サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

ズッキーニの花

2007-07-28 | ダーチャごっこ
ズッキーニに直径10cmほどもある黄花が咲く。
園芸店で衝動買いしたズッキーニ。じつはあまり深く考えもせず
調べもしないで、てっきりキュウリと同じツルものかと思ってた。
なのでセロリのように太い茎が四方に伸びてきただけでビックリなのに
こんな巨大な花が咲くとはまたしてもビックリ。

遅ればせながら調べたところ、人工受粉が必要なもよう。
でも今のところ、咲いているのは全部雄花。
雌花のつぼみは、5株あるうちひとつしかない。
おまけに花は早朝をすぎると閉じてしまう。
はたして受粉のタイミングはあうのか!?
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ドングリの行方

2007-07-23 | ダーチャごっこ
自家製堆肥をつくろうと思って、冬に公園でかき集めた落ち葉から
ドングリの芽がニョキニョキ生えてきた。
葉をつけていたひとつだけ鉢に植えておいたところ、
1ヵ月ほどでこんなになった。

肝心の堆肥はまだできず。
急ぐわけではないので気長に待とう。
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バーニャ!

2007-07-22 | ロシア取材2007
ペテルブルクのダーチャではバーニャ(ロシアふうサウナ)を体験。
いつもは我流で適当に入っているのだが、
今回はタチアナさんがバーニャ指導をしてくださった。
まずは頭をタオル地のターバンでガードし、
すっぽんぽんでベンチにうつ伏せに横たわる。
すると、白樺の葉っぱの束を手にしたタチアナさん、
それを熱湯につけて、人の背中を容赦なくパンパンたたき始めた。
熱いっ!けど気持ちいい!熱キモの快感である。
ひとしきりはたかれてポカポカになったところでOさんと交代。
扉の向こうから「はー!」とか「ひー!」とか
Oさんの声にならない声が聞こえる。
ほんとにバーニャはそういう声が出てしまうのだ。
でも大変なのは、たたいているタチアナさんのほう。
2人たたき終わると、汗だくでとっとと出て行かれた。

さて、サウナ室のベンチでなおも横たわっていると、
バーニャのしくみをひとしきり観察していたOさんが、
「たぶんこうやるんですよ」と熱した石に大胆にお湯をぶっかけた。
ジュワ~!という音とともに、狭い室内に水蒸気が一気に充満し、
熱風が喉にとびこんでくる。
ぐわっ、くるしい!息ができない!!
早々に部屋を飛び出すが、Oさんは「気持ちいいですよ」と
まだ中にいる。うそだろー。

バーニャ小屋の外に出ると、ひんやりとした夜の冷気。
見上げれば、群青色の大きな空。
この瞬間がこたえられないのである。
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ゴーヤのカーテン

2007-07-21 | ダーチャごっこ
去年を上回るスピードで、ゴーヤの日よけが完成!
緑のカーテンの合い間に、ちびゴーヤもちらほら顔を出し始めた。
それはよいのだが、いまだ梅雨明けぬ曇天の日々。
裏から見ると、こんな感じ……。

よけるような日も射さず、部屋が薄暗くなってしまったではないか。
昼間も電気をつけなきゃならなくなって、これじゃ逆エコ!
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帝都幻影

2007-07-14 | ロシア取材2007
今回サンクトペテルブルクを訪ねた目的は、ダーチャ協会の幹部に
取材をすることと、郊外のダーチャを視察すること。
なので、市内を見て歩く時間はあまりない。
なんとか時間を捻出して、I さんとTさんが市内を案内してくださった。

が、なにせ時間がないので大はしょり。
現地在住のおふたりは、勝手知ったる裏道を抜け、
ハイ、これがエカテリーナ像!ここがエルミタージュ!
と飛ぶようにして名所前をつぎつぎ通過~。
「え~、なんか感動がないな~」
と、ペテルブルク初めてのOさん。そりゃそうだ。
やっぱ初心者は、裏道じゃなくネフスキーを歩かなきゃ!
と目抜き通りに連れ出したが、まだ感動がないという。
そうか、昼間だから情緒が足りないのか。
夜来るといいよ!外灯がともってきれいだから!

