サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

ナナカマドと野鳥

2017-01-22 | 『勝手に帯広通信』

ナナカマドの赤い実に野鳥が群れる季節。こちらはツグミ。
ほかにもヒヨドリやカワラヒワとおぼしき鳥たちが集結。

北海道では、ナナカマドはポピュラーな街路樹。
ナナカマドの実そのものは、秋からずっとあるのだけれど、
その時期には鳥たちは見向きもしない。
実が熟す冬、食べ物が不足する季節になって初めて、
鳥たちがやってくるのだそう。

見てみたいのはキレンジャク!

ロシアのグリーティングカードに
描かれているところを見ると、
ロシアではポピュラーな鳥のよう。

この鳥がナナカマドの実に群がる光景が
帯広の市街地でも見られるそうなのだけど、
まだ遭遇したことなし。どこにいるんでしょう?

ちなみにロシア語でキレンジャクはスヴィリスチェリ。
尾の先が赤い「ヒレンジャク」のことは
ヤポンスキー・スヴィリスチェリというのだそう。
つまり、日本レンジャク。
ロシアで生まれて渡ってくるのに…??
確かにあちらから見ると、日本からやってくる鳥、
ではありますが、繁殖地はロシア極東だそうです。
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ウマくいかん…

2017-01-18 | 『勝手に帯広通信』

もう1年以上お世話になっている瓜幕のキャンディちゃん。
今年7歳、まだどこか子どもっぽいところのある女の子です。
カメラを向けたら柵から顔を出してハイ、ポーズ。
撮り終わるとさっさと餌場に向かっていきました。

北海道ではお手軽に馬に乗れるイメージがあるけれど、
意外とそうでもない。
引き馬やトレッキング体験のできる
観光牧場のようなところはあっても、
しっかり乗馬を教えてくれるところは結構少ない。
「うーん、初心者の指導はちょっと…」とか
「うちはトレッキング専門なので…」などと
やんわりとお断りされたことも。
こんなことなら徒歩10分で通えた東京乗馬倶楽部の
門をたたいていればよかった~、と思うこともあるが、
東京ではお金がかかりすぎて、たぶん、いや絶対、
「お試し」レベルで終わっていただろう。

あーそれにしても奥が深すぎ~。
見るとやるとじゃ大違い。
「体育会TV」で障害馬術に挑戦する華原朋美さんが
いかにすごいことをしているかがよくわかる。
そういえば華原さんは以前、番組の企画で
ばんえい競馬のそりをひいたことがあるのだそう。
その時立ち合った調教師さんによれば、
馬というのは自分に安心感を与えてくれる人には気を許すもの、
華原さんの時もそうだった、とのお話。
「馬には人を見抜く力があって、
乗せた瞬間、その人のことがわかるんですよ」と。

よって、初心者がまたがると
「あ、こいつ素人、しめしめ!」とばかりに
頑として動かなかったり、ヘンな方向に進んでいったり、
わざと柵にズリズリしたりして意地悪することも。
私見では、女の子のほうが意地悪な気が…(笑)。
その点キャンディちゃんは、女の子ではありますが
まだ若くて経験が浅いので、同じビギナー同士
今のところなんとかやっております。

悩みの種は、昨年から続く天候不順。
やれ台風だ、大雨だ、雪だ、突風だ、と
キャンセルになることが多く、遅々として上達せず!
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まだましな寒さ?

2017-01-09 | 『勝手に帯広通信』

十勝川の流れに沿って、上空にもやがたちこめる。
水温より気温のほうが著しく低いために起こる現象。

このところ早朝は氷点下10度を下回る日が続く。
「マイナス16度ですって!?モスクワと同じじゃない!」
と東京在住のロシア女性S先生にカラカラと笑われたのが先週のこと。

そういうモスクワは今、なんと氷点下30度に接近中。
1月8日の予報は「最低気温-33度、最高気温-23度」。
って、どんなだよー!

それに比べたら、北海道はせいぜい-20度台。
それもあくまで「最低」気温であって
一日中-20度を下回ることはまずないので
まだましだと言わねばなりませぬ。

「皆さん、連休明けには、しばらく静かにしていた
“あの方”がいらっしゃいます!」
とNHK札幌のお天気おねえさん。
同席のアナウンサーたちはウンウンとうなづくだけで
誰もフォローしないところを見ると、こちらでは
“あの方”と聞けばみんなピンとくるらしい。
よくよく見ればテロップの端っこに青い鎧かぶとの絵。
もうおわかりですね。「冬将軍」のことでした。

冬将軍の語源は、ナポレオン軍を撤退させた
ロシアの厳寒を「General Frost」と表現した
イギリスのメディアに発するのだとか。
第二次世界大戦でナチスドイツを撤退させたのも
やはりロシアのすさまじい寒さだった。
いったいロシア人はどれだけ頑丈なんだ!?
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白鳥受難の年

2017-01-04 | 『勝手に帯広通信』

今年も帯広川に白鳥たちがやってきた。
ただ例年と違うのは、餌やり自粛を促す看板があること。



昨年末、十勝管内でも鳥インフルエンザが発症し、
20万羽を越える鶏たちが「処分」されるという深刻な事態に。
以来こちらでは、ウイルス拡散防止のため、
不用意に野鳥と接触しないようにとのお達しが出され、
白鳥飛来地の十勝川温泉でも、今年は餌やり自粛だそう。

やむを得ない措置ではあるけれど…。
白鳥たちは人の姿を見かけると、コーコー鳴いて寄ってくる。
ということは、餌をあてにして毎年ここに来ているということだ。
ごはんがもらえる年もあれば、もらえない年もある、
というのでは、白鳥たちも困ってしまうんじゃないだろか。
野鳥や野生動物は本来自力で生きられるはずなのだから
餌やり禁止の原則を徹底すべきとも思うが、
北海道では野生が観光資源でもあるので悩ましいところ。


この日はオオハクチョウ35羽を確認。
路面がツルツルのうえ、連日氷点下なので
10年選手のコンパクトカメラしか持ち歩けず、
ピンの甘いこと甘いこと~。
次回はちゃんとしたカメラを担いでいこう。
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謹賀新年

2017-01-01 | 『勝手に帯広通信』


あけましておめでとうございます。

年末に降った雪がカチカチに凍結。
昨年はバナナの皮で滑って転ぶコントみたいに
両足が宙に浮く大転倒をやらかし(無傷ですが)、
相当懲りたので、今年は慎重に慎重に。
ペンギンのようにちょこまかと、
アシモ君のように膝屈伸をきかせて、
急がず騒がず歩いて参る所存です。

本年もよろしくお願い申し上げます。
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