「ええと、11月は大学の文化祭で1週間お休みがあるのよ」
そう言って、おもむろにカレンダーをめくるロシア人のS先生。
なんで今からそんな先の話を?と思いきや。
「今年はグルジアに行きましょう!行くでしょ?行くわよ!」
ええっ。また始まってしまった。
「そうですね、では行きますか」と同席の長老Uさん。
って勝手に決めないでくださいよ~。
「しかしなんでチュニジアなんでしょうかね」
と帰り道にUさんが言う。
「え…。グルジアですけど」
「ああ!グルジアですか」
行き先がどこであっても行く気だったとは!
もちろんグルジアには行きたいし、
心身・経済・時間ともに余裕のあるときなら、
そんなデコボコトリオの旅も面白そうと思えるのだろうけれど、
うーん、いまはキツイ。どうやって断ろうか。
翌週。よせばいいのにUさんのほうから、
「先生、今年はグルジア、行かれるんですよね?」
「行きましょう。行くでしょ?」とこちらを見るS先生。
えー、ちょっと仕事が~。
「その仕事はいつまで?11月には終わってるでしょ!」
うーんと、どうでしょう。まだわかりません。
「じゃ、考えておいてねっ!」
そう言い残して、S先生はモスクワに帰っていった。
あーやれやれ。しばし安堵の夏休み!
そう言って、おもむろにカレンダーをめくるロシア人のS先生。
なんで今からそんな先の話を?と思いきや。
「今年はグルジアに行きましょう!行くでしょ?行くわよ!」
ええっ。また始まってしまった。
「そうですね、では行きますか」と同席の長老Uさん。
って勝手に決めないでくださいよ~。
「しかしなんでチュニジアなんでしょうかね」
と帰り道にUさんが言う。
「え…。グルジアですけど」
「ああ!グルジアですか」
行き先がどこであっても行く気だったとは!
もちろんグルジアには行きたいし、
心身・経済・時間ともに余裕のあるときなら、
そんなデコボコトリオの旅も面白そうと思えるのだろうけれど、
うーん、いまはキツイ。どうやって断ろうか。
翌週。よせばいいのにUさんのほうから、
「先生、今年はグルジア、行かれるんですよね?」
「行きましょう。行くでしょ?」とこちらを見るS先生。
えー、ちょっと仕事が~。
「その仕事はいつまで?11月には終わってるでしょ!」
うーんと、どうでしょう。まだわかりません。
「じゃ、考えておいてねっ!」
そう言い残して、S先生はモスクワに帰っていった。
あーやれやれ。しばし安堵の夏休み!