北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

外へ出ない一日はビデオ総ざらえ ~ そうだ、峰不二子の番組があった

2020-04-29 23:28:27 | フライフィッシング

 

 いよいよゴールデンウィーク突入なのですが、今年はどうにも盛り上がらず。

 札幌はコロナ感染が治まらず、しかも天気が悪いし寒いしで、「もう今日は外には出ない!」と決めました。

 で、何をするか。

 とりあえずは録り溜めてあったビデオでも観て時間を過ごそうと、テレビとビデオレコーダーの録画記録を総ざらえ。

 我が家ではテレビで2チャンネル、ビデオレコーダーで3チャンネルを同時に録画できるので、録画番組が溜まる一方。

 観ては消すということに心がけてはいるものの、「まあとりあえず録っておくか」と思う程度のものはまず観ない。

 電子記録なので場所を取らないという点はまだマシなのですが、貧乏根性でなんでも取っておこうと思わずに、断捨離が必要なところです。


 そんな中、ようやく観ることにしたのが昨年9月21日放映BSプレミアムの「セカンドの美学 峰不二子」。

 これまでも力石徹やラオウなどを取り上げていたとのことですが(これらは観ていない)、今回は漫画「ルパン三世」に欠かせない女性キャラの峰不二子を深く掘り下げてくれました。

 番組スタッフはこのためにテレビシリーズ6723分、映画、スペシャル、スピンオフまで全327話を全て見たとのことで、かなり力が入っていました。

 お色気たっぷりで世の男性ばかりか女性からもファンの多い峰不二子。

 今は亡くなった原作者のモンキーパンチこと加藤一彦さんは道東の浜中町出身で北海道にもゆかりが深い方。

 番組では息子さんが登場して、峰不二子の名前の由来について「父が言っていたのは、カレンダーを見たら『霊峰富士』とあったので、その霊を取って下に"子"をつけて『峰不二子』にしたようです」と語られていました。

 世に多い女性アニメキャラのなかでも人気上位の峰不二子ですが、彼女の魅力をセクシーな切り口も含めて大胆に切り込んでくれました。


     ◆


 ルパン三世と言えば、モンキーパンチの加藤さんは浜中町出身という縁から切り込んで大きな話題になったのが、JR花咲線の「ルパン列車」を思い出します。

 ルパンのキャラクターの沿線地元自治体などの協力を取り付けてラッピング車両にして走らせたのは、当時のJR北海道釧路支社長の矢崎さんでした。
 
 困難をものともせず「面白いからやってみよう」という突破力には敬服すべきものがありました。

 当時は釧路市役所にいたので、この記念式典に参加するという幸運が舞い込んできましたが、式典には原作者の加藤さんご本人も来られて一緒に写真を撮ってもらいました。

 ルパンの映像の権利はもうご本人も手放されていると事でしたが、「こういう協力はできる範囲でやろうと思います」とおっしゃっていたのが印象的でした。

 加藤さんも鬼籍に入られましたが、ルパンファミリーは生き続けてこれからもファンを楽しませてくれることでしょう。

 ビデオ録画総ざらえ、次は何が出てくることやら。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ポケットの中で二つになるのは? | トップ | 今日も家を出ず ~ 手作り餃... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

フライフィッシング」カテゴリの最新記事