サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

ROZA AZORA

2012-03-20 | モスクワ取材2010


『ロシアの大人の部屋』でもご紹介したお店、ローザ・アゾラ
本のなかでは少ししか書けませんでしたが、
ロシアにもこんなお洒落なお店が!?とびっくりするほど
素敵なショップだったので、詳しくご紹介しましょう。

ここは本にもご登場いただいたイラストレーター、
クセニアさん行きつけのお店。
住所を教えていただいて、空き時間に訪ねてみました。
地下鉄アルバーツカヤ駅から、二キーツキー・ブリバールを
イタル・タス通信のある北方向に歩くこと約5分。



一度はうっかり見落として素通りしてしまったほど
小さくてなにげない入口のドアをくぐると……。

アーティストの手づくり作品がいっぱい。

オブジェや人形、ぬいぐるみ。どれも一点もののアート雑貨。

そしてソ連時代のお宝アンティークが!
 
棚の上にはレーニンの肖像画。色も柄も可愛いソ連時代の食器にご注目。

  
左上はミーシャの置物と懐かしのぱたぱた日めくり。右は年代物のぬいぐるみ。
下のクリスマスオーナメントの中にもミーシャが紛れてます。

ここ、ギャラリーを併設していて、訪ねたときはちょうど
ナイーブアートの作家パーヴェル・ペトロフ展のオープニング準備中。
ギャラリーの関係者がいろいろ説明してくれました。



あとから知ったことには、ここはギャラリーのほうがメインで
アート関係者の間では知られた存在のもよう。
スタッフの方々は、皆さん感じがよくて、居心地のいい空間。
「オープニングパーティーに出席すれば?」と
ありがたくも声をかけていただいたのだが、
いつまでたっても始まる気配がなく(笑)、途中で失礼。
ワイン飲みたかった~。

おまけ。

棚の奥にヘンなチェブ発見。お偉いさんの銅像か?

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手づくりバター

2012-03-11 | 食とレシピ
賞味期限の近づいた生クリームを安売りしていたので、
「手づくりバター」に挑戦。

1.空きビンに生クリームを入れてフタをし、シャカシャカ振る。
  生クリームはビンいっぱいではなく、3分の1くらいまで。
  とにかく振りまくります。(このときは5分以上)

2.ピシャピシャという音がしなくなったら、固まった合図。
  フタを開けて割りばしでかき回します。

だんだんカッテージチーズみたいに
ボロボロした感じになってきます。


3.参考にしたレシピでは、このまま割りばしを使い続けるのですが
  どうも力がうまく入らないので、スプーンに持ちかえ。
  スプーンで固形物をビンに押しつけるようにして、練ります。

4.すると白い液体がじわじわと出てきます。
  これは「バターミルク」と呼ばれるもの。
  さらにギュウギュウ練って、水分を出しきります。

ギュウギュウ!


5.バターミルクを別の容器に移し、お好みで塩を加えて完成!
  
左がバター、右がバターミルク。


お塩控えめのあっさりバターに仕上がりました。
冷蔵庫に入れると固くなってしまうので、
やわらかいうちにハーブを加えてハーブバターにしてもいいかも。
バターミルクはこのあと、お料理に使用。
ホワイトソースにまぜるとコクが出ます。が……。

チェルノブイリの放射能汚染地帯では、
バターミルクやホエー(乳清)は捨てるよう指導されているようです。
なぜなら放射性セシウムは水分に溶け出す性質をもつから。

じつは上のレシピ、食品から放射性物質を取り除く方法のひとつとして
昨年出版した本のなかで紹介したもの。
たとえ原乳が汚染されていても、水分をしぼりだして
バターやチーズに加工すれば、放射性物質は激減するのだそうです。
確かにそういう知識があれば内部被ばくから身を守れるし
いたずらに牛を処分しなくてすむのだけれど、
水分に移ったセシウムを捨てたところで消えるわけでなし、
地上のどこかに存在し続け、30年たってやっと半分になるだけ。
事の重さを再確認する1年目の3.11。 
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ロゴスキー深沢カフェ

2012-03-04 | ロシア料理とその仲間たち
週末、「1日ロシアカフェ」のメンバーで深沢カフェへ。
渋谷ロゴスキーの姉妹店ですが、駒沢公園近くという場所柄か、
いわゆるロシア料理店くささのない、キュート&シックな内装。
なのになんたることか、カメラを忘れてきたので
おじいちゃん携帯(とソフトバンクのお兄さんに言われた)では
ブレブレで夜の店内うまく撮れず!

お得なディナーコース2300円をオーダー。
まずは前菜盛り合わせ。


もちろんボルシチつき。
渋谷店とはひと味違います。
ホフロマのテーブルにもご注目。


メインは2種類から選択。
こちらロシアふうロールキャベツ。
むっちりおいしい黒パンがつきます。


こちらはビーフストロガノフ。ライスつき。


お食事のおともはもちろんグルジアワイン!
赤のサペラヴィをオーダー。

ラストにロシアンティーがついてこの値段はお得!



こちら閉店まぎわの店内。
ソ連時代の布モノが壁を飾り、お店の入り口には
年代もののサモワールのコレクションも。
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