サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

郊外型スーパー

2009-09-25 | ダーチャツアー2009
ダーチャ村に行く途中、立ち寄った郊外型スーパー「サンベリ」。
とてつもなく広いワンフロアの店内は、まるで倉庫。
食料品、日用雑貨、園芸用品、文房具、雑誌などなど
あらゆるものが揃ってて、あまりの物量にくらくらしてくる。
店内は撮影禁止だったので、お見せできないのが残念!

ここでの制限時間は1時間。各自カートをもっていざ突進!
ノートを買いあさる人、チェブ卵を箱ごと買い求める人、
量り売りのチョコをぽいぽい袋に入れる人(って私か)。
買いに買ったり、31品1387.90ルーブル(約4000円)!

ここ、サイトを見るとネットで注文してお届けもしてくれるもよう。
見よ、にぎり寿司まで!


こちらは一昨年訪ねたスーパー「3人のデブ」。
「はい、皆さん、これから3人のデブに行きま~す」と
ガイドのゴーシャさんに言われたときは、何事かと思った。
一度聞いたら忘れられないインパクトの強い店名である。
24時間営業のチェーン店。街道脇のあちこちにある黄色い看板が目印。

ハバロフスクのスーパーでは市内にあるNKストアが有名だが、
店の前にバスを停められないので、ツアーでは最近とんとご無沙汰。
食料品だけでなく、お土産屋さんやCDショップもあるので
ロシア初めての人にはこちらのほうがおすすめだけど、
めったに行けない郊外型スーパーに立ち寄れるのは
ダーチャツアーならではの楽しみのひとつかも。
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ロシアみやげ

2009-09-21 | ダーチャツアー2009
ハバロフスクでまたまた大量に買ってしまったロシア菓子。
巨大板チョコや鳥のミルク、各種ミニチョコ&キャンディ、
チェブ卵、ナッツやゼリーいろいろ、ひまわりの種、などなど。
右手前の箱入りボンボンチョコは、ガイドの女の子のお父さんに
携帯蚊とりをプレゼントしたお返しにいただいたもの。
帰ってきてからもう1ヵ月もたっているのに、
このうち食べきったのはナッツやゼリーの乾き物だけ。
今もってこのままの状態でスーツケースが投げ出されている。
かくして家じゅうロシア菓子だらけになっていくのです。

今回はスーパー(のお話はまたいずれ)のほかに
市内のお土産屋さんに行く機会があり、
ハバロフスク初めての参加者の皆さんには大好評。
買うつもりはなかったのに、ほかの人が買っているのを見ていたら
つられて布ものを買ってしまいました。これが可愛い! 


こちらは別れぎわにターニャさんとトーマさんにいただいた
テーブルクロスとマグネットとマトキーホルダー。
きれいな袋にパッキングされてました。
ロシアもだんだん洗練されてきたなー。
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出国審査

2009-09-19 | ダーチャツアー2009
ハバロフスクの空港職員のお姉さん。足長すぎだしスカート短すぎ!

今年の出入国審査はいつになく厳しかった気がする。
何も尋ねられはしないが、写真照合にやけに時間がかかるのだ。

出国時、ロシア人のあとなら早いかも、と列を選んだら大失敗。
前に並んでいた子供連れのロシア男がひっかかり、全然先に進まない。
係官の女性、パスポートの写真と本人の顔を念入りに見比べている。
それも露骨に目、鼻、口……と、部位ごとに見比べたあげく、
「ニェット」と首を振る。「顔が違う」というのである。
そんなわけないだろ~、とばかりに男、直立して顔を見せるが
直立したって顔が変わるわけじゃなし。またもや「二ェット」。
「この人○○さん?」と係官、子供に尋ねる。
「そうだよ」と子供。
それでも彼女は納得しない。再度写真と本人を見比べ始める。
おーい、いつまで続くんだよー。
みんなもう先に出ちゃってツアコンが最後になっちゃったじゃないか。
結局、男は荷物の中から別の証明書写真を取り出し
ようやく係官に納得してもらえたもよう。
やれやれ。職務に忠実なのも困ったもんだ。

しかし…。自分の写真なのに「顔が違う」と言われたら
どうやって自分自身であることを証明したらいいんだろう??
10年パスポートの10年目がおそろし~。
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やらせ取材?

