頭を悩まされるのは「野菜のお土産」である。
「ダーチャの野菜を断りきれなくていただいてしまったら、
ガイドさんやドライバーさんにお譲りしよう」
…と、出発前から予防線を張っていたのだが、いざそうなると、
それはそれでまた心苦しいものである。
「譲る」ことを前提でいただくのも失礼に思えるし、
ガイドさんやドライバーさんも、野菜には困っていないのだ。
だって、自前のダーチャがあるんだから!
やはりここは「キッパリと断る」、ないし、いただくのは
トマトとキュウリだけと決めて、日本到着までに賞味する、
というのが無難な線なのか。

ところで、ツアー参加者のおひとりが、
ダーチャには下水設備がないことを見越して、
「歯磨き粉を使わずにブラシだけで歯を磨いてた」とのこと。
一見些細なことに思えるが、これ、以前から気になっていたこと。
ダーチャによっては、屋外で歯を磨いて、
口をすすいだ水を「そのへん」にペー!するのだが、
この歯磨き粉は果たして自然にやさしいのか?と不安になる。
今回宿泊したダーチャには、とりあえず流し台があったが、
それでも下水処理システムがないことには変わりない。
そもそもダーチャには、「スローであってもエコではない」という
いかにもロシア的な側面がある。なにしろ土地が広いので、
ゴミの不法投棄も排水垂れ流しも、しまくり放題だし、
「わが国は寒いので地球温暖化を歓迎する」などと
うっかり言ってしまう国である。
ロシア人の皆さんは、ダーチャで普通に練り歯磨きを
使ってたが、やっぱりちょっと気になった。
ちょうど今、友人からもらった「ぬちマース」の塩歯磨き粉を
使っていて、これなら天然成分だし、すこぶる調子がいいので、
次回はこれを持っていってみようかな。
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ピロシキづくり

2007-10-14 | ダーチャツアー2007
ハバロフスクでリュドミラさんからピロシキのつくり方を教わった。
牛乳に塩、砂糖少々をまぜて寝かせておくと、膜がはるので、
これをドロージ(イースト)代わりにするのだそう。
「そこに卵と小麦粉をまぜるのよ」とリュドミラさん。
「小麦粉の量はどのくらい?」
「……」
分量を尋ねても、明確な回答が得られないのはロシアの常。
経験を重ねて体で覚えろということですね。

生地が発酵したら、台の上で丸く小さくのばしていく。
本日の具は、その1、キャベツとタマネギをいためたもの、
その2、ゆで卵とネギのみじん切りをまぜたもの。
リュドミラさんは慣れた手つきで、はちきれんばかりに具を入れ、
生地のへりをぺたぺたとはりつけていくのだけれど、
日本人はどうしても餃子の癖で、具を少なめにしてしまう。
「ダメダメ!それじゃ生地が多すぎ!」とダメ出しがとぶ。
なるほど、膨らんだ時のことをイメージしながら、
ぐいぐいと具を詰めて、破れたところは適当に補正。
ちょっとブサイクでも、焼きあがってみたらそれなりの仕上がり。
そして何より、焼きたてを屋外で食べる幸せよ。
オーチン・フクースナ!
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ダーチャお宅訪問

2007-10-08 | ダーチャツアー2007
     「こっちだよ」ダーチャ村を案内してくれたサバチカ

ダーチャはやはり夏に限る。
どこの家族も庭に出て、くつろいだり作業をしたりしてるので、
ダーチャ村を散策すると、いろんな人とふれあえる。
目があって「こんにちは」と声をかけると、笑顔が返ってくる。
ついでに「いいおうちですね」などと言おうものなら、
「見ていってちょうだい!」と門を開け、
ご自慢のバーニャや畑を見せてくれる。

