サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

ビーツに花が・・・

2006-04-30 | ダーチャごっこ
ずいぶん前からこの異変。
にょきにょきと伸び始めたビーツの茎の先端に、花穂登場~。

花をつけたら実が育たなくなるので、何本かは処理したが、
どんな花が咲くのか見てみたくて1本だけ残しておいた。

「え?花?うちでは一度も咲いたことないですけど」
先日のパスハの会で、週末菜園でビーツ栽培してる方に
お尋ねしてもこのお答え。
ちなみに現在、高さ約1m。
いったいこの先どうなるの~!?
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地植えのレタス

2006-04-29 | ダーチャごっこ
友人宅のお庭でとれたロメインレタスとエンダイブをいただく。
さすが地植えは強い!なんと立派な出来ばえだ。
今夜はこれでサラダをつくろうっと。

ときにこの友人宅には7匹の猫がいる。その匂いがするらしく、
うちの猫はこのお宅から届くものすべてに反応を示し、
ときにフレーメン現象をおこして開いた口が塞がらなくなる。
さまざまな場所を経巡ってきた郵便物でさえそうである。
年賀状とて、マジシャンのようにその1枚を見つけ出す。

案の定、今度もレタスの袋に首を突っ込んで、
「アンパン」状態である。ふがふが。
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クリーチ(聖なるパン)

2006-04-28 | ロシア料理とその仲間たち
ロシア女性Sさん宅でパスハ(復活祭)のおこぼれにあやかる。
色つけしたイースターエッグと聖なるパン「クリーチ」。
クリーチはパンというより、円筒形のケーキである。

「クリーチはカスも食べなきゃだめなのよ。
お清めした聖なるパンなんだから!」とSさん。

はい、わかりました。
ボロボロこぼれたカスをフォークの背に押しつけ、
食べようとするのだけれど、またもボロボロとカスが落ちてしまう。
すると同席の年配男性Uさん、取り皿をひっくり返して
カスをまとめて片手にのせるや、ぱくりと一口。

それを見たSさん、
「んまー!Uさん、ロシア人みたいだわ!」
ロシア人に言われてどうする。
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キュウリ今年も発芽

2006-04-25 | ダーチャごっこ
キュウリ第2弾、数日前に無事発芽。
同じ日に種をまいた九条ネギとニンジンも芽を出し、
ワイルドストロベリー、ブルーベリーはただ今開花中。

まだまだ天候不順ですが、ようやくベランダにも春到来!
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ベルリン幻影

2006-04-24 | etc.
先週末、天気がよかったので、歩いて六本木ヒルズへ。
『東京ベルリン・ベルリン東京』展を見る。
呼応する芸術を通して二都市の変容をたどった大掛かりな展示で
見ごたえ十分、見るのに優に2時間はかかったけれど、
「懐かしい」という以上の感慨はもうもてなくなっている。

ドイツ狂いだったころ、ベルリンは憧れの都だった。
けれど1920年代のキャバレエめぐりをするうちに、
いつしかロシア・アヴァンギャルドと革命に興味はスライド。
そのうちリヒャルト・ゾルゲに出会って魔都上海に遊び、
あやうく満州まで行きそうになったが中国には入り込めず
ルビャンカにひき返し、うれし恥ずかしКГБの虜となったが最後。
こうなると文化・芸術より政治のほうがガゼン面白く、
勧誘を断りきれずにとっていた朝・毎・読に読みふけり、
そうこうするうちベルリンの壁は崩壊。
行きたかったベルリンには二度と再び戻れなくなったのだっけ。

東西の壁を見るかわりに、南北の壁DMZを見ることになろうとは、
ドイツ狂時代には思いもしなかった。
興味の連鎖は予測不能の旅であり、実に実に面白い!

