サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

モニュメントのカレンダー

2013-12-28 | ロシアコラム
群像社さんの2014年のカレンダーが届きました。
テーマは「モニュメントのある風景」。

宮崎朋菜さん、鈴木玲子さんとの共著で今春発行していただいた
『路上のミュージアム~モスクワのモニュメントが秘めた物語』から
代表的なモニュメントをピックアップ。
鈴木さんの素敵な写真とともにモスクワの四季をお伝えしています。

じつは本の制作前から「2013年のカレンダーのテーマに」との
お話をいただいていたので、写真の撮影&セレクトを始めたのは昨年の秋。
なのでどうしても秋の写真が多くなってしまい、結局1年延期して
新たに冬や春の写真を撮りおろしていただくこととなりました。
わざわざ雪が降るのを待って、寒い中、カメラ片手に
モスクワの街を駆けずり回ってくださった鈴木さん、宮崎さん、
本当にお疲れさまでした!

*カレンダーは販売もしています。
詳しくは群像社ホームページをご覧ください。
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『勝手に帯広通信』 第8号 メリークリスマス!

2013-12-25 | 『勝手に帯広通信』

雪舞うクリスマスイブ!
午後3時ごろから急に降り出し、これは絶好のシャッターチャンス!
と街に出てみれば、残念、鹿さんたちは丸裸。
雪が降る前はこんなふうにちょこんとサンタ帽をかぶり
トナカイさんに扮していたのだが…。
  ちょっと笑える耳帽子。
母子鹿がいるのは帯広唯一のデパート、藤丸百貨店前。
その視線の先に見えるのは…。

東京でもおなじみ、帯広銘菓の六花亭本店。

ここに立派な角をはやしたお父さん鹿がたたずみ、
平原通りの交差点をはさんで、母子鹿と見つめ合っている。
これらの像が設置されたのは、1999年だそう。

その2年後、JR帯広駅前にも3頭の鹿がお目見え。

しめて7頭の鹿像は、米国の彫刻家グイン・メリルさん作とか。
初めて見たときは、街のあちこちにいる鹿の唐突さに
なんで!?と面喰らったものだが、あ、今日もいる!(あたりまえか)
と何度も目にするうちに愛着がわき、通りかかるとついなでたくなってしまう。
実際、デパートから出てきた複数のお客さんが、なにげに鹿に触れてたが、
モスクワ革命広場駅のドーベルマン像のように、
なでるといいことがある!なんてジンクスは…ないですよね??

帯広で迎える初めてのクリスマス。まだお店をよく知らないので、
クリスマスケーキは王道の六花亭にしてみました。

なんだろう、とても懐かしい味!

こちらも六花亭のサンタチョコ。

クリスマスディナーは極力道内産の素材を使用。

といっても、さすがに野菜はもうとれないので
関東のキュウリや九州のトマトが出回っております。
それにしても、野菜が高い!
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チェブラーシカ連載コラム終了

2013-12-17 | ロシアコラム

チェブラーシカ公式携帯サイト「こんにちは!チェブラーシカ」が
残念ながら今年いっぱいで終了することに。
それに伴い、長らく連載させていただいた
「ロシアのちょっといい話」も最終回を迎えることとなりました。
2014年1月31日までは、これまでの全記事が無料で読めますので
ご興味のある方はぜひのぞいてみてください!

http://cheb.jp/ モバイル情報をご参照ください。
無料コンテンツ・チェブ情報局「ロシアのちょっといい話」配信中。
*バックナンバーではロシアのチェブラーシカ情報や観光情報、ダーチャのお話、
ロシアのお菓子や陶磁器、本や絵本のお話などなどをご紹介しています。


思い返せばそもそものご縁は、麻布のロシア料理店「ミンスク」で
ダーチャセミナーの講師をさせていただいたときに、
チェブサイトのご担当者とお名刺交換したことに始まる。
最初に原稿依頼をいただいたのは、2008年の春。
連載のタイトルが「インタビューシリーズ」となっているのは、
当初はご担当者から「お題」として質問を受け、
それに答える形で口語体で書いていたからだ。

その後は自由なテーマで書かせていただき、
幸い読者の方からの反響もよいということで、気づいたらもう5年半!
ロシアビギナー向けの内容なので、ディープなロシアファンには
物足りなかったかもしれないが、本稿がきっかけになって
チェブラーシカとマトリョーシカだけではないロシアに
興味をもつ方が増えてくれたなら幸いです。
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『勝手に帯広通信』第7号 広尾毛がにまつり!

