サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

『勝手に帯広通信』番外 冬のエゾリス

2014-03-22 | 『勝手に帯広通信』
すたっと横切る黒い影。いたっ、エゾリス!

朝のすずらん公園。そうか、エゾリスは朝型か。
昼間行っても野鳥しかいないので、
どうしているのかと思ったら。


ひゅんひゅんとシッポで風切る音をたて
上に下に素早く動いては止まり、動いては止まる。
だんだん近づいてくるんですけど。
よく見るともう1匹いる。右上、奥のほう。


もぐもぐ。何か食べてます。


2匹そろい踏み。耳の先とシッポがふさふさの冬毛。
近寄っても逃げるどころか、足元までやってくる。
このあたりにはいつもヒマワリの種が散乱しているので
たぶん誰かが餌をやりにきているのだろう。
野生動物の餌づけは本来好ましくないが、
こんなに可愛くちゃ無理もない!

おまけ。


こちらは札内川の河川敷。一面の雪景色ではあるけれど
降っては溶け、降っては溶けを繰り返しているので
雪はごつごつざらざらに。
ふざけて倒れ込んだりすると冷たくて痛い。

こんなふうに雪が残っているのは、町の一部だけ。
音もなく夜中のうちに雪が降り、朝起きると銀世界。
が、北国情緒に浸る隙などありゃしない。
手回し良く除雪用重機がやってくる。


 
働く車たちによって、町が目覚めるころには
車道や駐車場の雪かきはすでに終わってる。
よって、雪が降ったら降りっぱなしの東京と違って、
北の町にはじつは雪は意外と積もっていないのだ。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシア雑貨メモ

2014-03-20 | ロシアコラム

ミニチェブマトリョーシカ発掘。高さは最大3.5㎝ほど。
どこで買ったんだっけ??

半年たってもまだ片付かない引っ越し荷物。
最後まで残っている段ボールは、通称「ロシア箱」、
旅の思い出が詰まった、要するにガラクタの山である。
でも、見なかったふりしてまた封をしてしまうと
次の引っ越しまで忘れ去られてしまうこと必至なので、
折を見て少しずつ写真におさめておこうと思う。


ペテルブルクのスーパーで買ったクリーム。
上は庭仕事用のハンドクリーム。
アロエとロマーシカ(カモミール)配合、
べとつかずさらりとした使用感。
下は顔用。未使用なので感想は後日。


こちら革命ポスターのパロディ・ストラップ。
確かハバロフスクのデパートで購入。


なつかしのソ連バッジ。
たぶんハバロフスクの美術館売店で購入。
1セット100ルーブルの値札が貼ってある。高い!
このなかで一番気に入っているのは、右下のソ連車シリーズ。
モスクビッチはやっぱり可愛いなぁ。

……と、ここまで写真を撮ったら曇ってきてしまって
自然光では心もとなくなったので、つづきはまた!
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『勝手に帯広通信』第13号 冬の日々

2014-03-10 | 『勝手に帯広通信』
今年の十勝は雪が少ないとはいえ、まだまだ冬。

帯広の森のクロスカントリースキー周回コース。
熟練のおじさんたちは競技スタイルですいすい飛ばしていくが、
こちらは超初心者なので文字通りの歩くスキー。
それでも汗ばむほどの運動になり、爽快!

森遊びの拠点「はぐくーむ」では
ちょうど帯広の森の生き物展を開催中。

右からキタキツネ、エゾリス、ネズミ類の足跡。
雪の上にはいろんな足跡がついているので、これを参考に森散策。

森に住む動物たちの剥製展示も。

エゾリスの夏毛と冬毛(右)。夏は短毛、冬は長毛に。

零下の冬は植物にも影響を及ぼします。

市内あちこちで見かけるシャクナゲの葉。
寒くなればなるほど、葉を内側に縮めるのだとか。
最初見たときはマメがなってるのかと思った。

さて、なんと!気づけば来道してから一度も電車に乗っていない。
子供の頃から電車通学だったので、こんなことは前代未聞。
そこで過日、何かとお騒がせのJR北海道に乗ってみた。



一両編成。それはいいのですが、お気づきでしょうか。
パンタグラフが、ない。ということは「電車」では、ない。
あまちゃんの北三陸鉄道と同じく、ディーゼルなのだ。
つまりこれは、線路を走るバスなのだ、と教えられる。

確かに。がたんごとん、という聞き慣れた音がしない。
ぶ~っ、とかいいながら始動する。不思議だ。
それでも5カ月ぶりの鉄道には違いない。
駅弁をほおばりつつ、車窓の雪景色をながめ、
ほんの30分乗って、着いたところは池田町。

池田といえば十勝ワインの里。

駅前には巨大なワインオープナー。

標識に従って雪道を歩くと…。

丘の上に池田ワイン城が見えてくる。
館内にはワインの貯蔵室や十勝ワインの歴史展示、
売店、レストランなどが。


レストランでは十勝牛ステーキつき定食とともに
十勝ワイン各種を飲み比べ。


雪をかぶったブドウの木々。十勝ワイン誕生の背景には
じつはロシアのアムール川が深く関わっていた!
「池田町に自生する山ブドウが、アムール川流域に自生しワイン醸造用に適しているアムレンシス亜系であることが明らかになり、昭和39年この山ブドウから造られた十勝アイヌ山葡萄酒が第4回国際ワインコンペティションでみごと銅賞を獲得」(池田ワイン城パンフレットより)したのだとか。
アムールのワインってどんなだろう?


ワイン城の麓にあるDCTガーデンとはドリカム記念館。
ヴォーカルの吉田美和さんが池田出身なのだそう。
ステージ衣装や受賞トロフィーを展示。

 
池田では珍しく寒空の下で外猫を続々発見。
なぜか帯広ではあまり見かけない。
みんな室内でぬくぬく?

今月の十勝めし

相変わらず食べてます。道産の豚。

ヒレ肉のかたまりをジャガイモと一緒にロースト。
肉汁を吸いこんだイモがめちゃくちゃおいしく
食べだしたら止まらない!

東京では見たことのない魚「ちか」。

ししゃもに似たあっさり上品な味。
「きゅうり」(という名の魚)を小ぶりにした感じ。
お店で物色していたら、買物中のおばさまが
塩焼きがおいしいとアドバイスしてくださった。

帯広「高橋まんじゅう屋」の大判焼き

あんことチーズ、各100円。
地元では有名なだけあって安くておいしい!
次回は肉まんも食べてみたし。

おまけ「味の時計台」のラーメン
 
十勝ではありませんが、札幌ラーメンのチェーン店としておなじみ。
こちらは音更店にて。懐かしのなるとに目を奪われました。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする