連日感染者数が増えつつある日本ですが、どうやら弱毒性らしいということがわかって、国民の緊張も緩みつつあるようです。
一方で、水際で防ぎきるのは半ば無理だろうと思っていた人も多いと思いますが、水際作戦を標榜した政府の対策は、徹底したやり方を貫かざるを得ませんでした。
しかし、その徹底したマニュアル的なやり方は見方によっては滑稽に見えるようです。
---------- 【以下引用】 ----------
新型インフルエンザ対策をアメリカ人に爆笑される理由=為替王 2009/05/20(水) 09:11
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0520&f=business_0520_021.shtml
昨日、出張でアメリカから成田に着いたアメリカ人が、成田空港で見た新型インフルエンザ対策について、猛烈な勢いで感想を話してくれました。
「飛行機が成田に到着したら、水色の服と帽子をかぶった集団が10人くらい、でっかいゴーグルとマスクつけて、長靴はいて乗り込んできた。日本と間違えてアフガニスタンにでも着いたのかと思った。テロ集団の乗っ取りかと思った。」
「全員毒ガスマスクのようなものをつけていた。日本人は頭がおかしくなったのか?」
「1時間くらい飛行機で拘束された。勘弁してくれ。」
「全員にマスクが配布されてつけろと命令された。余計なお世話だ。」
「大阪で新型インフルエンザが広まっていて医者が不足していて大変なパニックになっていると脅された。本当なのか?」
「トイレに行こうとしたら、同じ飛行機でアメリカから来た日本人が、“なにをやってるの!マスクをつけなさい!”とおばさんに注意されたそうだ。君の国は、本当に何がどうなったんだ?」
「変なカメラで全員チェックされた。まるで病原菌扱いだ」
「まるで、映画のワンシーンのようだ。日本中でこのようなコメディが繰り広げられているのか?」
「出張が多いという近くにいたアメリカ人にも聞いてみたが、こんな奇妙な国は初めてだといっていた。ちなみに我が国(アメリカ)では新型インフルエンザで死者も出ているが、こんな騒ぎは一切ない。テレビでもやってない。」
「ただ。。。アメリカの私の地元でも、マスクで防備している人はいるんだが。。。どうも日本からやって来た日本人だけがマスクをしてるようなんだ。マスクをつけてる人を見たらそれは日本人だってちょっとした笑いものになっている」
「私も含めてアメリカ人はみな、もらったマスクをどう処理すべきか困っていたよ。私はもう捨てたけど。」
「まさか、日本は税金でこんなことをやっているのか? 日本人はこのように税金を無駄遣いされて怒らないのか? なんて心が広いんだ。」
「しかし、これは本当に有能といわれている日本の官僚が考えた新型インフルエンザ対策なのか? 本当に信じられない。」
以上が、アメリカ人の率直な意見です。
最後に、アメリカ人の彼はこう白状しました。
「私はビジネスクラスでやってきて、そこにいたのはほぼ全員アメリカ人だったが、最初はみんな我慢していたんだが、途中からみな我慢できなくなった。なにがかって? 別に我慢できなくなって怒ったわけではないぞ。みんな我慢できなくなって爆笑したんだ。あれはもう笑わずにはいられない。私も今年一番大笑いさせてもらったよ。」
「ごめんよ。私も君の事は好きだが、こんな日本の対応には爆笑せずにはいられなかったんだ。あっはっは。いま思い出しても笑いが止まらないよ。はっはっはっ、ごめんごめん。」
「私の近くの座席にいたのはジャーナリストかもしれないが、彼は写真を撮っていた。気の毒だが、この日本の滑稽なシーンが世界中に配信されるかもしれない。」(執筆者:為替王)
---------- 【引用ここまで】 ----------
結果として弱毒性だったから対応の徹底振りが喜劇にも見えるかもしれませんが、次に強毒性のインフルエンザが襲ってきたことを考えると、良い練習になったのではないでしょうか。
まあ「笑わば笑え」でしょうかね。危機管理は「やりすぎだ!」位の対応をしないと、世間は納得しないものですから。
最初から強毒性が襲ったらどうだったか、ということを考えると、世界標準の対応はそれでよいのか、と思います。インフルエンザ対策のどこまでが自己責任でどこからが社会としての対応なのかは、国民性や文化、医療水準によって随分違いそうですね。
そうそう、マスクの不足している関西方面に台湾からプレゼントがあったそうです。
---------- 【以下引用】 ----------
「大地震の時のお礼にマスク」台湾から兵庫・大阪へ 2009年5月21日5時34分
http://www.asahi.com/national/update/0521/OSK200905200151.html
台湾から寄贈されたマスクが入った段ボール箱を県災害対策センターに運び入れる職員=20日午後、神戸市中央区、西畑志朗撮影
新型インフルエンザの感染が広がる兵庫県と大阪府に20日、台湾当局がマスク計20万枚を贈った。99年の台湾大地震の際、兵庫県から職員の派遣や義援金約2億8千万円を受けたことへの「お返し」という。計200万枚が届くことになっており、両府県は配布先を検討する。
神戸市中央区の県災害対策センターには20日夕、マスクの入った段ボール箱100個が到着した。台北駐大阪経済文化弁事所の黄諸候所長は「台湾は新型肺炎でとても苦しい経験をしたので、いち早く届けたかった」と話した。
---------- 【引用ここまで】 ----------
困ったときの友人は真の友人です。
アサヒがこれを書いたのはちょっと驚き