…となだめて、別の日の夜、街に出た。が…。
白夜を2週間後に控えたペテルブルクの街は、
いつまでたっても暗くならーん!!
なのにお店は閉まってる~。買物もできな~い!
でもホラ、運河に架かる橋、きれいでしょ!
あの建物、壁面の彫刻がすごいよね!
といろいろフォローしてみるのだが、
Oさんの消化不良は、ついぞ解消されることがなかった。
なんでだろう?
「うーん、なんか普通のヨーロッパの都市ですね~」

それは言えてる。ぺテルブルクを今初めて見たとしたら、
きっと同じ印象を抱くだろう。
排ガスに咳こみながら、くすんだ街のあちこちに、
見事な建造物を見つけては立ち止まり、
帝政ロシアの面影に浸ることは今はもうできない。
つつましいソ連的光景のなかに過去の栄華を見つけてこそ、
パラドクシカルな感動に酔うことができたのであり、
石造りの建物が洒落たカフェやショップだらけになった今、
ここにあるのは蘇る大欧州の一端を担う現在進行形の栄華なのだ。

「だったら夜中に跳ね橋が上がるところを見たら?」
あまりにどこも観光していないOさんを見かねてか、
ホストファミリーのタチアナさんが提案してくれた。
うん、それがいい。せめてそれくらい見ておけば
Oさんの落胆も晴れようが!
しかし、皆が行く気満々になっている矢先…。
「橋が上がるの見て何がいいんですか?
疲れたからもう寝ます」
うーーん。。。。
Comments (2)
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ダーチャの家

2007-07-09 | ロシア取材2007
ロシアの都市住民は例外なくアパート暮らしなので、
ダーチャこそがマイホーム。
一見すると似たようなつくりだけれど、木材の組み方や窓の飾り、
そして何より、ロシアの森に映えるとりどりの色に、個性が出る。
      
サンクトペテルブルク郊外のダーチャの家々。
真ん中の白い家は、ちょいリッチ夫婦の最新鋭ダーチャ。
木ではなくプラスチックのパネル張り、トイレは水洗、
ビリヤードルームまであってダーチャらしからぬ風情だが、
夫人は園芸雑誌を熱心に読んで、畑計画を練っておられた。

こちらレンガづくりの高級ダーチャ。窓まわりが凝ってます!

とにかくどこを撮っても絵になるダーチャ。
編集のOさんと二人でカメラ抱えて写真を撮りまくっていたら
「パパラッチがきた!」とダーチャ村の人々に笑われてしまった。
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マヤ・ダーチャ経過報告

2007-07-07 | ダーチャごっこ
今年もゴーヤが着々と緑のカーテンを造成中。あともうひとふんばり!
本場ロシアのダーチャには遠く及びませんが、
ベランダ・ダーチャが少しずつ夏の装いに。

こちら、初挑戦のズッキーニ。
種をまいたらあっというまに発芽して、固い双葉がお目見え。
したかと思えば本葉も出た(右上)。早っ!

その傍らでは1ヵ月遅れのキュウリが、支柱よじのぼり中。
すでに黄色い花を咲かせ、ちびキュウリもついております。

ウラー!ウラジャイ(収穫)!
ミニニンジン、レタス、シソの巻。

先日収穫したビーツは、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、キュウリ、
グリンピースなどと共にヴィネグレート(お酢味のサラダ)に。
日をおくほどに味がしみこんで美味!
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ザヴァリンカ

2007-07-02 | ヴァルシェブニキ・ドヴァラ
ザヴァリンカでターニャのために
弾くよ ねえバラライカ♪

ヴォロネジの子供音楽スタジオ『ヴァルシェブニキ』の歌のひとつに
『ザヴァリンカ』というとっても可愛くて哀愁たっぷりの歌がある。
なんだろう、ザヴァリンカ? 手持ちの辞書には出てなくて
最初はなんだかわからず、ロシア女性Sさんに聞いてみた。
「ああ、ザヴァ~リンカね!田舎家やダーチャにあるベンチのことよ。
石や木でつくられてて、壁にくっついてることもあるわね。
おばあちゃんたちがそこに座って、おしゃべりしてたりするの」

ほんとだ。検索したら「ザヴァリンカ」という名のウォッカに当たり、
そのラベルにはベンチに座るおばあちゃんが描かれていた。
そしてペテルブルク郊外のダーチャで、ついにホンモノ発見!!

ほんとにおばあちゃんが座ってる(笑)。
ザヴァリンカとおばあちゃんはセットなのか??
思うに「ベンチ」というより日本の「縁台」に近いのかも。
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