2013-12-14 | 『勝手に帯広通信』

十勝点景。枯れ草のじゅうたんが広がる
冬の札内川の河川敷。川風が冷たっ!

北海道といえば「海産物がおいしくていいわねー」
と皆さんおっしゃるが、十勝は内陸なのでかなりビミョーだ。
スーパーに関していえば、東京のほうが
よっぽどイキのいい魚が並んでいたように思う。
要するに、イイものは産地から築地に直行してしまうのだ。

ならば産地で、とれたて、ゆでたてを!と
去る12月8日、バスツアーで広尾毛がにまつりへ。
 
会場のシーサイドパークはすでに人の海。
釜ゆでの湯気があたりにたちこめ、毛がに売り場には長蛇の列ができている。
早い人は朝5時から並んでいたのだとか。

ああっ、もう残り少ない!しかも3800円はいいお値段。
これじゃあいくつも買えないよぉ…と思ったら、
どうやら大きいものから売り切れていくらしく、
奥のほうにお手頃サイズ1400円の売り場を発見。
並ぶこと約30分。やっと順番が近づく。

途中、売り切れるかもしれない、との情報が流れ、
一同気色ばむ場面もあったが、なんとかLサイズ6ぱいを調達。

案の定、午前中で毛がには売り切れ。
早く来て大量買いする人がいるのはわかってるんだから
一人何ばいまで、という制限があってもよさそうなものだが、
バスの運転手さんいわく、制限しても無駄なんだとか。
それ、ちょっとロシア人と似てるかも(笑)。

並んでいる間に、あつあつの毛がに汁を立ち食い。
かにしゅうまいがおいしかったので、お土産に追加注文したら、
ラストの2パックを1パック分のお値段でおまけしてくれました!
 
このほか、かに天そばと広尾のもうひとつの名物
ししゃものフリッターを食すも写真とり忘れ。
お土産には、ほっけ、かれい、大舞の干物を購入。

釜の火越しに見えるは、初めて見る北の海。


今回はお得なバスツアー3000円を利用。
行き帰りの道中、トイレ休憩を兼ねてあちこち立ち寄れたので
プラスアルファのお楽しみがあった。
こちら中札内の道の駅。自販機で売られている卵が名物。


こちらは幕別町・忠類の道の駅。温泉も併設。
 
忠類はゆり根の産地。ゆり根をねりこんだシュークリームも。

幕別町はナウマン象の化石が発掘された地なので
道の駅の隣にはナウマン象記念館がある。

記念館の前にはナウマン象親子の復元模型。
季節がら可愛いマフラーとブランケットを着用。
地元の方々が作成・寄贈したものだそう。

こちらは広尾町・豊似にある「夢の館」。
鐘のように見えるのは、じつは五右衛門風呂。

中川一郎記念館(!)の隣にあり、個人の方が
ご自分の土地を休憩所として開放(冬期休業)。
敷地内には映画『新しい風~若き日の依田勉三』の撮影で
セットとして使われた勉三の家を移築した古民具館も。

依田勉三とは、こちらでは誰もが知ってる帯広開拓者。
映画では北村一輝さんが演じたそう。

あとから地図で確認すると、バスに乗っているうちに
中札内村・更別村・幕別村・大樹町・広尾町の
南十勝5町村を期せずして制覇(通過?)。
その間、ほとんど一本道、さすが北海道!


