やっと行ってきました。世界遺産知床、1泊2日バスの旅。
朝7時帯広発。バス2台、総勢約80人のお任せ団体ツアーであります。
道中何か所かでお客さんをピックアップしたあと
田園風景を車窓に望みながら、一路北へ。
最初のトイレ休憩は、何度かバスで通ったことのある足寄(あしょろ)。
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道の駅あしょろ銀河ホール21は、まだ開館前。
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ガラスの向こうには足寄出身の松山千春さん。
足寄名物、巨大なラワンブキを手にしたこの写真は
十勝ではよく見かけるお馴染みのもの。
陸別を経て、次なる休憩ポイントは津別町の木材工芸館。
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津別は木材の町なのだそう。館内に入ると木の香りが。
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実物の木の見本にまじってエゾシカやエゾリスの剥製も。
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木製のインテリアや雑貨、日用品などを販売。
オーダーメイドできるお洒落な椅子も。
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これは可愛い、ダーチャの家キット!
さてバスは美幌から小清水町に入り、ほがじゃ工場へ。
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ここは廃校になった北陽小学校を利用したお菓子工場。
正式名は福太郎㈱小清水北陽工場といい、本社は福岡にあるのだそう。
可愛らしい校舎をそのまま活かし、館内には子供たちの絵も。
ほがじゃって何かしら?と思ったら、お土産屋さんでよく見かける
「ほ」の字が目印のピリ辛せんべいのことでした。
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ほがじゃのキャラがお出迎え。
なぜか福岡のカリントウ各種をおみやげに購入。
すでにお昼どき。バスの中で持参したお弁当を食べ、
いよいよオホーツク海に臨む知床の入口へ。
最初の景勝地はオシンコシンの滝。
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落差50m、知床八景、日本の滝百選のひとつだそう。
滝の下の売店でソフトクリームをいただく。
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ここの売店のノラちゃんについてはまた後日…。
そしてようやく知床観光の拠点ウトロに到着。
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左に見える遊覧船おーろら号14時30分発の出航を待ち
いよいよ本日のメインイベントである知床クルーズへ。
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溶岩と流氷によって形づくられた荒ぶる断崖。
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紺碧のオホーツク海に流れ落ちるフレぺの滝。
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まだ雪を頂く知床の山々の神々しいこと。
残念ながらクマさんは見られませんでしたが、
このあたりは海鳥の営巣地でもあるので、海鳥多数。
トドやイルカの目撃情報もありましたが、はっきりとは確認できず。
それにしても寒いっ! しだいに天気が崩れてきたうえ
甲板に立ちっぱなしで海風がこたえます。
冬の格好でちょうどいいくらい。
1時間半のクルーズを終えたら、知床第一ホテルへ。
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広々として清潔で、とても良いお部屋で感激。
何はともあれ温泉の大浴場に直行。この温泉もまた広くて快適。
露天風呂、うたせ湯、ジェットバス、ジャグジー、サウナもあり、
海と夕日がガラス越しに見えました。
そして!知床第一ホテルといえば、マルスコイ・バイキング!
前々からテレビCMなどで気になっていた「マルスコイ」。
もしやロシア語?…と思っていたらやっぱりそうでしたか。
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「マルスコイ」とはロシア語で「海の」を意味する男性形容詞。
その名のとおり、大漁船が出迎えてくれます。
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「夕食はおなかが破裂するほど食べられます!」
とのガイド兼ドライバーさんの言葉どおり、目移りする品揃え。
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揚げたての天ぷら、握りたての寿司、地元の海産物を使ったお料理、
道産の肉や野菜、炭水化物系もよりどりみどり、
ケーキはもちろん、かき氷からクレープまで種類豊富なデザート群。
惜しげもないメニューのバリエーション、
このバイキングは確かにお値打ちです。
一度ではとても制覇できないので、連泊したいかも。
飲み物は別料金。地ビールの知床ビール750円。飲み口よくコクあり。
90分飲み放題2300円コースも。
ちなみにロシア語はほかでも使われていて、
売店は「ジェレボ(木)」、2つある大浴場の名は
「モーレ(海)」「ローシャ(森)」でした。
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売店にはマトリョーシカのおまんじゅうも。
この日は満腹状態で早めに就寝。朝目が覚めたのは3時。
すでに明るくて寝ていられないのです。
なにしろ日の出は3時40分台。夏至近し!
4時すぎに朝イチの温泉、朝食までご近所を散策。
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通称ゴジラ岩の前に密漁禁止の看板が。
北海道沿岸地方ではよく見かけるもの。
それだけ密漁が多いということか。
朝食は夜とは別会場の2階マルスコイ・レストランにて。
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こちらも実に広々とした気持ちのよい空間で、
洋食・和食・ドリンクともにメニュー豊富なバイキング。
設備といいサービスといい、申し分のないホテルでした。
8時30分集合。再びバスに乗り込み、知床五湖へ移動。
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自由時間は1時間。木道の散策路の最短コースへ。
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木道の下に咲くミズバショウ。
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木道にはクマよけの電気柵が。
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エゾシカの親子発見。跳び回る子鹿の姿に皆釘付け。
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一湖に映る山影。ああ、天気がもっとよかったなら…。
予報では雨だったので、降らなかっただけ幸運ですが、
北海道のこの時期のお天気はあまりよろしくないもよう。
ガイドブックでよく見るパキーンと晴れた青空の写真は
撮れそうでいてなかなか撮れないものだと痛感。
このあと知床自然センターに立ち寄ると
出入り口にヒグマの剥製ならぬ毛皮が…。
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「彼女が生きた証にさわってください…」
なんとなく泣けてきます。
知床をあとにして、東藻琴芝桜公園へ。
芝桜のじゅうたんが有名なのですが、1週間前にピーク終了。
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ソフトクリーム白×ピンクのミックス300円。
自動販売機も芝桜模様で何から何までピンクづくし。
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イチゴの産地でもあるので、イチゴやイチゴを使ったスイーツも。
あとは帰るだけなのですが、お客さんのリクエストにより
途中停車して、屈斜路湖を見学。ついに雨が降り出す。
さらに下って、弟子屈町の道の駅摩周温泉で休憩。
こぐま最中。弟子屈みやげだそうです。
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「かわいすぎて食べられない」(笑)。
思わず購入。そして案の定、食べられない…。
最後に再び足寄の道の駅に立ち寄ったのち、
予定時刻より30分早い18時前には帯広帰着。
これで1人19800円。格安駆け足ツアーながらも
お得感満載の中身の濃い旅でした。