二泊三日の釧路旅、最終日は官庁関係を表敬訪問してきましたが、途中で古巣の釧路市役所も訪れました。
秘書課を訪ねるといつもの応接室に案内されましたが、アテンドしてくれたのは若くてかわいらしい女性の秘書さん。
「あなたが採用されたのは何年前ですか?」
「6年前です」
「そうですか、僕がここを離れたのは8年前だからその後ですね。若くていいなあ」
「ふふふ、ありがとうございます」
うん、実に清々しかったです。
さて、今日はちゃんと事前にアポを取って行ったので、久しぶりに蝦名市長にも会えましたが、身に着けていたマスクに目を奪われました。
そのマスクにはワンポイントでアイヌ文様が描かれていたのです。
「市長、なかなか素敵なマスクじゃないですか」
「お、これいいでしょう?あ、そうだ一つあげるよ」
そういって手渡されたのがこのマスク。色は黒と茶色があるようですが、茶色のマスクをいただきました。
「これって菅官房長官が会見の時に着けていたやつですか?」
「いや、あれは登別で作ったマスクなんだ。それで阿寒湖温泉でも作ることにして、そうだ、今日から阿寒湖温泉街で売り出すんだよ」
このマスク、綿でできていて一枚550円。もちろん洗って繰り返し使うことができます。
アイヌ文様は一般社団法人「阿寒アイヌコンサルン」の広野洋理事長さんがデザインされたものだそうで、体の中に悪い霊が入り込まないようにと言い伝えられている模様だそうですよ。
コロナウィルスのために観光産業は大きな打撃を受けていますが、明後日12日には白老町に「民族共生象徴空間ウポポイ」が開園します。
これをきっかけにして、アイヌ文化に注目が集まって阿寒湖畔にも観光客が戻って来ることを祈ります。
釧路ではすでに市内で宿泊される方たちに一人3千円の助成をする「ステイクシロキャンペーン」も行われています。
先月は全く釣りにならなかった阿寒湖釣行でしたが、改めて釧路に旅行に来ようかな。
陰ながら釧路を応援しています。
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