同展でも、今の自分に最も共鳴しうると感じたのは、
日本人画家(なのか?)今和次郎の『モデルノロジオ(考現学)』。
昭和初期の銀座探索マップや「某家庭所有全品調べ」、
「四畳半の借間(彼女はオフィスガール)」などなど、
観察をイラストに落としこんでいく手法やら、
一見どうでもいいことを手間暇かけてやり極めるマニア気質は、
とても他人事とは思えんぞ!!
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パスハ(復活祭)

2006-04-23 | ロシアコラム
神奈川県日本ユーラシア協会さん主催のパスハに参加。
ロシア語講師マリーナさんのお料理を堪能す。

「外套を着たニシン」、トマトときゅうりのロシア風サラダ、にんじんとイカの辛味和え、オリヴィエサラダ、サーロ(豚の脂身の燻製)、きゅうりのロシア風浅漬け、イースターエッグ、ボルシチ、ペリメニ、ブリヌイ、クリーチ(復活祭の聖なるパン)……。

どれも味のバランスがよくて、とってもおいしい!
残った料理がもったいないので、イベント終了後、
各種少量ずつお持ち帰りにしてちゃっかりいただく。

が、ふと見れば……。
残りモノを容器につめているのは日本人だけ。
参加者の大半を占めていたロシア人ご一行は、
懐かしい郷里の味の残骸(しかも大量)に後ろ髪一本引かれず
あっさり帰っていくではないか。

そういえば、モノ不足の時代でさえ、レストランはもちろん
スタローバヤでも、ロシア人は料理を平気で残していたっけ。
ロシア女性Sさんは「私、捨てるのだーい好き!」とも言っていた。
ううむ。なんとも未練のない人たちである。
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どうしたんだ、菜の花。

2006-04-22 | ダーチャごっこ
小松菜に異常発生!
葉っぱが伸びないうちに、菜の花が咲いてしまった。
ハモグリバエ以前の問題である!!
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春の青い花

2006-04-20 | ダーチャごっこ
オオイヌノフグリ、ショカツサイ、トキワハゼ、あとは不明。
春に咲く青花を集めてみました。

ショカツサイは線路脇にさながら花畑のように生え茂っていて、
遠目にはとってもきれい。なのに近くで見たら、
葉っぱという葉っぱにお絵描きの跡が!
そう、なんとここにもハモグリバエ!!
ベランダの小松菜もやられてるし、困ったことである。
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草むしりボランティア

2006-04-19 | ダーチャごっこ
同窓会会報の手伝いを頼まれ、編集会議に出かけた帰路に、
友人宅の草むしりに馳せ参じる。
本日の課題は、クリスマスローズ園の雑草とり。
心を鬼にして名のある野草をむしりとる。

が、見事に葉を広げたセイヨウタンポポは
あまりにおいしそうなので残す。
ハハコグサも可愛いので残す。
タチツボスミレはもちろん残す!
……などとやっていたらキリがないんだけど、
都会の自生種のたくましさがやっぱり好きだ。

次回は玄関のハーブコーナーと花壇をいじる予定。
なんでも好きなものを植えていい、と言われたけれど、
玄関先に野菜はやっぱまずいだろうか??
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エルミタージュ幻想

2006-04-15 | 映画
ずいぶん前に見た映画ですが、思い出しついでに……。
ソクーロフの映画は正直眠くなるものも少なくないのだが、
『エルミタージュ幻想』に関しては、「90分ワンカット」
という信じがたい試みに敬意を表さずにはいられない。

なんてったって映画丸ごと一本長回し!
あのエルミタージュを借り切って、分刻みの台本にのっとり、
全員が配置について「いっせーのせっ!」で撮影に挑むのだから。
エルミタージュの各展示室が、一発本番の芝居の舞台となり、
カメラが次の部屋の扉をくぐると、別の舞台の芝居が始まる。
こうして館内を経めぐりながら、ロシアの歴史絵巻を見せてしまう。
そんなチャレンジングなこと、思いついたって普通やらない。
それをやってしまうのがロシア人の(あえてソク―ロフの
とはいわない)スゴさだ。

当然カメラマンは一人きり。重たいステディカムを装備して
90分移動しながら撮り続けるただ一度の本番に備え、
彼がまずしたことは、ジムに通って体力をつけること。
小手先のハイテクではなく、肉体資本で勝負する!
技術でちょろまかせることを、あえて生身でやりきる!
これぞ“人間力”を信じる者の発想だ。
館内を縦横に動くカメラにいつ映りこんでもいいように、
スタッフ全員、帝政ロシア時代の衣装をまとってた
っていうのも真剣なお茶目さがあってよいではないか。