一方で、水際で防ぎきるのは半ば無理だろうと思っていた人も多いと思いますが、水際作戦を標榜した政府の対策は、徹底したやり方を貫かざるを得ませんでした。
しかし、その徹底したマニュアル的なやり方は見方によっては滑稽に見えるようです。
---------- 【以下引用】 ----------
新型インフルエンザ対策をアメリカ人に爆笑される理由=為替王 2009/05/20(水) 09:11
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0520&f=business_0520_021.shtml
昨日、出張でアメリカから成田に着いたアメリカ人が、成田空港で見た新型インフルエンザ対策について、猛烈な勢いで感想を話してくれました。
「飛行機が成田に到着したら、水色の服と帽子をかぶった集団が10人くらい、でっかいゴーグルとマスクつけて、長靴はいて乗り込んできた。日本と間違えてアフガニスタンにでも着いたのかと思った。テロ集団の乗っ取りかと思った。」
「全員毒ガスマスクのようなものをつけていた。日本人は頭がおかしくなったのか?」
「1時間くらい飛行機で拘束された。勘弁してくれ。」
「全員にマスクが配布されてつけろと命令された。余計なお世話だ。」
「大阪で新型インフルエンザが広まっていて医者が不足していて大変なパニックになっていると脅された。本当なのか?」
「トイレに行こうとしたら、同じ飛行機でアメリカから来た日本人が、“なにをやってるの!マスクをつけなさい!”とおばさんに注意されたそうだ。君の国は、本当に何がどうなったんだ?」
「変なカメラで全員チェックされた。まるで病原菌扱いだ」
「まるで、映画のワンシーンのようだ。日本中でこのようなコメディが繰り広げられているのか?」
「出張が多いという近くにいたアメリカ人にも聞いてみたが、こんな奇妙な国は初めてだといっていた。ちなみに我が国(アメリカ)では新型インフルエンザで死者も出ているが、こんな騒ぎは一切ない。テレビでもやってない。」
「ただ。。。アメリカの私の地元でも、マスクで防備している人はいるんだが。。。どうも日本からやって来た日本人だけがマスクをしてるようなんだ。マスクをつけてる人を見たらそれは日本人だってちょっとした笑いものになっている」
「私も含めてアメリカ人はみな、もらったマスクをどう処理すべきか困っていたよ。私はもう捨てたけど。」
「まさか、日本は税金でこんなことをやっているのか? 日本人はこのように税金を無駄遣いされて怒らないのか? なんて心が広いんだ。」
「しかし、これは本当に有能といわれている日本の官僚が考えた新型インフルエンザ対策なのか? 本当に信じられない。」
以上が、アメリカ人の率直な意見です。
最後に、アメリカ人の彼はこう白状しました。
「私はビジネスクラスでやってきて、そこにいたのはほぼ全員アメリカ人だったが、最初はみんな我慢していたんだが、途中からみな我慢できなくなった。なにがかって? 別に我慢できなくなって怒ったわけではないぞ。みんな我慢できなくなって爆笑したんだ。あれはもう笑わずにはいられない。私も今年一番大笑いさせてもらったよ。」
「ごめんよ。私も君の事は好きだが、こんな日本の対応には爆笑せずにはいられなかったんだ。あっはっは。いま思い出しても笑いが止まらないよ。はっはっはっ、ごめんごめん。」
「私の近くの座席にいたのはジャーナリストかもしれないが、彼は写真を撮っていた。気の毒だが、この日本の滑稽なシーンが世界中に配信されるかもしれない。」(執筆者:為替王)
---------- 【引用ここまで】 ----------
結果として弱毒性だったから対応の徹底振りが喜劇にも見えるかもしれませんが、次に強毒性のインフルエンザが襲ってきたことを考えると、良い練習になったのではないでしょうか。
まあ「笑わば笑え」でしょうかね。危機管理は「やりすぎだ!」位の対応をしないと、世間は納得しないものですから。
最初から強毒性が襲ったらどうだったか、ということを考えると、世界標準の対応はそれでよいのか、と思います。インフルエンザ対策のどこまでが自己責任でどこからが社会としての対応なのかは、国民性や文化、医療水準によって随分違いそうですね。
そうそう、マスクの不足している関西方面に台湾からプレゼントがあったそうです。
---------- 【以下引用】 ----------
「大地震の時のお礼にマスク」台湾から兵庫・大阪へ 2009年5月21日5時34分
http://www.asahi.com/national/update/0521/OSK200905200151.html
台湾から寄贈されたマスクが入った段ボール箱を県災害対策センターに運び入れる職員=20日午後、神戸市中央区、西畑志朗撮影
新型インフルエンザの感染が広がる兵庫県と大阪府に20日、台湾当局がマスク計20万枚を贈った。99年の台湾大地震の際、兵庫県から職員の派遣や義援金約2億8千万円を受けたことへの「お返し」という。計200万枚が届くことになっており、両府県は配布先を検討する。
神戸市中央区の県災害対策センターには20日夕、マスクの入った段ボール箱100個が到着した。台北駐大阪経済文化弁事所の黄諸候所長は「台湾は新型肺炎でとても苦しい経験をしたので、いち早く届けたかった」と話した。
---------- 【引用ここまで】 ----------
困ったときの友人は真の友人です。
アサヒがこれを書いたのはちょっと驚き
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