おまけ。またまた行ってしまった「ますや麦音」。
温室の飾りつけがクリスマスになってました。
今年のホワイトクリスマスはありや??
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ロシアのおみやげ その2

2013-12-05 | ロシアコラム


またまた届きました。仕事でモスクワに戻ってらしたS先生のおみやげ。
以前にもご紹介したスラビャンカ印の巨大板チョコ。
その名も「ナスタイヤーシイ・ショコラ-ド」(ほんものチョコ!)。
防腐剤や添加物が入っていない、ということのよう。
それはいいんだけど、厚みが2㎝近くあって歯ごたえありすぎ!
相当、歯に自信のある人しか食べられませんよー。

そして可愛いマグネット。
ロシアの家庭の冷蔵庫には、たいていマグネットが貼られていて
日本みたいにメモやカレンダーを留めるわけでもなく、
単に飾りふうにあしらったり、コレクションして
冷蔵庫一面びっしり埋め尽くしていたりする。

ロシアのお土産屋さんには、いろんなマグネットが売られているので、
買い集めているうちに、うちの冷蔵庫もこんなふうに。

一番気に入っているのは、ソビエト政治ポスターシリーズ。
下中央はレべジェフの作品「働くべし」。
構図といい、色合いといい、ロシア・アヴァンギャルド!
左中央は酔っぱらって醜態をさらしてしまった男が
両手で顔を覆って「ああ恥ずかしい!」。
アル中をいさめるためのポスターだと思われますが、
たぶん効果はなかっただろうなぁ…(笑)。
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『勝手に帯広通信』第6号 パンとビート

2013-12-03 | 『勝手に帯広通信』

青空に映えるナナカマドの実。
気温は低くても、太陽が低くて日射しが強いので
風のない快晴の日は意外と寒さを感じない。

某日、十勝バスのお得な日帰り路線バスパック
(大人650円)を利用して、知人宅を訪ねた帰り、
前から行きたかった「ますや麦音」へ。

「満寿屋(ますや)」は帯広の老舗パン屋さん。
十勝産小麦とビート糖を使った地産地消パンの代表格。
中心部にある本店は、こじんまりとした町のパン屋さん風ですが、
稲田にある「麦音」店は、イートインスペースもある大型店舗。


 
本店にはないパンも多いので、ついいろいろ買ってしまう。
長イモのバゲット、ポアロのフォカッチャ、カンパーニュ、
チャバタ、パニーニ。右のポテトはバスパック限定特典。


イートインスペースは室内外に何ヵ所かあり、
冬はポカポカあったかい温室がおすすめ。
店内で購入したサツマイモのタルトと
山ブドウジュース(50円!)をいただく。
どちらも自然な甘さでおいしい。

麦音のお隣にあるのは、ビート資料館。
ボルシチに使うのは赤いビート(ビーツ)ですが、
砂糖の原料になる「甘藷(かんしょ)」は白いビート。
その一大産地、北海道ならではの施設がここ。

館内にはビートの製造工程や歴史を物語る展示の数々。
ふらりと見学するだけのつもりでいたら、
館長さんがじきじきにいろいろ説明してくださった。
北海道の鉄道の歴史は、ビートなくしては語れない。
道内各地でとれたビートを帯広工場に運ぶために
日本甜菜製糖が十勝鉄道を興し、鉄道を敷いたのが始まりだそう。
それが工場移転などによって国に払い下げられ、
現在は、かのJR北海道に引き継がれているというわけだ。


バスパック料金はビート資料館の入館料込み。
ポケットシュガーの記念品つき。
バスパックは、ほかにもいろいろなコースがあって
車なし族にはかなり使えそう!

後日、かつての鉄道線路跡、とてっぽ通りへ。



北海道ホテル近くから売買(うりかり)川までのびていて
お天気のいい日には格好の散策路。
周囲は住宅地なので、とても静か。
そのかわり、沿道には特に何もありません(笑)。

ビートつながりで…。今シーズン初のボルシチ!

ビーツ、ジャガイモ、ニンジン、玉ネギ、オール十勝産。
これまでの「国産か否か」に代わって、
今は「道産」できれば「十勝産」が食材選びの基準に。
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