それにしても、この映像どーやって撮ったの~!?
と思うようなスムースな流れに驚かされっぱなし。
一発本番に至るまでの周到な準備を思うと気が遠くなる。
そんなこんなを絶賛したら、ロシア女性Sさんが、
「私も見なくちゃ!」と早速見てきた。その感想は……。

「退屈で意味がわからない!
クズ!カス!時間のムダだったわ!」
確かにわかりやすい映画ではないが、そこまで言うか~!?
ちなみにSさんはハリウッドかぶれである。
Comments (3)
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ロシアチョコ

2006-04-13 | ロシアコラム
過日モスクワ土産にいただいたロシアチョコと
黒パン「ボロジンスキー」。

ロシアチョコは年々お洒落になってくる。
近頃はクリーム入りの柔らかタイプが流行りらしく、
かつてのように「この無味感はいったい何??」と
しばし黙考するようなしろものはなくなった。
はっきり言って、おいしいのである。

でも……最近よくいただく化粧箱入り(つまり高級)チョコは、
キスチョコを大きくしたような円錐形のものが多いのだが、
安定感というものを追求するまでには至っていない。
つねに上下左右にひっくり返って入ってるところが
「熟してもロシア」のご愛嬌である。
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ビーツの力

2006-04-12 | ダーチャごっこ
春のビーツは緑が濃くなり、見るからに元気そう。
根回り3~4cmくらいに成長してきた。

先日間引きしたビーツの実は、ほんの1.5×2.5cmくらい。
なのに! 野菜スープに入れたら一気に赤紫に染まる。
こんな少量でも色がつくんだー!と感動。
さすがに甘酸っぱい味は出ないけど、微かに土の香りがする。

が……。一日おいたら、濁ったトマト色になっちゃいました。
トマトなんか入れてないのに。
もしや、日本のロシア料理店のボルシチがトマトっぽいのは、
ビーツをケチっているからかも?
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ベランダ畑開き

2006-04-09 | ダーチャごっこ
講演会に来て下さった民間シンクタンクの広報誌の方から、
ダーチャについての原稿依頼があったのは1ヵ月も前のこと。
なのになかなかテンション上がらず、
締め切り間際になってようやく書き終える。

お日柄もよく、よっしゃ!とばかりに野良仕事を開始。
キュウリ、ニンジン、トマト、九条ネギの種をまき、
2種類のゴーヤの種を水に浸しておく。
混みあったビーツを1本だけ間引きしてみたら、
根っこまでちゃんとビーツの紫だったのでけっこう感動。

今年は花冷えが長かったので、
去年より1週間遅れの畑開きである。
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お笑いロシア本

2006-04-08 | ロシアコラム
一時帰国していたロシア人のS先生がモスクワからご帰還。
黒パン「ボロジンスキー」とチョコレートをいただく。
と、ここで同席のUさんが、先月の講演会で買って下さった
お笑いロシア本を取り出し、先生に見せてしまうではないか!
冗談が通じないと困るから今まで伏せておいたのに!

「あらっ!私これ知らないわ。どうして知らないのかしら?」
いえあの……古い本ですから。
「いつ出したの?」
ええとぉ……数年前、いえ、もともとは10年以上前に
つくったミニ新聞なんですけど。
「その新聞、今度見せてちょうだい」
げっ。
先生、目次を読み始める。
「えーと、『プロブレーマなロシアへ行こう』?? まあ!」
や、やばい……。
「面白そうじゃない!」
え、そーなの? 冗談通じたのかしら。

その後も先生、パラパラとページをめくっては、
ロシアのグッズやお菓子の写真に逐一反応。
なんなんだろう??
ウクライナの女の子Rちゃんもそうだったけど、
けっこうウケてるんですけど。
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ダーチャツアーまた変更

2006-04-05 | ダーチャ本関連
ハバロフスク・ダーチャツアーの日程がまたまた変更~。
8月25日(金)~28日(月)
土日をはさんだプランになるもよう。
今度こそ決定!! なのか~??
お問い合わせは神奈川県日本ユーラシア協会まで。

そういえば、パスポートがICになりましたね。
切り替えにはちょうどいいタイミングだが、
顔写真の顔比率がデカくなるらしい。
ますますもって気を入れた写真を撮らねばなるまい。
しかしパスポートの写真って
なんでいつも工作員みたいになってしまうんだ??
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