2009-09-17 | ダーチャツアー2009
ダーチャツアーから帰国後、「ロシアの声」ハバロフスク支局のOさんが
「みなさんの取材記事が出ています」とリンクを送ってくださった。
さっそく開いてみたところ、『太平洋の星』8月22日付紙上にて
「我らがダーチャは日本人の憧れ」みたいなタイトルで
日本人一行のダーチャ体験のようすが書かれているではないか。


「太平洋の星」新聞。いまだにロゴはソビエト調。

ダーチャ協会で待ち構えていた記者はこの新聞社の人だったのか。
例によってロシアのメディアの取材というのは、
取材許可も肖像権もへったくれもなく、いきなり記者が現れて
マイクとカメラを向けられる。
ダーチャ村に到着してもこの記者はついてきて、ツアー参加者に
あれこれ指示を出して「やらせ」写真を撮っている。
やがて記者はこちらにやってきて、いくつか質問を浴びせたのち
ダーチャの女主人に「○○をもってきて」と指示を出す。
聞き慣れない単語だったが、それが何かはすぐにわかった。
気づけばクワをもたされ土を掘るまねをさせられている私。
なんで!? しかもここは畑じゃない。通路だぞ!
なのにカメラを向けられるとつい面白がって
笑顔で演じてしまうのが日本人のサガである。

そりゃ取材写真においては、ある程度の演出は必要不可欠。
だがこれはやりすぎだ。これまでロシアのメディアから受けた
取材のなかで「やらせ度」ナンバーワンのこの記者の記事は、
案の定、言ってもいないこと、やってもいないことのオンパレード。
ゴリ押しの力わざの記事に仕上がっていた。
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オケアン子供キャンプ

2009-09-15 | ダーチャツアー2009
今年もまたハバロフスク郊外のオケアン子供サマーキャンプへ。
到着すると昨年を上回る数の子供ら(320人!)が待ち構えており、
レッドカーペットを歩くセレブのように迎えられる。ぱちぱちぱち…。

塩とパンの歓迎式、子供たちのチームごとのスローガン発表のあと
民族衣裳をまとったお姉さんが踊りを披露。

なんとこのお姉さん、民族衣装の下は黒のTバック一枚だった。
風が吹くと長い足とお尻が丸見え~。って、いいのか!?
ついで森に囲まれた広いキャンプ場内を見学。

この色づかい。ドラム缶まで絵になってます。

窓には子供たちのお絵かき。「ウラー」とか書いてある。

キャンプ場見学のあとは、思い思いに子供たちと交流。
と、ここで「Do you speak English ?」と話しかけられる。
最初はてっきりキャンプにきている子供かと思って話していたら、
子供たちを指導するインストラクターのお姉さんお兄さんだった。
なにせロシアの子、特に女の子はおませさんなので
誰が誰より年上なんだかさっぱりわからん。
18歳の大学生ヴァレリアとワーシャは恋人同士で
一緒にキャンプで夏の間アルバイトをしているんだそう。
インストラクターはボランティアなのかと思ってたけどバイトなんだ。
子供たちは夜遅くまで騒いでいて、寝かせるのが大変なのだとか。

子供たちが寝泊りしているのはこんな部屋。ベッドは超スリム。
そういえばロシアでは肥満児を見かけないなー。

ここのキャンプには孤児院の子供たちがたくさん来ていることは
昨年も聞いていたけれど、孤児といっても事情はさまざまらしい。
日本の少子化の話をしていたら、
「ロシアも同じ。子供を育てるのにお金がかかりすぎます。
だから孤児が増えるんです」とヴァレリアちゃん。
ということは死別ではなく経済的理由による育児放棄が多いってこと?
ヴァレリアちゃんにぴっとり抱きついて離れない女の子や
ロシア映画『自由はパラダイス』に出てきそうな
訳あり風情の男の子たちの姿を見ていたら、
なんだか複雑な気持ちになってしまった。


