一番上の孫が中学生になりました。
しかもなんと私が入学した中学校の一年生になったのです。
私は子供のころ転勤族の親に連れられて小学校や中学校を転校して歩き、小学校4年生から中学校1年生までを札幌で過ごしました。
その後中学2年生の5月に旭川の中学校へ転校したので、札幌で入った中学校には一年間しかいなかったのですが、多感な時期でその頃のことって実にたくさんのことが思い出されます。
初めて着る学生服への緊張、革製のカバンを学生っぽく感じたこと、授業が教科担任になったこと、先輩と呼ばれる人たちが背が大きくて怖かったこと、冬に夕刊配達のアルバイトをしたこと、クラスに可愛い子がいたこと…などなど、青春の入り口にいたときの頃です。
なかでも英語という教科に初めて接して、先生と馬が合わず苦手科目にしてしまったことは苦い思い出になっています。
多分あのままだったら高校進学レベルは無理だったような気がしますが、それは旭川に転校して出会った先生によって変わり、高校進学の時には得意科目になっていました。
私が中学校に入ったころに、世間で学習塾というものができ始めぽつぽつと通い始める子が出てきたのも記憶にあります。
私はとうとう塾には行かなったのですが、二歳下の弟が通い始めて"be動詞とdo動詞の違い"などの基礎の英語を弟から教えてもらったことも鮮明に覚えています。
振り返ると結構いろいろなピンチがあったけど、あっという間に過ぎた中学校生活でした。
今回孫が入学したのは私が入ったのと同じ中学校と言いましたが、ごく最近に校舎がすばらしく立派に建て替わっており、私の昔の思い出はそこにはありません。
中学校の向かいにあったいわゆる典型的な昭和の駄菓子屋さんももうありません。
でもきっと孫なりの青春がそこにあることでしょう。
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娘から孫の写真が送られてきました。
学生服がちょっとだぶっとしていますがこれもいずれぴったりか小さくなることでしょう。
これからの成長がいよいよ楽しみです。
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