サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

ヒラヤチー

2010-07-31 | 食とレシピ
夏といえばゴーヤチャンプルー!(写真左奥)
毎年バカのひとつ覚えのようにこればっか食べてますが、
先日は沖縄のお好み焼き「ヒラヤチー」もつくってみました。
小麦粉を水とだし汁で溶いて、ニラをまぜて焼いただけ。
薄焼きなので、ぺろりと食べてしまえます。

トマトの収穫

2010-07-30 | ダーチャごっこ
ほんとなら今ごろハバロフスクにいってるはずですが、
残念ながら今年はダーチャツアー催行ならず。
うーん、やっぱり料金がお高いせいでしょうか。
なのでベランダで細々とダーチャごっこを楽しんでおります。
先日はトマトを収穫。まだ試食してませんが、見ためはそこそこ。

しかし今年は長雨と猛暑にたたられ、総じて不作です。
今のところの収穫は、エンドウ、キュウリ、枝豆、ラディッシュ、
つまみ菜、バジル、チャービルくらい。
初挑戦のミョウガは、すくすくと青葉が育っていたのに
強烈な日差しのもとで突如ひからびてしまいました。とほほ。
いま一番元気なのは、去年の土に残っていた実から
勝手に生えてきた落花生3株。
ただいま可愛い黄花をつけていますが、さてどうなることやら。

ボリショイ動物サーカス

2010-07-29 | ロシア系イベント
  
またまた更新が遅れ、1週間以上も前のことですが…。
招待券をいただいて、今年もボリショイ動物サーカスへ。
哀愁のクマ芸は、何度見ても泣き笑いしてしまう。
どうして二本足でスタスタ歩けるの!?
なんでおとなしくパンツはいてるの!?
綱渡りを終えたら自分でとっとと梯子を下りてくるし。
ロシアのクマさんて、どうしてこんなに人間ぽいんでしょ!

それで思い出すのが『ベアーズ・キス』というロシア映画。
『自由はパラダイス』のセルゲイ・ボドロフ監督が送る
おとぎばなしのように美しく切ない少女とクマのラブストーリー。
サーカスのクマさんの悲哀もさることながら
ラストのどんでん返しには、はらはらと泣けました。
主役の少女の森ガールふうお洋服も素敵。
これ、またどこかで上映しないでしょうかね。

『オーケストラ!』

2010-07-17 | 映画
ずっと見たかった映画『オーケストラ!』を先週末ようやく見る。
30年前、ブレジネフ時代のユダヤ人排斥の煽りを受け、
ボリショイ劇場の掃除夫に転落した元・名指揮者が、
偽ボリショイを率いてパリにのりこむという破天荒なストーリー。
これ、2001年に偽ボリショイ・オーケストラが香港で公演した
という実話をもとにしているというのも愉快だが、
コメディのなかに政治的シリアスな要素もきっちり盛り込まれ、
さまざまに考えさせられる秀作である。

オツにすましたパリの人々と、アナーキーでハチャメチャなロシア人。
この笑える対比を嫌味なく描けるのは、ミヘイレアニュ監督が
フランスに移住したルーマニア人だからこそ。
元指揮者の奥さんが、デモからマフィアのパーティーまで
人材調達の裏ビジネスに精を出して菜園(ダーチャ)を手に入れたり、
いかにものニューリッチが偽楽団のスポンサーとなって
ロシア第一チャンネルを率いて優雅にパリ入りしたりと、
新生ロシアの胡散臭さもてんこもり!

ロシアの役者たちの、粗野なのに繊細な演技の愛すべき素晴らしさ。
そしてクライマックスのチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」の
普遍的な美と力、そこにかぶさる映像の雄弁さに、涙腺あえなく陥落。
未来を暗示する大団円のハッピーエンドも心地よく、
ロングラン上映もうなづける。

ところで、海外に行くのにわざわざ赤の広場で待ち合わせたり、
ましてやそこからシェレメチェヴォ空港まで歩いていくような
ロシア人はいません!(笑)。
これは西側受けを狙った確信犯的サービスショットといえましょう。

ラディッシュの一生

2010-07-07 | ダーチャごっこ
今年は日照少なく雨多し、ベランダ菜園も遅れがち。
今のところエンドウ例年並み、キュウリ数本、エダマメ少々を収穫。
そして初挑戦のカラフル・ラディッシュ。これ、簡単で楽しめます!

本当は赤、白、黄色のほか紫の4色の実がつくはずなのだが、
間引きしながら育てたので、収穫できたのは3色だけ。


種をまくとすぐに発芽する好成績。時期をずらして種をまき、
左プランターで収穫しながら、右プランターで間引いた葉を
カイワレとしてラディッシュ・サラダに投入。

 
花は紫がかったピンクです。
花後は大きな緑のさやになります。
これが乾燥すると、中から種が…。
そして振り出しに戻ります。