ちょっと困るのは、帰り際に野菜をもらってしまうこと。
トマトやキュウリ、巨大なカボチャまで……。
これを断るのは至難のわざ。


こちら急遽見せていただいたガイドさん一家のダーチャ。
ダーチャ村ではない一画を「あいてるから使わせて」と
役所にかけあって、ただいまダーチャ整備中。
敷地面積なんと2000平方メートル。
「いずれは自分たちの土地になります」と彼は言うのだけれど、
あいてる国有地も交渉すれば私有地にできる、
ってどーゆーこと!? 
ロシアの土地事情は、知れば知るほど謎だ。
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逆取材

2007-10-01 | ダーチャツアー2007
          花に埋もれた「第一チャンネル」の機材
「テレビ見たわよ!」と、モスクワから日本に戻ってきた
知人のロシア女性から電話あり。
我々ダーチャツアー一行を取材した国営テレビのニュース映像を
現地でたまたま見たのだとか。さすが全国ネット。
やっぱり見てた人がいましたか……。

「テレビの取材が入るかもしれない」と事前に聞いてはいたが、
去年もそう聞きながら、取材は来なかったので気を抜いていた。
しかし今回は本当だった。
ダーチャ協会の建物に着くと、出迎えの人々にまじって
しっかりテレビカメラがスタンバイしている。
ニュースチャンネル『ヴェスチー』のハバロフスク支局だという。
「日本人ご一行、ダーチャ協会を表敬訪問」の図を撮って
早々に帰るのかと思ったら大間違い。
ダーチャ村に移動しても、カメラはなおもついてくる。
「ダーチャでくつろぐ日本人一行」
「畑の収穫を手伝う日本の若者たち」
「ダーチャの魅力を語る日本の取材記者」などなどの図を収め、
カメラマンと現場記者はようやく帰っていったのだった。

やれやれ。
ところが翌日、近くのダーチャ見学から帰ってくると、
ホストファミリーのニーナさんが、塩とパンを手にして
門の前で待ち構えていた。なんでこのタイミングで歓迎式??
と、その横で機材を抱えたカメラマンが、
「ロシア式歓迎を受ける日本人ご一行」の絵を
撮っているではないか。
しかも今度は「ピェルヴィ・カナル(第一チャンネル)」、
全国ネットの国営放送局である。ひゃ~~!

じつはヴォロネジでも大手新聞「コムソモルスカヤ・プラウダ」に
載ってしまったので、これでロシア三大マスコミ制覇!
といえば聞こえはいいが、ロシアあまたのニュースをさしおいて、
「日本人がやってきた」というだけでネタになっててよいものか!?
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ダーチャ村の収穫祭

2007-09-20 | ダーチャツアー2007
ハバロフスクのダーチャに着いたその日、
ダーチャ村の収穫祭があるというので行ってみた。
会場は、アムール河支流の河岸。
ダーチャ村のなかの「通り」ごとにコーナーが設けられ、
畑でとれた作物や手料理、野菜を使った展示品、
ダーチャ自慢の写真などが並ぶ。
用紙を手にした“審査員”が会場をめぐり、
一等賞を決めるのだ。

  

その間、盛りだくさんのゲームの数々。
大のおとなが真顔で椅子とりゲームや綱引きに興じ、
日本からのツアー団も飛び入り参加。
本当に、他愛もない素朴なお祭りなのだけど、
歌って食べて語らって、みんな心から楽しそう。
お祭りが終わる頃、にわか雨の向こうに、虹がかかった。
Comment (1)
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サマゴン

2007-09-13 | ダーチャツアー2007
ハバロフスク・ダーチャ訪問ツアーの2日目、
地元のダーチャ協会を表敬訪問。
長いテーブルの上には、ダーチャで採れた野菜とともに、
琥珀色の液体の入ったボトルがいくつも並んでいた。
ダーチャのお楽しみのひとつ、自家製酒、サマゴンである。

