
4月17日、九州旅行でお世話になった方が上京したので、家人と友人をまじえ、吉祥寺カフェロシアにて会食。主賓のスケジュールにあわせて、午後4時半からの早めスタート。ちょうどティータイムや遅めランチのお客さんが引き上げる頃で、店内は貸し切り状態でした。

主賓は遅れてくるのでお先に乾杯。まずはウクライナビール、オボロン(850円)。奥のグラスは、長崎旅行を共にした友人が頼んだジョージアのスパークリングワイン、オールドトビリシ・ブリュっト。

本日はジョージア(グルジア)攻め!と決めてきたので、早速注文。左はジョージアのラタトゥユ、アジャブサンダリ(700円)、右は焼きナスにクルミペーストを塗ったパドゥラジャーニ(700円)。これおいしい!

ジョージアの溶けるチーズ、スルグニをトマトにのせてオーブンで焼いた一品、その名も「橇に乗ったスルグニ」(700円)。

定番の前菜盛り合わせ(980円×2人分)。手前右は、カフェロシアに来たら食べずにはいられない「毛皮のコートを着たニシン」、左は白身魚のトマトソース煮。奥は左からブジェニーナ(ロシアのローストポーク)、キャベツのマリネ(ジョージアのピクルス)、アジャブサンダリ……。
あれ、アジャブサンダリはさっき頼んだので盛り合わせから外してください、と言ったつもりだったのですが、うまく伝わっていなかったもよう。それもそのはず、ホール担当の新人さん研修中でした。まっすぐな目でこちらを見ながら、慣れない日本語の接客用語をまじえながら、一生懸命オーダーをとろうとするジェブシュカ(お嬢さん)。早く一人前になるといいね。

ジョージアの白ワインといえばツィナンダリ。ボトルでいただく(4300円)。白といっても淡いアンバー。

そして、必ず頼むジョージアのチーズパン、ハチャプリ(1000円)。スルグニチーズのえもいわれぬ味わいともっちり感がやみつきに。ワインは赤のムクザニ(3900円)、地味深い味。

こちらも外せない一品、シュクメルリ(1400円)。このお店では鶏肉の半身を丸ごと使用。ニンニクとスパイスを加えたミルクソースが、香りよくやさしい味。

シュクメルリのソースを余すことなくいただくために、ボロジンスキーの黒パン(300円)も注文。

最後にもう一品、コーカサス伝統のケバブ(1400円)をいただく。本当はヒンカリ(コーカサス風小籠包)を頼みたかったのですが、40分かかるというのでこの日は断念。じつは現在のメニューにヒンカリはのっていないのですが、頼めば作ってもらえることがわかっただけでも収穫でした。


ここでジョージアの蒸留酒、ドゥグラゼ・チャチャ(600円)を頼む者あり。写真はありませんが、友人はアルメニアのアララト・ブランデー(1000円)をたしなむ。

主賓のデザートはロシアのリンゴケーキ、シャルロトカ(550円)。しっとりして素直な味。

こちらはバラとハチミツのアイスクリーム(650円)。口をさっぱりさせて、午後7時半にはお会計という健全な会食でした。いつ来ても安定の味とくつろぐ雰囲気。次回は早めにヒンカリをオーダーするとします!

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