サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

ふくおか農業体験農園

2013-02-20 | 都市農業。


打ち合わせ先に届いたボーリングの玉かと見紛う立派な梨!
普通の梨の4個分くらいある。
それでいてまろやかでしっとりした味。
軽くソテーして肉料理のつけ合わせにもなりそうだ。

梨のつくり手である福岡の「梨の平田果樹園」さんに
お礼かたがたお電話でご挨拶したところ、
代表の平田さんはダーチャの初版本を読んでいてくださり
「日本のダーチャ」を目指す活動の一端を担っていらっしゃるそう。

それが「ふくおか農業体験農園」。
平田さんの「緑の王国」をはじめ福岡県内各所の農園が、
一般市民に農を体験できる場所を低料金で提供。
農業指導もしながら、県ぐるみで「市民皆農」を目指す試みだ。
東京・練馬の例にならって始まったそうだが、
県がバックアップしているという点に注目したい。

去る2月17日には、福岡市内でセミナーが開かれ、
300人以上を集めて大盛況だったそう。
誰もがあたりまえのように土に触れ合い
余暇に野菜づくりを楽しむ新しい暮らし。
各地で広まってほしいもの!


「日本のダーチャを目指します」!
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柿ジャム

2013-02-15 | 食とレシピ
冷蔵庫にしまいっぱなしになっていた安売りの柿。
ぐずぐずになってきたので、適当な大きさにつぶし、
砂糖とハチミツを加えて煮詰めてみた。
熟しきっていたところはすぐにとろけてきたけれど、
固いところはなかなか柔らかくならないので
1時間以上弱火でコトコト。



溶けきれずにまだ形が残っているし、色もビミョー。
でも、味は期待以上の仕上がり!
「柿」と言われなければわからないくらいまろやかで
洋ナシのジャムのよう。
今回使ったハチミツは、ハチの巣ごと入っている
ニュージーランドのハニーコーム。
記憶にないほど昔にもらってもて余していたが、
これからはもっといろいろ使ってみよう。



<柿ジャム:1ビン分の材料>
完熟した柿……3個(種をとってつぶす)
砂糖・ハチミツ……つぶした柿とほぼ同量
*最初に砂糖多め+ハチミツ少々を加えて煮詰め
 途中で味見。足りない甘みはハチミツで調整。
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『ダーチャですごす緑の週末』本日発売

2013-02-14 | ダーチャ本関連
青山ブックセンター本店(表参道)にてパネル展開催中!

『ダーチャですごす緑の週末~ロシアに学ぶ農ある暮らし』
(WAVE出版)2013年2月14日発売予定

2005年に刊行した『ロシアに学ぶ週末術』の改訂版ですが、
モスクワ近郊のダーチャ取材記事はそのままに、
その後訪れたウラジオストク、ハバロフスク、サンクトペテルブルクの
ダーチャのお話や、現地で教わったダーチャ料理レシピなどを加筆。
データも最新情報を付加し、写真も一部刷新しました。

まだ「ダーチャ」をご存知ない方、
ロシアの宝物ダーチャのある暮らしに触れてみてください。
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ゆめちゃんとミールちゃん

2013-02-08 | 自然・動物
秋田犬の返礼にプーチンさんから贈られた猫のミールちゃん、
過日ようやく秋田県知事のもとに着きましたね。
「猫はどこへ行った?」とロシアのネットニュースでも揶揄された
悪名高き日本の動物検疫に留め置かれること実に半年近く。
サイベリアン(シベリア猫)の子猫は大人になっていた!

犬猫の検疫が突如厳しくなったのは、確か十数年前のこと。
それまで除外されていたペットの犬猫も、
サルなどと同じ扱いになってしまったと聞く。
ちょうどこの制度が始まったばかりの頃、
赴任地のブラジルからヨークシャーテリアを連れ帰った友人は、
「うちの子はそんなの絶対ムリ!死んだらどうしてくれるんです!」
と啖呵を切って、自宅待機で数ヵ月様子を見ることで折り合いをつけ、
そのまま連れてきてしまったという。主婦は強し!

当時はまだ対応が徹底されていなかったのかもしれないが、
それで済むならそれでいいじゃん!と思ったもの。
検疫所では高級ペットホテル並みに丁重に扱われ、
「面会」も自由、と以前新聞で読んだことがあるが、
成田まで度々面会に行けるはずもなし。
職員だけが可愛い盛りのミールちゃんを見ていたのね。

それはそうと、気になるのは秋田犬のゆめちゃんのその後。
海外の複数のネットニュースでは、以下の写真に
「日本から贈られたアキタイヌ、ゆめ」とキャプションをつけてますが…。



これはどう見てもゆめちゃんではないし、秋田犬でさえない。
ブルガリア首相から贈られたブルガリアン・シェパードのバフィーちゃんである。
このところの「パピー外交」で、犬好きプーチンさんのもとには
各国から子犬が送り届けられているもよう。
ゆめちゃんはお友達と仲良くしているだろうか。
それにしても見てみたい、プーチンさんのパピーランド!
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ロシアン・カルト映画祭

2013-02-06 | 映画


過日、2013年のロシア文化フェスティバルのパンフが届く。
今年のロシアイベントのなかで、注目すべきはこちら!

「ロシアン・カルト」映画上映
2013年3月16日(土)~24日(日)
渋谷アップリンクにて

<上映予定作品>
ドウエル教授の首
両棲人間
宇宙旅行
アエリータ
火を噴く惑星
妖婆死棺の呪い
不思議惑星キン・ザ・ザ
日陽はしづかに発酵し…(これより下5作はソクーロフ作品)
痛ましき無関心
静かなる一頁
セカンド・サークル
ストーン/クリミアの亡霊

おすすめはアヴァンギャルドな美術が素晴らしい『アエリータ』、
笑いたいむきには『キン・ザ・ザ』『火を噴く惑星』あたり。
『日陽…』は『日蝕の日々』というタイトルで公開されたときに見て、
冒頭の落下シーンが特撮ではないことに仰天した記憶がある。

未見のなかで見てみたいのは、ゴーゴリ原作『妖婆死棺の呪い』。
ちょうど先日のPUNK FANZINE展レセプションの席でお会いした
映画関係者の方のご友人が、子供の頃これをテレビで見て
トラウマになっているのだとか(笑)。
そういえば昔はよくテレビでヘンな外国映画やってたなー。
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ビーツのサラダ

2013-02-01 | 食とレシピ


ボルシチに使ったビーツの残りでサラダをつくる。
ロシアでよく食べられるビーツのサラダ、ヴィネグレート。
ジャガイモ、ニンジン、キュウリ、ハム、ゆで卵を加えて
お酢ベースのドレッシングとまぜ合わせると
みるみるうちにビーツ色に染まっていく。これがきれい!

ところでこの器、ポーランド製のいただきもので
大層気に入っていてこのブログにも何度も登場済みですが、
荻野恭子先生の『魔法の発酵食』にて晴れてメジャーデビュー!
「何かいい器ないですか?」とスタイリストさんに問われ、
画像をお送りしたところ、お目にかなって使っていただけました。
本をおもちの方は探してみてください!
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