発見!ピオネールの名残!?
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ダーチャの子供部屋

2009-09-09 | ダーチャツアー2009
どこのダーチャを訪ねても、たいていあるのが子供部屋。
だけどたいてい、どこにも「子供」はいないのだ。
ここにあるのは、かつての子供たちが残した思い出の品々。
ぬいぐるみやおもちゃや文房具や勉強机。
本人たちはもう大人になっているのに、
子供部屋だけは変わらずにダーチャのなかに残ってる。
いつも暮らしている都会のアパートではなく、
夏の週末だけ訪れるダーチャの一画に、
残されたぬいぐるみたちは子供たちの帰りを待っている。
大きくなった子供たちはいずれ結婚し、
いつかダーチャに次の子供たちを連れて戻ってくるから…。
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バケツトイレ

2009-09-07 | ダーチャツアー2009
初披露。これがダーチャのバケツトイレ。かなりきれいなバージョン。
これがダメな人はダーチャには泊まれません!
便座の下はただのバケツ。これをはずして中味を捨てる。
捨てる先は天然コンポスト。1~2年たつと堆肥になる。
その堆肥で野菜が育つ。ダーチャ暮らしに無駄はない。

トイレ小屋は母屋から庭を隔てたところにあるのが一般的。
夜、寝る前、ターニャさんが母屋にバケツをもってきて
床にドンと置いてひとこと。
「トイレは暗いから夜行きたくなったらここにしなさい」
えっ……。
白々と夜が明けるまで、もちろん我慢しましたとも!

*写真の棚の上にあるのはトイレットペーパーのストック、
かと思いきや、一回り小さいツルツルした巻き紙だった。
レジのレシート用紙でも大量に余っていたのか!?
ジョークにせよ飾りにせよ、切羽詰った人には大迷惑!
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ピロシキのつくり方

2009-09-01 | ダーチャツアー2009
仲良しのターニャさんとトーマさんにピロシキのつくり方を教わった。
写真は焼きたてほやほやピロシキ完成の図。さて、ここにいたるには…。

①小麦粉4カップに牛乳1カップ+ドライイースト大さじ1を加える。
よく見ればフランスのサフ社のインスタントイーストである。


②そこに溶かしバター半箱分(!)と植物油を加えてまぜる。
③砂糖大さじ3と塩少々を加えた卵を攪拌して②に入れる。
④スプーンや手でよくこねる。
② ③ 
 
⑤冷蔵庫なら2時間、常温なら1時間半生地を寝かせる。
⑥ひと口大に切り、ころころと丸める。
⑤ 

⑦丸めた生地をのばし、ナチンカ(具)を包む。
今回の具はキャベツ、ニンジン、タマネギのいためもの。


⑧これがターニャさんの包み方。

基本的には去年習ったヴァレニキと同じ要領なのだが、
ピロシキはギョウザにあらず、パイである。
ポイントは具を少なめにのせること。
そして半分に折ってフチを指でつぶしてくっつける。
このあとが難しい。人差し指と親指でフチをつまんでひねり、
次の瞬間、指をチェンジして中指と親指で皮をはさむ。
すると!きれいな縄模様ができます。ぱちぱちぱち!

ロシアでは揚げピロより焼きピロが一般的。
これをオーブンで焼けば完成!

*ハバロフスクのリュドミラさんに習ったピロシキはこちら
(市販のインスタントイーストを使わずにつくってます)
*ウラジオストクのイリーナさんに習ったピロシキはこちら
(生地を三角に切ってつくります。三者三様!)
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