ブドウのワインは誰それさん、ナシのワインは誰それさん、
とボトルには作者の名が誇らしく記されている。
しかも本人たちが目の前にいて、感想を待ち構えているのだから
飲まないわけにはいかんでしょう。
スモモのワインは、協会副会長の自慢の作。さあどうぞ!
と次々出されるサマゴンの合い間にウォッカで乾杯。
酔わないように、飲んだら即座に
生のキュウリやハチミツづけのトマトにかぶりつく。
この繰り返しがまたおいしい!
……って、まだ朝10時半なんですけど。

かくしてぽっちゃりお腹の色白の副会長は見る間に真っ赤になり、
訪問を終えて帰る女性陣にハグしまくったのち、
千鳥足で自室に戻っていったのだった。
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ダーチャ行きフェリー

2007-09-11 | ダーチャツアー2007
早朝、宿泊したホテル・ハバロフスクからアムール河畔まで散策。
河畔が近づくと、荷物をガラガラ引きずった人々が
あちこちから集まってくる。
ハバロフスクでは、アムール河の中洲にダーチャ地帯があるので、
フェリーはダーチャ通いに欠かせない足なのだ。
ところが、去年と比べて、フェリーの数がやけに少ない。
あとでダーチャ協会の幹部にその理由を尋ねてみると……。

ダーチャに通うのは多くが年金生活者。
彼等には、フェリー運賃が無料になる特権が与えられているのだが、
民営化が進んだ今となっては、それがアダとなり、
採算のとれないフェリー路線は次々閉鎖されてしまったという。
ううむ、なんとも皮肉な話。
去年、同じ協会幹部が、「ダーチャ運動の成果により、
今では年金生活者は無料でフェリーに乗れるのです!」
と喜々として語るのを聞いたばかりなのに。

かわりに今はダーチャ地帯に向かうバスが運行されているが、
バス停からダーチャ村までが遠くて、ダーチャに行くことを
断念している高齢者もいるらしい。
それに、フェリーに乗って、アムールの素晴らしい景色を
堪能しながらダーチャ村に向かう、そのこと自体が
ダーチャ通いの楽しみのひとつでもあるのだとか。
「ですので、なんとかして再びフェリーを運航させたい!」
と熱く語る幹部の顔は、昼間っから真っ赤っ赤。
そのわけはまた次回――。

おまけ画像。フェリー乗り場前には猫カフェが。
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ツポレフ154

2007-09-09 | ダーチャツアー2007
新潟発ハバロフスク行き、ダリアビア航空の機材はツポレフ154。
年期の入ったソ連製、座席シートはきしみ、トレーは歪み…
懐かしの金属製、ペンキべた塗り
…荷物入れのフタは閉まらない。
いや、もしやこれが閉まった状態なのか??

機内に乱舞するハエたちは、ロシアのハエか?
相変わらず蒸し風呂のように暑い機内では、
「安全の手引き」がウチワ代わりに大いに役立つ。
ガンガン揺れて、キュルキュル変な音がしても、
ロシア人パイロットの技能を信じよう。
古い器材のどこが悪い!?
使える腕があるならば、使えるものはとことん使う。
この姿勢が好きである。

空路たったの1時間50分。
自宅・新潟間よりはるかに短い時間で機はハバロフスクに到着。
イタイのは、去年よりフライト発着時刻が2時間も遅くなったこと。
ただでさえハバロフスクは日本時間+2時間の時差があるので、
着いたらもう夜。あっというまに日付が変わった。
どこかに時間を落としてきてしまったような、妙な感じ。
Comments (3)
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ハバロフスク・ダーチャ訪問ツアー

2007-09-06 | ダーチャツアー2007
今年も無事、「極東ハバロフスク・ダーチャ訪問ツアー」終了。
参加者ならびに関係者の皆さま、お疲れさまでした!
……といっても、帰ってきて早々、大阪、北海道へと
駆けずり回っていたので、もう10日もたってしまいましたが、
記憶の新しいうちに、近々その顛末をレポートする予定です。
とりあえず、青い青いダーチャの空をお届け!
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